表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/216

アキラ様のいない一週間

 私、ソフィア・ヴォルフは、魔王軍兵站局の局長アキツ・アキラ様の副官兼秘書です。


 アキラ様は、人間です。

 異世界から召喚された人間です。

 事務仕事しかできない、一見無能に感じられる魔王軍の幹部です。あと少し変な人で、ちょっと下品で幼い少女を見る目が犯罪者のそれの三歩手前ですね。


 でも、アキラ様はまさしく救世主です。


 彼に助けられたのは、魔王ヘル・アーチェ陛下を筆頭に多くいらっしゃいます。殆どは間接的に助けられたというものですから、アキラ様はきっと否定するでしょう。

 でも彼がいなければ、命を失っていた者は多いです。


 私も、その中の一人。


 家族と故郷を人類軍の攻撃で失い、人類に対して強い憎しみを抱いていた私ですが、今その気持ちは薄れています。


 アキラ様のおかげで。




 そして紆余曲折を経て、私はアキラ様と、その、えっと、個人的な仲にまで……えぇ、まぁ、その、表現を正確にするのであれば――、


 恋人、です。




---




 十月十日。魔王軍兵站局。


 いつもの仕事をいつも通り行うことが、兵站局の日常です。ルーチン、と言うそうですが、それを繰り返すだけです。


 だけ、と言っても簡単ではありません。

 私たちは軍制上は「士官」でもあるため、考えることも仕事のうちです。考えずにできる仕事は部下に任せて、考えなければならないことを考えます。


 そしてその思考の助けとなることをしなくてはいけません。


「そう言うわけで、前線の視察に行ってまいります。その間ソフィアさん、よろしくお願いしますね」

「はい、お任せください」


 この日、アキラ様が前線に視察に行きます。

 魔王軍はここ数年で大きく変革を遂げました。しかし大きく変化しただけに、前線各所では制度の混乱や不備が露呈しています。


 どのような混乱や失敗があったのか、それを見極めるためには実際に見るのが手っ取り早い。そう考えたアキラ様が視察を行い、対策を講じるのです。

 普通は二人以上で出かけます。私が付き従った時もあります。今回の場合はエリさんと、彼女の部下である羊人族の男性局員です。


 期間は一週間と、少し長め。 

 前線と言っても最前線ではないですし、戦線が安定している地点の視察なのであまり心配してはいません。敵の攻撃で死ぬ確率よりも、カルツェット様が作った魔像が突然爆発して死ぬ確率の方が高いと思います。


 だから私は何も不安に思うことなく、職務に専念するだけでいいのです。


「行ってらっしゃいませ、アキラ様。道中、お気を付けて」

「うん。行ってきます」


 ……と、思っていたんですけれど。




 十月十一日。


 日々の職務に関しては問題ありません。

 アキラ様に報告すべき異状はありませんし、多少のトラブルも自己解決できるほど局員の練度も上がっていますから。


 それにアキラ様も最近はキチンと休みを取るようになったので、一日二日いないことはよくあります。何も問題ないですね。

 あとはアキラ様が向こうでもちゃんと仕事をしていれば本当に何も問題ありません。



 十月十二日


 リイナ様、ユリエ様などの幹部局員と会議。仕事の進捗状況や各所で起きたトラブルの報告をします。情報の共有はある程度頻繁に、且つ正直に、というのが兵站局の方針です。


 会議というものは長くなりがちですが、アキラ様は常日頃より「無駄な会議削減」を信念としているようです。

 なにせ時間も限りあるリソースのひとつですからね。まずは兵站局で実践して、改良しつつ効果があれば魔王軍全体でも採用したいと言っていました。


 そう言えば、アキラ様の元いた世界では「会議を減らすための会議を夜の九時に開いた」ことがあるそうです。まぁさすがに冗談だとは思いますけれど。



 十月十三日。


 さすがに三日もアキラ様がいないのは、珍しいです。

 故にアキラ様が決裁すべき書類が溜まっていき、アキラ様の執務机が荒れ始めます。まぁ、元から汚いんですけどね。


 私の方で判断できるものは、私の責任でサインします。アキラ様が帰ってきたら、事後承諾のサインを戴いたら問題ありません。


 ただちょっと、体調が優れませんね。胸のあたりが少し苦しいです。

 でも私は、明日が定休ですから、ちゃんと休めば大丈夫でしょう。



 十月十五日。


 定休を挟んで、アキラ様不在五日目。

 体調は結局治るどころか、悪化しました。原因不明の倦怠感にも襲われています。ですが仕事ができない程でもないので、普段通り仕事します。すこし仕事の効率が落ちましたけれど。


 そんな時に限って面倒事というのは呼んでもいないのにやってくるんですよね。


 開発局の主任技師官レオナ・カルツェット様が兵站局に来たのです。


 彼女は相変わらず扉を破壊させる――わけにもいかないので、アキラ様不在の期間を使って兵站局の扉を一般的な木造扉から、耐魔金属製扉に変えました。


 少し重くなりましたが、壊されるよりマシです。


「ちょっと、ドア開かないんだけど!」

「ドアノブを捻れば開きますよ」


 私がそう言うと、なんとあのカルツェット様が普通にドアを開けました!

