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16話 勇者と魔王の実力確認

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 白崎零(勇者)

HP 7500/15400 

MP 9400/18900


固有魔法 夢の世界(シープ・ワールド)


使用可能魔法 

 炎魔法 水・氷魔法 風魔法 土魔法 雷魔法

 光魔法 回復魔法 防御魔法


スキル

 千里眼 飛行 索敵 気配感知 気配遮断

 契約召喚 状態異常無効 精神状態無効 

 自然回復 MP自然回復 身体強化 結界作成 

 創造作成 収納庫 防音 共鳴 聖眼 

 精神統一 鑑定 投影


使用スキルポイント 1200

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


先に俺がステータスを出して、今の俺がどうなってるのかを確認した。

まず勇者というのは変わりない。

HPやSPに至っても、特に変化はなかった。

ちなみに普通の魔術師は俺のステータスよりも1/10くらいなので、俺のこのステータスは異世界では最強クラスになる。


「ステータスにの変動はなし。変わったとするなら、“夢の世界(シープ・ワールド)”が固有魔法に含まれたくらいか。」


「ここまでステータスやスキルがあると、私が負けたのも納得できるね。」


「そっちはどんな感じだったんだ?」


「私にステータスなんて存在しなかったよ。魔王であるせいでなかったから、実力がどうだったのかはわかんなかったよ。」


「そうだったんだ。」


魔王になったらステータスは消滅するのか?

それとも女神が存在させないようにさせてたのか?

まぁどっちにしたって、俺があの時真莉亜に勝てたのに変わりはないからな。


「という事は、今の真莉亜は人間になったから、今はステータスを見れるんじゃないのか?」


「もしかしたら見れるかもね。よし、やってみよう。」


真莉亜も俺と同じ感じでステータスを表示させてみた。

そしたらステータスが表示されて、真莉亜の実力を見る事ができた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 神崎真莉亜(元・魔王)

HP 8700/15100 

MP 9600/20300


固有魔法 魔王権限(サタン・システム)


使用可能魔法

 炎魔法 水・氷魔法 風魔法 土魔法 雷魔法 

 闇魔法 回復魔法 防御魔法


スキル

 千里眼 飛行 索敵 気配感知 気配遮断

 獣魔召喚 魔眼 万能変化 創造作成 影移動

 共鳴 結界作成 身体強化 状態異常無効 

 精神状態無効 精神統一 自然回復 

 MP自然回復 鑑定 収納庫 武器錬成


使用スキルポイント 1300

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


見た感じ、俺と同じくらいだったのか。

人類最強と魔族最強のステータスは互角。

まぁそうでなきゃ、あの時長い闘いなんてできなかっただろうな。

ただ元・魔王って、その認識でいいのか?


にしても、ステータスは俺より少し多いくらいで、スキルの一部違うな。

上二つについては、別に俺より多くてもおかしくはないか。


「――――ん? “魔王権限(サタン・システム)”? なんだこれ?」


「私も初めて知った。固有魔法みたいだけど、こんなの知らなかったわ。」


「そっちはステータスが存在しなかったんだろ? だったら存在自体が初めて知ってもおかしくなねぇよ。問題は、これがどんな効果を持ってるかだ。」


こればかりは俺にも分かんない。

そもそも固有魔法というのは、人類の1割も持ってない希少な存在だ。

持ってても俺のような勇者か、各国の国王レベル。

真莉亜は実質魔王だったし、別に持ってもおかしくはない。

だからこそ分かんない。


「ちょっと怖いけど、俺の“鑑定”で確認してみるか。」


「あっ、だったら私も一緒に確認しようかな。ちょうど“鑑定”を持ってるし。」


「そんじゃあ、ご開帳させますか。“鑑定”…―――――えっ…?」


「どうしたの零君? “鑑定”…―――――えっ…?」


俺と真莉亜はお互いに持ってる“鑑定”を使って、固有魔法を確認した。

でもこれは、見ないほうがよかったと、後から後悔した。

何故なら、その固有魔法は――――――恐ろしい力を秘めていたからだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔王権限(サタン・システム)

魔王と選ばれた者だけが持つことができる固有魔法で、使用した場合、使用者と自身の配下になった者や仲間になった者の強化を2倍にして、自身が持つ魔法やスキルの一部をその者にも使用可能にさせることができる。

また、この固有魔法を使用した場合、半径100m範囲にいる敵を恐怖状態にさせることもでき、その者を強制的に自身の支配下にさせて無力化にすることも可能になる。

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この固有魔法……ぶっ壊れてやがる。

なんだこの何でもありの固有魔法、チートじゃねぇかよ!?

