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90話 一人ぼっちのステータス確認

「さてと、ちょっくら眠いけど確認していきますか。」


時間ももう少しで日を跨ぎそうなくらいの中、俺はみんなが布団に入って眠ってる中、一人寂しく自室で自分のステータスを確認を始めようとしていた。


本来なら早めにやるつもりだったけど、リラが自分の呪いがなくなって泣いてしまったから、仕方なしに自分の寝る時間を削る選択肢をして、それからは従者みんなで感動しあっているうちに時間がヤバくなってしまい、明日の異能者狩りに向けての最終確認を寝る前にしなくちゃいけなくなって今に至ってます。


ちなみにアジュールは母さんたちに自己紹介をして、すぐに真莉亜と何かしら話していたけど、何を話していたかは分からなかった。


「うちの可愛い従者の感動を壊さないために自分の用事を後回しにしたんだ、後悔はしていない。」


まぁそんなこんなで、改めて自分のステータスをもう一度全部確認していった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

白崎零(レイ・シラサキ) (人間,悪魔)

HP 48900/56000

MP 390000/480000


〈称号〉 6代目勇者

     憤怒の魔王


〈加護〉 栄光神の祝福

     氷結神の祝福

     太陽大神の加護


〈固有魔法〉 夢の世界(シープ・ワールド)

       古代魔法・虚空(アカーシャ)

     

〈使用可能魔法〉

炎魔法 水・氷魔法 風魔法 土魔法 雷魔法

光魔法 闇魔法 回復魔法 防御魔法


〈神術〉

【太陽神】

…『八咫鏡』『封洞 天岩戸』『浄化』『陽皇女(ひみこ)


〈妖術〉

…『理雨淵』『呪獄爪』『蛇散雀刃』


〈極限スキル〉

戦神ノ意思(アテナ)

…『戦極大家(せんごくたいか)』『守護結界』『魔導の極み』

救済王ノ意思(アダム)

…『救済』『無慈悲の断罪』『従者魂(ソウルジェム)

叡智神ノ意思(オーディン)

…『即時解析』『多重並列思考』『森羅万象』

憤怒ノ意思(サタン)

機能『終わらない瞋恚の炎』

…『逆鱗』『痛覚無効』『破壊者(ブレイカー)』『???』

化身獣:ドラゴン


〈固有スキル〉

神眼(しんがん)』『魔王覇気』『悪魔召喚』『精霊召喚』

『悪魔擬態』『陰陽(いんよう)


〈スキル〉

『状態異常無効』『精神状態無効』『思念伝達』

『武器錬成』『隠蔽』『隠密』『見極め師』

『創造作成』『体力消費削減』『MP消費削減』

『防音』『収納庫(アイテムボックス)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


うん、まぁその――――なんだ……ホンマに化け物になってしもうたんだなぁって思っております。

今の俺のステータスを勇者だった仲間や親友に見られたらなんて言ってくるだろうなぁ……まぁ少なくともメリッサには極限スキルの事で何かしら言われるのは間違いないな。


ステータスを見た感じスキルと俺の体力や魔力以外はあまり変わってないし、体力や魔力は魔王になったから何も問題ないし、スキルだけ見ていくとするか。


「まずは【戦神ノ意思(アテナ)】からだな。見た感じは身体向上と魔法への強化をまとめたようなスキルだな。」


“見極め師”を使って内容を確認したら、【戦神ノ意思(アテナ)】の中にあるスキルは以下のように表示された。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦極大家(せんごくたいか)

自身の肉体を一気に最高潮にさせ、常時120%の状態で動く事ができ、周辺の気配も瞬時に反応する事が出来る。


『守護結界』

半径50mの範囲のどこにでも結界を張る事が可能で、結界にも加護やスキルを付与をさせる事が可能になった。


『魔導の極み』

魔術師の誰もがそれを手に入れたいとしているスキルで、それを持っていればあらゆる魔法を駆使させる事ができ、自分の想像で魔法を具現化できたりする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺が前に再強化させようと手に入れたスキルの大半はこれに吸収され、もちろん全部がこれに入っているから問題はなかった。

てかこれがあるだけですごいのに、これに残り三つって考えると今の俺がどんな状態なのかが分かってしまって頭が痛くなってきた。


「まぁ今になった事じゃねぇし、次は【救済王ノ意思(アダム)】だな。」


俺は次に【救済王ノ意思(アダム)】のスキルを調べて、以下のように表示された。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『救済』

対象に刻まれた呪いや死の刻印などを消滅させる事ができる。また対象の生命が20%以下だった場合は、命の福音が自動で付与されて、死を免れる事ができる。


『無慈悲の断罪』

対象の罪が大きければ大きいほど自身の攻撃が当たりやすくなり、色が黒いほど罪の大きさを確認する事ができる。


従者魂(ソウルジェム)