 もうドアを交換する悩みから解放されます。アキラ様も喜んでくれるでしょう。


「って、あれ? アキラちゃんは?」

「アキラ様は数日前から視察でセブアイ地方に飛んでいますよ」

「えぇ……面白くなーい」

「何を言っているんですか……」


 カルツェット様は口を尖らせてぶーぶー言います。全く、この方は……。

 これでも私より三倍以上年齢を重ねているはずなんですが、なぜかそんな気がしないんですよね。なぜでしょう。……言うまでもないですね。


 ちなみにカルツェット様の用事というのは、私の方では判断できないものでした。アキラ様は明後日に帰還するので、その時に聞いてみましょうか。


「でもさソフィアちゃん、アキラちゃんいないとつまんなくない?」

「……否定はしませんが」

「でしょ? それにほら、愛するアキラちゃんに会えなくて、ソフィアちゃん寂しいでしょ?」

「…………は?」


 この方は、本当に何を言っているんですか? しかもニヤニヤしながら……。


「いやいや、そんな怒らなくても私にはわかってるから」

「たぶん勘違いだと思います」

「そんなことないよ。アキラちゃんは今どうしてるかなー、とか思ってない?」

「ちゃんと仕事してるか不安ではありますね」


 もう一人いるとは言え、リーデル様と何か変なことしてないか気になります。殿方というのは、リーデル様やミイナ様のような方に弱いと陛下も仰っていましたし。

 迷惑かもしれないと思って連絡取ってませんでしたが、やはりこちらから定期的に連絡だったでしょうか。


 あぁ、また胸が苦しくなってきました。なるほど、原因はアキラ様ですか。


「んふふー」

「なんですか、その笑いは……」

「なんでもないよ。そんな胸を抑えつけちゃって、可愛いなーって」

「……カルツェット様? 私だって、怒ることはあるんですよ?」

「ははは。ごめんごめん」


 そんな、寂しくて胸が苦しくなるなんて子供みたいなことしませんよ。いくらその、そういう仲だからと言って。そんな年じゃありません。



 十月十六日。


 アキラ様不在六日目。

 今日は当直で、午後から翌日の午前までの仕事です。その後はお休み。


 多くの局員は帰りますが、ここは軍隊ですから不意の事態というのはあります。だから夜というのは油断できません。局員が少ないからこそ、なにか事が起きれば大変なことになりますから。


 途中、アキラ様から連絡が来ました。


『ソフィアさん、どうです?』

「問題ありません。概ね平常運転ですよ。そちらは?」

『いくつか問題はありましたよ。明日の昼ごろには戻るのでその時に報告――っと、そう言えば明日はソフィアさん休みでしたね』

「はい。ですが必要とあれば出ますが……」

『休日は休むものだ、ってソフィアさんいつも言ってるじゃないですか。休んでください』

「畏まりました。あ、そう言えばアキラ様も一週間働きっぱなしってことはないですよね? 視察中もちゃんと休みましたよね?」

『…………』


 全くこの人は……。わかりました。明日はアキラ様を無理矢理休ませましょう。幸い、明日はユリエ様もリイナ様もいらっしゃいますし。


 その後も色々話したいことがありましたが、アキラ様の方は忙しいようで、残念ながらあまり話すことができませんでした。


『じゃあソフィアさん、当直頑張ってください』

「はい。アキラ様も」


 そう言って、通信を終えました。


 この日の業務はいつもより少なかったので問題ありません。

 人類軍の攻撃もなく突発的な事態が起きなかったというのが一番でしょう。夕方には日頃のルーチンが終わり、早くも暇になります。


 ですが私は給料泥棒ではありません。暇になったら普段できない仕事をするだけ。


 と言うわけで、アキラ様の執務机を整理します。

 明日アキラ様が帰ってきたときに机が汚れていたら嫌でしょう。気持ちよく仕事してもらいたいですからね。


 アキラ様が可及的速やかに決済するべき書類を上に、そうでないものを下に。普段よく使う資料と、そうでない資料を仕分けて、不要なものがあれば箱にいれていつでも処分できるようにします。


