表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第5章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

163/236

163話 白馬先生、結婚するってよ

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 クリスマスに騒動はあったけど、その他については、概ね穏やかに年末は過ぎていった。

 そして、一月一日。


事件は初詣をみちるとこうちゃん、そして芽衣さんの四人で行ってきて、一息ついたタイミングで起きた。(アリッサと由梨恵は忙しくて帰ってきてない)


 ピコン♪


「ん? ラインだ」


 僕、上松あげまつ 勇太は、自宅でゲームをしていた。

 隣にはこうちゃんが座ってる。


『うぉおお! ガトリングガン! ガトリングガン! ジャベリンジャンプで回避からのガトリングガン!』


 古いゲームを二人で対戦してる。

 

『ひゃっはー! こうちゃんのかちぃ! またかってしまうたなぁ! がはははは!』


 こうちゃんは僕を一切容赦なくボコって、ご満悦の様子だ。

 まあもう別にあんま気にしない。この子、こういう子だからうん……。


 それよりラインだ。

 誰だろう……?


「あれ? 白馬先生?」


 白馬王子。

 僕と同じ、ラノベ作家だ。


『神作家はラノベ家作家物だって、みんな覚えてる? 覚えてるぅ?』


 白馬先生……どうしたんだろ?


 たしか白馬先生、日付が変わった瞬間に、新年の挨拶のライン送ってきたんだけど……。

 まだ何かようじでもあるのかな?


【我がライバルよ。明日はお手すきだろうか】


 明日……。


『さぁこうちゃんともう一戦! 少し手ぇ抜いてあげよっか? んんぅ? 違法パーツつかってもいいよぉ? んんぅ?』

「えー、と、こうちゃんとゲームするくらいで、特にすることはないですよっと」

『こうちゃんとゲームするっていう最重要タスクがあるでしょ!?』


 ぶーぶー、とこうちゃんが頬を膨らませてる。


「こうちゃん、仕事は?」

『まったく手ぇ付けてませんが?』


 多分まったく手をつけてないんだろうなぁ……。


「怒られる前にやった方が良いと思うけど」


 といちおう言っとく。


『へへーん、こうみさやま氏は、ちょーゆーめーな神絵師ですぞぉ? VTuber、ワインの兄貴のママとして、知名度はもはや世界レベル! そーんな、世界れべーるな絵師をしかれる人材が、この世におるぅ?』


 多分調子のってるんだろうと思う。

 まあ、多分すぐに……。


「こーちゃーん、仕事しーまーしょー」


 部屋のドアが開いて、芽衣さんがニコニコしながらあらわれる。


『山姥ぁああああああああああああああああああああ!』


 こうちゃんが僕の背後に隠れる。


『神ガード!』

「はいはい、こうちゃん仕事しようね」


 僕が立ち上がって、こうちゃんを芽衣さんに渡す。


「ゆーくんどうしたの?」

「ちょっと電話」


 白馬先生に、明日のこと聞こうと思ったのだ。

 

「さー、こうちゃん先生? 仕事しないとだめでしょ~?」

『ちょ、元日から働かせるなんて! ろーき! ろーきにうったえるぞぉ!』

「え? バリバリ仕事しますおまかせください? たすかるぅ! じゃあ仕事しようね♡」

『鬼ぃいいいいいいいいいいいいいいい!』


 で、こうちゃんが叫んでいるのをよこめに、僕はリビングへ行く。

 みちるはどうやらお買い物行ってるらしく不在だった。


 僕は白馬先生にライン通話する。


 p


『やあ、我がライバル』

「先生、あけましておめでとうございます」


 ワンコールで出るなんて、すごいや。


『あけましておめでとう、今年こそ君に勝つ!』


 新年一発目からライバル宣言。

 僕は先生の、こういうとこ……好きなんだよなぁ。


「あれでも、なんか医療物の本、すごいウケてるんじゃあなかったんでしたっけ?」

『ああ、我が友と作った本が、おかげさまで好調でね、ファンのみんなと、我が友のおかげさ』


 友……そういえば編集者の親友がいるって前に言ってたなぁ。


「それでその、どうしたんです? 元日の深夜にあけおめラインも送ってきたのに、今になってラインするなんて」


 用事があるならそのときに、ラインすれば良いのに。

 

『ふふ、夜中に長いラインしたら、迷惑だと思ったのさ』


 さすが紳士。

 かっこいい!


『少し長い話になりそうなんだ。今時間いいかな?』

「もちろん! で、どういうお話なんです?」


 ふむ、と一拍おいた後……。


『実は私、今度結婚することになったのだよ』


 ……。

 …………。

 ……………………はい?


「え、えええええ!? 白馬先生が、け、けっこおん!?」


【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『美人な悪魔のお姉さんたちが、僕を世界最強の陰陽師に育てようとする~魔法の才能がなくて追放されたけど、陰陽術の才能は凄かったと、今更気づいてももう遅い〜』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://book1.adouzi.eu.org/n9720ij/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

★新連載です★



↓タイトル押すと作品サイトに飛びます↓



『キャンピングカーではじめる、追放聖女の気ままな異世界旅行』

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