従者の繋がりを持っている者に対して、対象が即死状態になっても復活をさせる事が可能になり、つながりが大きいほど、従者のスキルや魔法を使用可能にさせる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「待って、これどう見てもチートじゃねぇかよ。」


どれもこれもレベルが以上で、さっきの【戦神ノ意思(アテナ)】もかなり壊れたスキルだったけど、これも相当壊れたスキルだった。

しかも最後の『従者魂(ソウルジェム)』だけど、『食物連鎖』が無くなったけどどうなるんだろうなって思ってたらこれに入っていて、これに至ってはたとえリラや他のみんなが死んだ場合でも、俺としての繋がりがある限り死なないとかどう見たってゾンビアタックし放題みたいになっちまうじゃねぇかよ。


「えっと……次は【叡智神ノ意思(オーディン)】だな。もう見たくないけど背に腹は代えられないし、覚悟しよう。」


そうして俺は頭を押さえながらも、【叡智神ノ意思(オーディン)】の中にあるスキルを見ていって、以下のように表示された。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『即時解析』

相手のスキルや魔法を瞬時に解析する事ができ、その魔法をそのまま投影して使用可能にさせる事ができる。ただし、スキルの投影は不可能。


『多重並列思考』

スキルや魔法などを同時に複数使用する事が可能になり、最大で四つ同時に進行させる事ができる。


『森羅万象』

この世の理のすべてを解読する事ができ、自身が読めない文字などを自動でわかりやすくさせてくれる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「これは最初の二つに比べたらインパクトはないけど、それでもこれはスゲェもんだな。」


これを見て思ったのが、上二つを使えば普通に勝てるのではないかって思ってしまったのだ。

例えばもし不利な状況でも、『即時解析』を使って相手のスキルや魔法を解析して、『多重並列思考』でスキルを防ぎつつ、魔法を投影して攻撃ができるのだから、これだけでもすぐに対応できるのが怖くなってしまった。


「最後は憤怒のスキルだな。【憤怒ノ意思(サタン)】に至っては予想はできたから特に頭は痛くならないけど、スキルは知らないから気になるな。」


俺はさっきほどのけだるい気分はなく、何も考えずに【憤怒ノ意思(サタン)】のスキルを調べたら、以下のように表示された。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

機能『終わらない瞋恚の炎』

怒りの感情や死への恐怖などを取り込んで、自身の強化や魔力にさせる事が可能。自分の感情も取り込むので取り扱いに注意。


『逆鱗』

自身の怒りの感情を増幅させ、ステータスの強化補正が加えられる。


『痛覚無効』

自身の身体に対する痛みを無くすことができ、使用したり未使用にしたりにさせる事ができるので、永遠に痛みを感じる事ができなる事はない。


破壊者(ブレイカー)

相手のスキルの効果を無条件で破壊させることが可能で、物理攻撃や魔法攻撃などでのキャンセルや、触れただけでキャンセルさせる事もできる。


『???』

不明。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「うわぁ……一つ目と三つ目はかなり強力なスキルだな。」


一つ目の『逆鱗』を使えば自分の怒りを増幅させて、あとは憤怒の機能で魔力を即時回復させる事ができれば、相手が攻撃してきても『破壊者(ブレイカー)』でスキルを無効にして防御ができるから、これもかなり最強のスキルだった。


「それにしても、この四つ目のスキルは何だ? 俺の“見極め師”で見る事もできなければ、あの人からこんな事は聞いてないから分からないな。」


こればかりはどうしたってみる事ができないし、仕方ないからこれは保留にして、今度は仕分けられた固有スキルを見ていくとするか。


「『神眼』は変わってないし、『悪魔召喚』と『精霊召喚』は大体知ってるし、『魔王覇気』や『悪魔擬態』、それに『陰陽』は知ってるから特に問題はないな。」


『悪魔召喚』や『精霊召喚』は、召喚術師などがこれを持っていて、魔力の量によって下級から上級の悪魔や精霊を召喚する事ができるスキルだ。

極稀で俺みたいに(ロード)レベルの奴が召喚されるけど、こんなのは滅多にないし、仮に悪魔の方を召喚させてしまった場合は、自分の運のなさを恨むしかないからな。


「『魔王覇気』は俺が魔王になったから使えるようになったスキルだし、これは見なくても大体は分かるな。後の『悪魔擬態』もあの組織にいる魔族から教えてもらった事があるから、問題はないな。」


ちなみに『悪魔擬態』は自分の体の一部を悪魔に変える事ができ、主流なのは腕や羽を出したりするのが多いかな。


「そんで最後の『陰陽』はやっぱり俺も持つ事ができるのか。半魔族(ハーフ)だから可能と言えば可能か。」


『陰陽』は俺みたいな半分が人間じゃない者だけが持つ事ができるスキルで、自分の肉体の能力を平等に扱えるようになるスキルで、例えば俺のような場合は、人間と魔族の能力を平等に発揮できるようなスキルなのだ。

