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全てを受け止めていたら最強になっていた。  作者: 無双五割、最強にかわいい美少女五割の作品
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尊重プラン









『ちょ、リュウキ!? 内容は知らないって』


 したことは重大だ。この時点で内容の有無は関係ない。


「……み、ミストとデート、したくなかったんだー」


「そうとも捉えれるかもしれないな、ミストは何も悪くなかった、そして俺が……」


 リドルが『嫌われたいからって言い過ぎ!』って突っ込んでくる。


「わ、悪いよ!」


「うむ、そういうことだ」


「変なのぶら下げて、デートセンスもない私が誘っても、変な風に思うもん勘ぐるもん! リュウキのこと、考えれてなかったのが悪い!」


「違うぞ? 俺は探す様を見て笑ってたんだぞ? 俺が悪いぞ?」



『それって、そんなにわるいことー?』



「はっ……?」


 俺の常識は、間違っていたというのか?


「笑われるのは、嫌いじゃないよ? 逃げられる方がかなしいかなあ」


 ニコニコしながら俺に触れてくるミスト。


「ミストより、どうかしてることをしたんだが……」


「自分が悪い自分が悪いって、守ってくれるところが好き」


「悪いことしたからだ、好まれる資格はない、そうだろ?」


 リドルが腹立つくらいうんうん頷いてくる。


「その資格は私が決めていいの? じゃあ、有るよ」


 なるべく偉そうに椅子でふんぞり返っていた俺の膝にミストがまたがってきた。


「ない」


「ある!」


「ない」


「あるあるあーーる!」


 あると言って聞かないミスト。


「……あるかもな」


 俺は認めてしまった。


「あるるーー」


 今にも噛みつかれそうな勢いだ。



「あ、あるとして、どうして俺を好む? 他の女に恋をすればいい」


 俺より強く、俺より有能な美女がこのギルドには潜んでいるはずだ。


 それにそれだけ立派なモノがあれば、誰もが喜ぶ。


「女は、もうイヤ」


「どうしてだ? クレアと仲良くしてたじゃないか」


「おっぱいで嫌われたから」


 確かに大きな胸はくだらぬ嫉妬を招くかもしれない。


「同性愛はここではありらしいぞ?」



「お、おちんちんが生えてきたって言うのは、嘘で……」



「なんだと!」


「女の方がリュウキも仲良くしてくれるかなあって」


「最初の方が本当だったのか!」


 くっ、あの脅しはまだ使えたらしい! 最初からそれでメモの内容聞けばよかった!


「ミスト、男の子だよ」


 生えてきたのは下半身でもなく、上半身の方らしい。


「なおさら、女を嫌う理由がわからないな」


「おっぱいが生えてきた時に、女の子の恋人に『近づかないで』って……」


 悲しそうにミストは俯いた。


「でも、このおっぱい大きくて隠せないから」


「そうか」


「選択権なんてなかった、もん」


 元男なら力の強さも頷ける。あの怪力は俺以上だ。


「でもでも、リュウキを初めて見た時、一目惚れだったんだよ?」


「そんなに良いことしてたか?」



「コノハ剣術を受け止めた時、かっこいーなあって……」


 手を組んだミストはキラキラと俺を見ていた。



「周りの美女が驚いてたんだよ! 男がそんなに強いわけ!って! それが、自分みたいに嬉しくて」


「わかったわかった」


「……でも、好きな人に嫌なことしようとしたミストは、リュウキと釣り合わないよ」


「ああ」



『帰る、ね』



「その必要はない」


 白い手を引くと積み木のように倒れ込んできた。


 髪を撫でて分かる、柔らかくて女の子みたいだ。



「彼女さんに、悪いよ……」


 香水とは違う優しい匂いが手に残る。反省の匂い。



「そのつもりだったが、ちょうどいい方法がある」


「良い方法?」


「棒もみなぎる良い女を手放すのは、もったいない」









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