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110話「全国大会 ~超激戦だぞ!⑥」

 上空でボカンボカン爆裂が轟く! 遠くにいても熱風が吹き付けてくるぞ!


 渦を巻く煙幕が晴れていくと、ジャオウとマイシが息を切らしながら向かい合っていた。共に衣服はボロボロ。

 ジャオウは全身に無数の邪気眼が開眼されていて、尚且つスパークに(ほとばし)る全身のエーテルに黒炎の余波を(まと)っている厨二をくすぐるカッコいい風貌。


「まさかこの全身邪気眼モード&二十頭黒龍装威と互角とはな……!」

「この灼熱の火竜王とやり合えるのも驚きだがなし……」


 マイシはロングに髪がモフモフに伸びていて、更に竜の両翼を象るように広がって白いラインが竜の翼の骨を描くように走っている。頭上の二本の逆立った髪の毛は四本に増え、それぞれに尖った角を表すような白いラインが走っている。

 更に『刻印(エンチャント)』のようにマイシの肌にウロコを模したような白いラインも走っていてカッコ良くて、ロマン心を(そそ)る。

 加えて六角系のウロコを模すようなスパークがバチバチと周囲に(ほとばし)っている。


 結論、ドラゴンはカッコいいっ!! うらやましいっ!

(筆者羨望(せんぼう)ダダ漏れ)



「貴様はこれで限界か……?」

「へっ! ほざきやがれし!」


 マイシは初歩から爆発するように超高速でジャオウへ迫る!


「邪凶滅殺拳! 獄炎・黒龍(こくりゅう)金蛟剪(きんこうせん)ッ!!!」


 なんとジャオウは左右に広げた両手から巨大な黒炎龍が「ギャオオオオン!!」と放たれ、それぞれマイシを包囲するように周り、二つの龍の頭が衝突し合った時に不可視の超斬撃が炸裂!! 遥か下の大地に一直線の亀裂が刻まれて、破片を巻き上げていった! だが!!


「かあああッ!! 火竜王のッ炸裂神滅剣(バースト・ラグナロク)ッ!!!」


 マイシの持つ刀を包む火竜王の衣が極大化して、それを振るう!!

 二つの斬撃が大空で爆ぜて、稲光と共に烈風が四方八方へと吹き荒れて激しい振動が大地を走っていく!!

「何ィッ!!」

 相殺された事にジャオウは驚愕するが、突っ込んでくるマイシを睨み!


「ジャオオオオオオオオッ!!」

「かあああああああああッ!!」


 二人の鬼気迫る形相で、更なる猛攻をぶつけ合って断続的に轟音と振動が広がり続けていった!

 縦横無尽と空を駆け抜けながら、あちこち衝突を繰り返していく!

 お互い一進一退の攻防を繰り広げ、その均衡は崩れぬまま激しい格闘を展開し続けていった!


 ガガッガガッガガガガッガッガッガガガッガッガッガガガッガ!!


 一撃を食らわせれば、逆に一撃を貰う! その度々血飛沫が舞う!

 (たか)ぶる互いは高次元オーラを纏いながら大空を所狭しと暴れまわっていく! (らち)()かないとジャオウは息を切らしつつ、全身全霊の必殺技を繰り出す!!


「消し飛べーッ!! 邪凶滅殺拳! 獄炎・百頭(ひゃくず)黒龍翔破(こくりゅうしょうは)────ッ!!」


 なんと百匹もの黒炎龍が大空を覆い尽くすように天翔(あまかけ)る!!

 対し、マイシは全身からフォースを昂ぶらせ剣をグッと構える!!


「火竜王のッ、炸裂焔嵐剣バースト・フレイムストームッッ!!」


 全身全霊の炸裂剣(バーストソード)の嵐を見舞い、天地揺るがすほど爆裂の連鎖が咲き乱れ続ける!!

 百の黒龍と!! 爆裂の花畑が!! 乱雑に激突し合う!!!


 ズガガガガガガガガガガガガガッッ!!


 互い押し切れず均衡してて、最後爆ぜた爆風で吹っ飛ぶ二人は苦い顔!

 ジャオウは「ならばッ!!」と差し出した両手を上下に重ねた(ありがちな構え)で、燃え盛る黒龍を纏う。その開かれた口から輝きが溢れ出す!


