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【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第4章

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135話 女子チームの反応



 僕、上松あげまつ勇太は、編集である佐久平さくだいら 芽衣さんから告られた。


 どうすればいいのか迷って、声優の由梨恵に相談したところ……。

 つきあっちゃえばいいじゃん! ということだった。


 なので、付き合います……! って幼なじみのみちるに宣言したところ……。


「どうしてこうなった……」


 僕が買った家のリビングにて。

 フローリングの床に正座させられている、僕。


 僕の目の前には鬼の形相で仁王立ちする、幼なじみのみちる。


 ソファに座るのは、有名歌手の金髪の美女アリッサ。

 そして銀髪のロシア人美少女、イラストレーターのみさやまこうちゃん。


『どうも、最近別作品に顔出してばかりで、神作家ではお久しぶりなこうちゃんです』


 こうちゃんはロシア語でたまに変なことを言うけど、大抵は意味の無いことなのでスルーする。


『VTuberのほうばかり毎日更新してるけど、神作家もちゃんと続けますよ。コミカライズ1巻好評発売中! え、漫画版にはこうちゃんが出てない? なん……だと……』


 なんかこうちゃんがロシア語でめっちゃしゃべりまくっている。なんだろう……まあ多分意味の無いことだろうけど。


「にぎやかだねー」


 こうちゃんを膝に乗っけてるのは、声優の由梨恵。

 彼女はずぅっとニコニコしてる。


「で? 釈明は?」


 その一方で怒り心頭なみちるが、僕をぎろりとにらみながら訊ねてくる。


「しゃ、釈明も何も……僕、芽衣さんのこと好きなんだ」

「ふ、ふぅうん……それで?」

「由梨恵に相談したら、全員と付き合っちゃおうって」

「どうしてそこで由梨恵に! よりにもよって頭ゆるゆる女子に相談するのよっ!」


 だむだむ! とみちるが足踏みする。

 あ、頭ゆるゆるって……。


「みちる、それ暴言じゃ……」

「はい! 私頭ゆるゆるです!」


 笑顔で手を上げる由梨恵。い、いいんだ……いいのか……まあ、本人がいいならいいか。


「あ、あんたらはいいわけ? アリッサにおちび」


 みちるが二人に尋ねる。


「……わたしは、ユータさんのおそばにいられるのでしたら、女の子が増えても別に」


『由梨恵氏の発言は、神作家2巻のサブタイトルですね。みんな買ってくれた?』


 こうちゃんもロシア語で何か言ってるけど、まあ多分OKって言ってる気がする。


「あんたら……いいの?」

「うん!」「……ユータさんが決めたことでしたら」『こうちゃんを養ってもらえるならば』


 みちるだけが、反対してるようだ。


「みちる……」

「ごめん……勇太、少し……一人にして。頭整理するから……」


 ふらふら、とみちるだけが部屋を出て行く。

 

 いきなりすぎて、頭が追いつかなかったのかな……。


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★新連載です★



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『キャンピングカーではじめる、追放聖女の気ままな異世界旅行』

― 新着の感想 ―
コウちゃん日本語話せよ! 会話する気あるの?
[一言] これ本来ならハーレム要員の1人くらいは脱落しても不思議じゃないですよね。 なんか勇太がハーレムに対して罪悪感がなくなってきたというか読んでいてこれって異世界ハーレムモノだっけ?と思いました。…
[良い点] まぁ真人間はみちるだから…
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