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【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第4章

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140話 助っ人



 僕、上松あげまつ勇太は、新しい彼女の佐久平さくだいら芽衣さんのおうちにやってきてる。


 彼女と同棲することになったので、引っ越しにと思ったのだが……。


「ええ、っと……この大量の荷物は……?」

「あ、あは……♡ ごめん、ゆーくん。忙しくて、全然引っ越し準備できてなくって……」


 家の中が、汚い……!

 とにかく物であふれている。洋服とか、アマゾンの段ボールとかが、めっちゃおいてある!


あと下着とかも。え、えっちな下着だなぁ……じゃなくて!


「と、とりあえず助っ人は呼んで置いたから」

「助っ人?」


 ぴんぽーん……。


「だれかしら、はーい」


 ぱたぱた、と芽衣さんが玄関へと歩いて行く。てゆーか、あの足の踏み場のないとこ、よくあるけるなぁ。


 がちゃ。


『どうも、読者の皆様。こうちゃんだよ★』


 そこにたっていたのは、イラストレーターのみさやまこう。

 なんかカッコいいポーズを決めて立っていた。


「あれ、こうちゃん? 何してるの?」

『NEWヒロイン参戦で、ただでさえ神作家では影が薄いこうちゃんなので、アピールしようと思ってはせ参じた次第』


 きらん、とこうちゃんが目を輝かせていう。

 ロシア語だったので、多分あんまり意味は無い。


「失礼しやす」


 ぬぅ、と入ってきたのは、贄川にえかわ次郎太じろうたさん。 

 アリッサのお手伝いさんだ。


「若に呼ばれて、手伝いに参りました」

「ありがとうございます! 助かります!」


 次郎太さんは色々と手際良いし、役に立ってくれそう。

 僕がここにくるっていったら、アリッサが次郎太さんを派遣してくれたのだ。


「で、こうちゃんはどうして?」

『それには深い理由がある。とても一言では言いあらわせない、だがあえて一言で言うのならば!』

「じゃ、引っ越し始めましょうか」

『ああーん、かみにーさまのいけずぅ。ほんとはひまだったからだよぅ』

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★新連載です★



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『キャンピングカーではじめる、追放聖女の気ままな異世界旅行』

― 新着の感想 ―
[良い点] 使える方のターミネーター!次郎太!!!(三郎ならパンツのとこいってシバかれてましたね)
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