 消耗品の補充、コーヒー豆や茶葉の確認。一週間使ってなかったカップなんかも洗っておきましょう。


「……これで良し。あとは特にない……でしょうか?」


 ふと時計を見ると、まだ夜の十一時半です。まだまだ時間が余っています。

 当直としての仕事も殆ど終わり、あとは突発事態に備えるだけですので何もすることはありません。アキラ様であれば、当直と言う名の残業をすることがありますが……それの真似は嫌ですね。


 第一、仕事がないですし。


 そんな時、ふとあるものが目に留まりました。

 兵站局にある扉。入り口や応接室への扉ではない方の扉。つまり、アキラ様の部屋です。アキラ様の家は、兵站局という仕事場の隣にあります。


「……執務机があんなに汚かったのですから、部屋の中も汚いのではないでしょうか」


 自分でも、他にもいる当直の局員の言い訳のように聞こえました。

 いや、別にそんな疾しい気持ちなんて、アキラ様じゃあるまいしあるはずありません。


 ただ一週間の視察で疲れているアキラ様のために、少しは綺麗にしておいた方がいいでしょう。その方が疲れが取れるはずです。


 うん、その方がいいですね。掃除をしてあげましょう。


 男の人の私室に入るのは初めてで、少し緊張しましたが、意を決して扉を開けました。


「……意外と綺麗です」


 こう言ってしまえば失礼ですが、男性というのは掃除しないものだと思っていました。


 でも入ってしまったからには責任取りませんと。

 ちゃんと掃除しましょう。


 埃がかなり充満していたので、鼻がむずむずします。換気もしましょうか。


 そう思って窓を開けると、十月の魔都の寒い空気が一気に流れ込んできました。


「――っくしゅ」


 部屋の埃と寒さが合わさり、くしゃみが出ました。狼人族の鼻は敏感ですから、こういうのは困りますね。とりあえず何かを羽織って身体を温めない――と?


 そこで、視線があるモノに留まりました。

 壁にかけられた、アキラ様が着ている長袖の服です。軍服ではなく、アキラ様が召喚された時に着用していた「すーつ」だったか「わいしゃつ」だったかと思います。


「…………」


 そして私は何を思ったのか、それを手に取って、思わず左右を確認しました。

 アキラ様の部屋に、他に誰かがいるはずはないんですけれど、つい。



 くん。

 すんすん。



 ……少し、アキラ様の臭いがしました。狼人族は狼譲りの嗅覚があるので、すぐにわかりました。アキラ様の臭いはよく覚えて……。


 って、私は何をしているんですか!

 ダメです、これはダメです。これじゃあアキラ様みたいじゃないですか。そんな、いくら個人的なお付き合いをしているからと言って匂いを嗅ぐなんて、変態のすることですよ!


 …………。


 ……でもこの一週間嗅いでない匂いだったので、ちょっと懐かしいですね。カルツェット様の言ではありませんが、寂しかったのでしょう。


 ……。

 …………誰もいませんし、誰も見てませんし。残りの当直の人にはバレてませんし、扉は閉まっていますし。



 ちょ、ちょっとくらいなら問題はないですよね?




---




「わざわざ送り届けてくださいまして、ありがとうございます、局長」

「いえいえ。女性を夜道に一人で歩かせるわけには行きませんからね」


 エリさんを家の近くまで送り、別れた。「ついでに泊まっていきますか?」とも言われたけど、ソフィアさんに申し訳ないのでお断りした。


 にしても、10時間以上早く帰ってきちゃったな。

 本来であれば向こうで休んできてから帰ってくるべきなんだろうけど、エリさんが「ベッド……柔らかいお布団……」と言いながら陣地の中で彷徨っていたので夜中にも拘わらず魔都に戻ることにした。


 まぁ、おかげでソフィアさんとも会える。なにせ俺の家は兵站局の隣だしね。

 でもそろそろ家が欲しい。兵站局の隣にあるのは元々仮眠室という感じだから、鍵は掛けられないし風呂もないため公衆浴場を使わなくてはならない。キッチンもなく、給湯室はあっても本格的な料理はできないから士官食堂で高い飯を食わなければならないな。