「邪凶滅殺拳! 獄炎・黒龍(こくりゅう)滅殺砲(めっさつほう)ッ!!!」


 マイシも負けず、仰け反りつつ息を吸いながらフォースを体内に溜め込み、前屈みに顔を突き出し開いた口から膨大(ぼうだい)奔流(ほんりゅう)を放射!!


「火竜王の爆裂波動砲(バーストキャノン)ッ!!!」


 互い膨大で極大な光線を撃ち合った────────ッ!!


 ズオッッ!!!


 な、な、なんと!! 大空が輝くかのように大爆裂で爆ぜ、広々と超高熱プラズマが撒き散らされて全ての大地を焼き尽くしていった!!

 凶悪な灼熱が全てを蹂躙(じゅうりん)し、跡形もなく溶解していくほどの勢いだ!

 マジンガたちもオレたちも、敵味方関係なく巻き込んで覆い尽くしていく!!

 押し寄せてきた超高熱プラズマで、カイガンは一瞬で蒸発(じょうはつ)! じゅっ!


 オレは「やべぇッ!! 攻撃無効化ッ!!」と突発的に掌をかざした!


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………ッ!!!




 現実世界のモニターは真っ白に映り、絶え間ない轟音と振動音が響き渡っている。ゴゴッ!


 観戦客はポカ────────ンと青ざめながら唖然(あぜん)としてしまった。

 例の空間結界(リージョン)使いはゾーッと青ざめて「マイシ遅刻してて良かった……!」とブルブル震えていたぞ。


 結論、ドラゴンすげー強くてヤバい! でもカッコいい! 裏山(うらやま)

(by筆者)



 濛々(もうもう)と立ち込める灼熱の余韻(よいん)……。なおも超高熱は(とどこお)っていた。

 その左右からボンッと何かが抜け出して、それぞれ地面に激突してズガガガガッと岩盤を裂き続けながら向こうにまで滑っていってドゴォンと煙幕を噴き上げた。

 恐らくジャオウとマイシだな。


 それを見届けたオレとヤマミはキョロキョロ見渡す。


「ひょえ~! もう焼け野原だ……」

「ってか暑い…………!」


 真っ黒に(すす)けた大地に赤く(にじ)む亀裂があちこち走っている。所々火の手が上がっている。陽炎(かげろう)のように辺りの風景は(ゆが)んでいる。そして上空は黒煙混じりに灼熱に滲む雲……。

 普通の人間だったら体液が全て蒸発してミイラになっちゃうぞ。つか息をするだけで肺が燃えそう。


 じりじり暑いで済ますオレとヤマミは人外だなぁ……と。

 ってかドラゴン同士が争うと滅亡兵器が炸裂したみたいな感じになるのかぞ……。


 結論、ドラゴン同士を戦わせるな! あと混ぜるな! 超危険!

(by筆者)



 するとジャオウとマイシが吹っ飛んだ辺りから噴火のようにボガーンと飛沫と破片を巻き上げ、その二人が飛び出す。クルクルと宙返りしながら飛んできて、オレの目の前に着地!


 共にボロボロで肌の露出が増えている。対峙し、訝しげな顔で睨み合い……。

 ジャオウはともかく、マイシは女性なので肩半分から衣服が広く破けててブラがあらわになった半半裸(謎造語)で、スカートも破けてて白いパンチラが微かに見える。(マイシだから色気皆無)

 下着は少々汚れているものの至って形は無事で、バトル漫画にありがちな頑丈さを再現していたぞ。


 これでマイシも男だったなら、半裸で筋肉隆々(りゅうりゅう)を出せたものを!

 変に女性にしたから、中途半端にそんなカッコせざるを得なかったのだ────っ!!

(筆者の観点モロ出し脱線文)


「ジャオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」

「かあああああああああああああああああッ!!!」


 大気をビリビリ震わせるほどの二人の咆哮が(つんざ)く!

 大地を震わせながら、烈風がブオッと吹き荒れていって破片を押し流していく!


「「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!」」


 結論、ドラゴンはよく吠える! そしてうるせぇ!! ドン!

(by筆者)

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