表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第4章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

128/236

128話 いつも貴女が支えてくれたから

【★おしらせ】

神作家2巻が、9/14に発売します!


挿絵(By みてみん)


予約始まってます!よろしくお願いします!

https://www.sbcr.jp/product/4815613389/



 僕の担当編集、芽衣さんが過労で倒れた。

 それは彼女の大好きなおばあさんが、入院したことが原因だったらしい。


 自分の中ではここに残りたいという気持ちと、おばあさんの居る田舎に帰りたい、その気持ちが衝突して……。


 頭の中がごちゃごちゃになって、それを紛らわせるために、がむしゃらに仕事した。その結果たおれてしまったんだ……。


「せ、せんせい……?」

「芽衣さん。つらかったんだね。ごめんなさい。気づけなくて」


 この問題はぽっとでてきたわけじゃない。

 兆候はあったはずなんだ。


 でも……僕は気づけなかった。ずっとそばにいたはずなのに。


「別に……先生は関係ないし……」

「関係なくないよ。だって芽衣さんは僕の大事な人だもん」

「せんせ……」


 泣いてる芽衣さんなんて、見てられなかった。

 いつだって笑顔で、僕を支えてくれる彼女。


 いつもみたいに、笑っていてほしいから。


「芽衣さん。今度から、つらかったらそう言ってください。僕も……力になります」

「……どうして?」


 芽衣さんが弱々しく言う。いつもだったら、大丈夫だからと気丈に振る舞う彼女が。

 僕にすがろうとしている。それくらい参ってるんだ。


 でも僕はその手を振り払わない。


「貴女がいつも支えてくれてたから、今度は、僕が支えるんだ」


「うぐ……うう……せんせぇ……」


 涙を流しながら、芽衣さんが僕に抱きつく。僕はしばらく、彼女を抱きしめて、頭をなでてあげたのだった。

【★☆★とても大切なお知らせ★☆★】


新作投稿しました!

タイトルは、


『神眼持ちの【獣医令嬢】は破滅を回避し田舎で静かに暮らしたい〜バッドエンドな未来を回避するため、辺境で町医者はじめたら、何故か獣の国の王子様と神獣モフモフたちから溺愛されてます〜』


ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://book1.adouzi.eu.org/n2951hv/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

★新連載です★



↓タイトル押すと作品サイトに飛びます↓



『キャンピングカーではじめる、追放聖女の気ままな異世界旅行』

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