えーとつまり、これを使えば自分の仲間のステータスを2倍にできて、自分のスキルの一部が使用可能に。

加えて、半径100mにいる敵を強制的に屈服させて、支配下にさせて無力化にさせれると。


「壊れてるにも程ってもんがあるだろう…。」


俺は思わず頭を抱えた。

こんな固有魔法があの時使われてたら、負け確になっていたからだ。


ごめんなさい、さっき勝てたっていうの、撤回させてください。

やっぱ魔王つぇえっす。

勇者負けてます。

人類もしかしたら終わってました。


「俺の“夢の世界”もぶっ壊れ性能だけど、お前のこの“魔王権限”もかなりぶっ壊れた性能だな…。」


「正直、この存在知ってなくてよかったって思ってるよ。」


お互いに唖然としていると、俺はある事を思い出した。


「そういえば道中であった魔王幹部はそこまで強くなかったけど、城の中にいた幹部や魔物はかなり強かったな。……もしかしてこれがあったから、やたら手こずることが多かったんじゃないかな?」


「多分そうかもね。私もふと思い出してみたけど、配下にさせていった魔物たちってやたらと素直に指示を聞いてたし、裏切った幹部たちがあっさり零君に倒されたのを聞いてたけど、もしかしてこれがあったから私の部下って強かったってことだよね。」


「魔王城が範囲内にあったからかもな。それでステータスが底上げされてたんだな。」


今思い返せば、俺も真莉亜と戦ってた時、隙を見てはポーションとかアイテムを使って互角にしてたっけな。

もしかしなくても、勝てたのは運がよかったのかもな。

そうじゃなきゃ、俺は地球に帰れないまま死んでたかもしれないし。


「まぁすべて終わったことだし、これは知らなくてもよかったかもね。もし知ってたら、私の目的は果たされなかっただろうし。」


「目的? 目的ってなんだ?」


「これが終わったら全部話すよ。それより、マニュアルと手紙はどうするの?」


あぁそうだった、これがあったな。

すっかりステータスに意識が行ってしまってて忘れてた。


さて、どっちから読むべきか。

正直どっちでもいいけど、そろそろクリスタルの正体も知りたいし、先にマニュアルから見るべきか?

いや、手紙のほうがいいか?

手紙には俺と真莉亜が魔法が使える事情が書いてあるかもしれないし、そっち優先にしたほうがいいな。


「よし、まずは手紙からいくか。」


「あれ、てっきりマニュアルから先かと思ったけど、手紙(そっち)から先なの?」


「あぁ。マニュアルは最悪あとからでもいいし、手紙のほうがないか重要なことが書いてあるかもしれないからな。特に俺たちが地球で魔法が使える理由とか。」


「?………あっ、そういえばここ地球だった。」


ちょっと魔王さん?

ここ異世界じゃないんですよ。

俺と過去のあなたの住んでた日本なんですよ。

ずっと異世界に居りすぎて忘れませんか?

今日ずっとショッピングモールでデートしてたんですよ。


「お前……忘れてどうするんだよ。」


「あはは……ごめんごめん、長い間魔王やってたから感覚がそっちになってたわ。」


「頼むからバレないようにしてよ。やらかしたら今の生活が出来なくなるんだから。」


「ヴッ……き、肝に銘じておきます。」


まったく頼むよホントに。

明日軽くその部分についても話し合いをしたほうがいいな。

俺の精神が持ちそうにないからな。

少しでも安心したい。


「さて、本題の手紙を読むか。」


俺は律義に封筒に入れてあった手紙に手を伸ばして、中にあった紙を取り出して読んだ。


『レイさんへ


 この手紙を読んでいるときには、もうこの家の中

 を見ていることになっているでしょう。

 どうですか?私が監修のもと、神徒たちに頼んで

 造ってもらった新築の家の出来具合は!

 

 レイさんのために造った家が不便にならないよう

 、あらゆる機能をてんこ盛りにして、まったく困

 らないようにさせた家なので心配はないと思われ

 ます。


 正直他の女神からもやりすぎではないかと言われ

 ましたけど、レイさんがどれだけ頑張ったかを見

 せてあげたら反対してくる女神もいなくなり、し

 まいには他の女神からも協力してもらったりする

 感じになったのでかなりすばらしいことになって

 いると思われますよ! 

 

 あと一緒においてたマニュアルはもう読まれまし

 たか?

 メールでは言えなかったことなどが多くあったの

 で、私直筆の元、簡単に『夢の世界』の機能をま

 とめた感じにさせているので、そちらのほうもち

 ゃんと読んでおいてください。

 

 P.S.

 私と二人っきりになりたい時は、いつでも言って

 くださいね♡


       あなたの女神 ティファニスより』 

 

「…って、これってただの自慢話じゃねぇかよ!!」


俺は予想を裏切る内容にキレて、思わず読んでた手紙を床に叩きつけた。

今日の昼頃、家の外に出たらセミの鳴き声がまったくしていなくて不気味に見えてしまった。

やっぱセミも、暑さには耐えられないみたいですね。


2021.09.19現在

・ステータスの下に使用スキルポイントを追加しました。

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