 それに……ほら、女性を呼ぶのに仕事場の隣というのは色々問題があるし。


 でも魔都となると家賃とか高いんだろうなぁ。今の部屋も徒歩0分立地と考えると悪くないし悩ましい。


 そんなことを考えているうちに、魔王城兵站局に到着した。

 今日の当直はソフィアさんを含めて三人だったかな。久しぶりにソフィアさんと会える……けれど、仕事の邪魔になるかもしれないから会話は控えておこう。


 ……って、あれ? 扉が変わってる? しかも金属製? もしかしてレオナ対策かな。どうやらソフィアさんが気をまわしてくれたらしい。ありがたい。


 その金属扉を開けると、懐かしい紙とインクの臭いが俺を襲った。

 うん、土と金属の匂いよりはだいぶいいね。


「ただいま戻りました」

「あ、アキツ局長。お疲れ様です。早かったですね」


 真っ先に返事をしたのは、扉の近くにいた当直だ。彼の声を聞いて、もう一人の当直も返事をする。ただ、そこで終わった。もう一人いるはずの人からの返事がない。


「意外と早く終わったので。……ところで、ソフィアさんは?」

「えっ? あれ、さっきまでいたんですが……」


 うん? もしかして花を摘みにいったのかな。まぁそれなら仕方ないか。


「じゃあ、ソフィアさんが戻ってきたら俺が帰ってきたこと言っておいてください。私はもう寝ますので」

「わかりました。お休みなさい」

「ん。お休み。そっちもあまり無理しないで」


 言って、自分の執務机に仕事道具を置いてから自室に戻ろうとした。


 だが机の違和感に気付いた。

 なんか妙にこざっぱりしている。見ると、決裁すべき書類や資料などがキチンと整理されていた。


 ……どうやら、どこかの気の利く副官がやってくれたらしい。


 俺は心の中で感謝の言葉を唱えつつ、自室の扉を開けた。


「――ぶえっくしゅ」


 そしてあまりの寒さに凍えた。

 どうやら俺は窓を開けっぱなしで出たようだ。急いで窓を閉めた。でもおかげで空気が換気されている。寒さなんて布団に入ればいいだけだ。


 そう思いベッドに腰掛けようとした。


 が、先客がいた。


 そして数秒、心臓と呼吸が止まった。


「……すぅ…………すぅ…………」


 ソフィアさんが、俺のワイシャツを着ながら、ベッドの上で丸くなっている。


 どういうことだ。どうしてこうなった……。


「…………」


 俺はベッドの前でしゃがみ込み、彼女の寝顔を見る。


 一言で言えば、可愛い。

 彼シャツというのが世の中にはあるが、それを思い起こさせる。ブカブカのワイシャツを着ているソフィアさんは、なんか幸せそうに寝ている。


「んゅ……さむ…………」


 そう言ったので、布団を掛けてあげた。だがそれがまずかったのか、ソフィアさんは目を開けた。

 ワイシャツの袖で目を擦りながら、彼女は俺の顔を見る。


「あ、あれ、アキラ様……?」

「おはようございます。と言っても、夜中ですけどね」

「あ、はい。おはようございまふ……」


 うん、寝ぼけてるな。目がトロンとしているし、呂律も微妙に回っていない。

 だがいつだって冷静で聡明なソフィアさんは、徐々に眠気を飛ばすと自身が置かれている状況の異常さに気付いたようである。彼女の顔が真っ赤に染まりはじめた。


「や、あ、えっ、あの……なんでっ、そのっ……!」

「まぁ、それはこっちの台詞でもありますけど、ちょっと早く終わったので? それよりもどうしたんですか、その格好は」


 彼女が部屋に入った理由は、たぶん執務机と同じだろうとは思う。でもシャツを着ている理由はわからなかったので率直に聞いてみた。


 が、ソフィアさんは答えるどころの様子ではなかった。


「はぅ……み、見ないでください……」


 小さい悲鳴を挙げると、ソフィアさんは勢いよく布団の中に潜って隠れてしまった。勢いが良過ぎて、今度は下半身が露出する羽目になったけど。彼女の尻尾がぶんぶん回っていた。



 ちょっと面白いので暫く弄りたかったけれど、流石に俺の方も眠気が限界に来ていたので「詳しくは聞きませんから」と言って部屋を出て、彼女の準備が終わるのを待った。


 三十分以上経過してからソフィアさんが何時もの軍服姿で出てきたけれど、その時は流石に顔を赤くして俺と一切目を合わせずに、ごにょごにょ何か言いながら自分の席に着いて突っ伏した。


 そんな光景を楽しみつつ、俺は先程までソフィアさんが寝ていたベッドに横になる。


 ソフィアさんの体温が残っていたのか、ベッドは少し温かくて、ちょっといい匂いがした。


 うん、引っ越すのはやめておこう。あと暫くはワイシャツがパジャマだ。

ソフィアさんが可愛い話を書きたかっただけ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] あまりの尊さに悶え死にそうです…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