このスキルはパラディエス(あっち)にいる親友が持っていたのを知っていて、そのスキルの正体を簡単に教えてくれたから俺はすぐにわかって、これはかなり強力なスキルだなって言うのは覚えていたから嬉しかった。


「『陰陽』があれば人間と魔族の二つの能力が同時に使えるし、これで肉体が人間でも魔族の力が使えるな。」


固有スキルを見終わったところで、今度は一番下のスキルを見ていった。

下のスキルに至っては大きく変動しているわけでもないし、変わったとしたら『武器錬成』が俺にも使えるようになったってとこくらいしかなさそうだから、俺はステータスを閉じて寝ようとしていた時、“悪魔擬態”と魔王になった時の眼を確認しておこうと思って寝るのをもう少し我慢した。


「先に“悪魔擬態”の方からするか。一番スタンダートなのは腕と羽だな。」


まずは片腕に対して使用してみると、黒いオーラが俺の腕に纏っていき、どんどん俺の腕は形を変えて化け物のような腕に変貌して、鋭くかたい爪が出たところで擬態は終わった。


「ほぇー中々悪魔っぽい腕に変わったな。華怜(アイツ)に見せたら興奮しそうだな。」


本来なら何かしら物を引き裂いてみようと思ったけど、眠いし今回は試しだったから今日はやめて、腕を元に戻して次は羽を出してみる事にした。


「俺が知ってるのは吸血鬼(ヴァンパイア)のような蝙蝠の羽か、鳥人みたいな鳥の羽のような感じだったけど、果たしてどんな羽だろうか。」


ちょっとした期待を膨らませながら羽を展開させてみると、堕天使のような黒い天使の羽が四つ現れ、俺はそれを見て困惑してしまった。


「これは……悪魔っぽいか?」


傍から見たら悪魔っぽさは感じ取れないけど、女神の祝福を持っていての勇者であったから何かしらそれっぽいのはあるのかなって思い、念のため気配を消して外を軽く飛んでみたけど特に支障はなかったから、これ以上は追究しないようにしようと心の中で誓った。


「次は眼だけど、神眼と魔眼を持っているけどどうなるんだろうな?」


背中に出した羽をしまって、とりあえず外に俺の魔力が漏れないように強力な結界を張ってから、鏡の前に立って見て見る事にした。


「よし、始めるか。」


零は気を集中させて、充分に落ち着いて来た所で、零の中に眠る魔王を解放させた。

解放したのと同時に零を中心に魔力が集まりだして、周辺に魔王化した零の魔力が放出されたけど、零が張っていた結界のおかげで外には漏れる事はなく、他の部屋で寝ている家族には気づかれずに零は魔王になれる事ができた。


「ふむ……肉体は特に変わった様子はないし、変わったとしてもやはり眼だけか。」


鏡で見た零の眼は、当時魔王だった真莉亜と同じ黒白目のようになっていて、片方は零の象徴である蒼い眼で、もう片方は憤怒の悪魔(サタン)の象徴である紅い眼をしていた。


「魔王になった場合は半分だからオッドアイになるのか。となると神眼は……」


俺は“神眼”を使ってみると、零の蒼い眼が神眼の特徴である黄金色の眼に変わっただけで、紅い眼は特に変わっていなかった。


「もし憤怒がなくなったとしたら、もしかしたら俺の片目は紅い眼のまんまになって一生オッドアイで生きなきゃいけないかもな。」


そんな事を考えていたら睡魔が一気に大きくなってきて、そろそろ寝た方がいいかもなって思った俺は電気を消して、明日のためにベッドに体を委ねてから深い眠りについた。


**********


≪???≫


「うっ……くっそ―――」


深夜のとある場所にて、十数人いた異能者はいつものようにボスの指示で人質を捕まえるために町に向かている途中、突如何処からか現れた一人の少女に襲われ、迎撃しようと異能を使ったりしたが手も足も出せずにやられてしまい、その場にいた異能者は、全員が自分の異能が使えないくらいの傷を付けられて再起不能になっていた。


「弱い……こんなレベルだったら集団生活をしている盗賊の方がまだ強いわ。」


十数人いた異能者を簡単に倒していた少女は、自分の武器である槍を地面に刺して近づくと、何処からか出した丈夫な縄を丁寧に一人ずつ縛っていって、邪魔にならないように脇道の草むらに放り投げた。


「今日は数が多いから駐屯地には持っていけないし、ここに置いておけば誰かが気付いてくれるはず。」


少女は最後の一人を縛り上げてから草むらに投げ飛ばして、次の敵がいそうな場所に移動するために歩き出した。


「お兄様に逢いたいなぁ……」


少女の呟いた声は誰にも聞こえる事はなく、空には無数の星が彼女の姿を見ていた。

スキルは自分で考えたので、決してパクリではないので、パクリ要素があったら教えてください。

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