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無気力男子高校生の俺は、今日も深窓の令嬢との関係をまことしやかにささやかれる〜クールぶってる美少女の化けの皮を剥いでから、なぜか付き纏われている気がするんだが〜

作者:Astlia
「善行なんて、気分が乗った時にやるくらいでいい」

 新学期の朝、捻くれた性格で毎日を無気力に生きていた男子高校生の天城遊利はそんな皮肉を呟きながら、重そうな荷物を抱えるお婆さんに手助けをし、朝礼に遅刻しそうになっていた。

 新学期初日から遅刻して悪目立ちするのは流石に避けたいと考えながら教室へと向かうが、そんな遊利の心配は呆気なく杞憂に終わることとなる。

 遊利が教室に入ると、教室はある一つの話題で持ちきりだった。それは学年1の美少女と囁かれる「深窓の令嬢」と同じクラスになれたということ。

 この時の遊利は、自分には関係のないことだと気にも留めていなかったが、翌日ある出会いをきっかけに「深窓の令嬢」の“素の姿”を知ってしまう。クールで気品ある完璧美人の仮面を外した彼女は、思いのほか人間味があり……ちょっと抜けていた!?

 秘密を知られたことで、なぜか彼女から付き纏われるようになり、
「天城くん、私のこと……誰にも言わないでね?」
「いや、別に言うつもりないけど……」

 いつの間にか二人の関係は、周囲の生徒たちに“まことしやかに”噂され始めていく。そして、ありもしない恋が、ゆっくりと現実になっていく。

 クールな令嬢の“化けの皮”を剥いでしまった無気力男子と、完璧であろうとする不器用な美少女の、勘違いだらけのスクールラブコメディ。

──清々しいくらい恥ずかしい青春が、今、始まる。
プロローグ
2025/10/27 17:00
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