199話 殺戮ショー
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
僕らはイマーシブフォート・カイダってところに来ている。
デジマスの世界にまるで入ったかのような錯覚を起こす、そんなアミューズメント施設だ。
「それにしても、すごいわね。建物もデジマス本編のものそっくりだし。キャストの服装だって、キャラクターたちが着ていたようなものだし」
みちるがキョロキョロと周りを見渡す。
確かにどれもすごいクオリティだ。
「お金かかってるわねぇ」
「そうだねえ」
二人で歩いていると……。
「動くな!」
「え? きゃっ」
ガンマン風の男がみちるに拳銃を向けてくる。
「え、え、なに!?」
「落ち着いてみちる。スタッフさんだからこの人」
「あ、あ、な、なるほど……」
スタッフがいきなりみちるに拳銃を突きつけながら、近づいてきた。
「そこの女、こっちへ来い」
「え、やだぁ! 助けてよ勇太ぁ!」
本気で泣いてるみちる。
「大丈夫偽物だから。それに、多分これイベントだから」
「イベントぉ?」
施設の中央には大きな広場があった。
広場にはステージがあり、みちると同様に、スタッフに拉致されたお客さんたちが居る。
「これから殺戮ショーが始まる! おまえたちは人質だ!」
「ひぃ! 殺戮ショー!?」
だから、イベントだってば。
でもみちるは本気でおびえていた。
「あの、僕も人質として連れてってくれませんか?」
一人きりだと心細そうだしね。
「なんだ貴様らカップルか! おまえもこっちにこい!」
「はーい」
僕らはステージへと連れて行かれる。
「ゆ、勇太これほんとにイベントなのよね……?」
不安そうなみちるの手を握って、安心させるように笑いかける。
「そうだよ。客を巻き込んでのイベントショーさ」
「でも殺戮ショーって……」
「そういうコンセプトだから」
「あ、そ、そっか……」
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