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【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第4章

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126話 惑う、編集

【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 僕、上松勇太はラノベ作家。

 

 担当編集の芽衣めいさんが、僕を家まで送る途中で倒れてしまった。


 ベッドに寝かしてると、目を覚ましてくれた。どうやら過労だったらしい。


 おなかがすいてるようだったので、僕はおかゆを作ってもってきた。


「はい、芽衣さん。おかゆです」

「……ごめんなさい、先生。ご飯作ってもらっちゃって」


「いいんですよ。食べましょう!」


 ベッドから半身を起こす芽衣さん。


 額に汗を搔いている。寝て少し快復したとはいえ、まだ熱は下がってないみたいだ。


 僕はお盆を芽衣さんの膝の上に載せる。

 土鍋をあけると、ふわっと湯気が部屋に広がる。


「わ……おいしそ」

「卵がゆです。みちるに習いました」


「へえ……ほんと、おいしそ」

「はい、じゃ、あーん」


「ぇ?」


 僕がレンゲですくって、芽衣さんにつきだす。


 芽衣さんは目をむいて、ふるふると首を振る。


「い、いやいや……悪いですよ」

「だめ。だってまだ芽衣さん体調が悪そうなんだもん」


「え、ええー……で、でも担当作家さんに、そこまでしてもらうのは……」


「? なんで」

「な、なんでって……」


 困惑してる芽衣さんに、僕は言う。


「いつも芽衣さんには迷惑かけっぱなしだし」

「そ、そんな……迷惑なんて」


「ううん。だって僕、作家業のこと、なーんもしらないでしょ?」

「あ、それはそうですね」

 

 そこだけ真顔でうなずかれてしまった!


 まあ、しょうがない。事実だし。


「小説書くくらいしか能のない僕を、ずっと支えてくれてるじゃないですか。芽衣さんがいなかったら、僕の作品は本になってない。映画にも成ってない。たくさんの人に知ってもらえていない。芽衣さんのおかげで、作品がたくさんの人の手に渡ってるんです。あなたのおかげです」


「先生……」


「いつも、思ってたんです。申し訳ないって。そりゃ、仕事ですからって言われたらそこまでですけど。でも……言いたかったんです。いつもありがとうって」


 ぽろ……と芽衣さんが涙をこぼす。


 え、ええ!? ぼ、ぼく何かしちゃった!?


「ご、ごめんね先生……なんか、じーんときちゃって……今……すごい……うれしくて……」


 芽衣さんがぽろぽろと涙を流す。


 何か、つらいことがあったんだ。大人の人でも、つらいときはなくもんね。


「とりあえず、ご飯食べましょ。それから……はなし、聞きますから」


【★とても大切なお知らせ】


新作投稿しました!

タイトルは、


『天才錬金術師の私は気ままに旅する~世界最高の宮廷錬金術師、ポーション技術の衰退した未来の世界に転生し、無自覚に人助けをしていたら、いつの間にか聖女扱いされていた件』


ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://book1.adouzi.eu.org/n7910hu/

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★新連載です★



↓タイトル押すと作品サイトに飛びます↓



『キャンピングカーではじめる、追放聖女の気ままな異世界旅行』

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