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軍師は何でも知っている  作者: タンバ
第一部 内乱編
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第二章 姉弟5

 魔術の凄さは、ソフィアが風を操るのを見ていたから、分かっていたつもりだったが、甘かった。


「敵の連結魔術が来るぞ! 防御しろ!」

「防御魔術を使って城壁を登ってくるぞ! 撃ち落とせ!」


 先ほどから大砲のような轟音と共に炎の玉がこちらに飛んできている。それをこちらの魔術師が防御している間に、盾を構えた一般兵と、普通の攻撃は一切受け付けない防御魔術を張った魔術師が、ぞろぞろと城壁に梯子をかけて登ってきている。

 何とか踏みとどまっているが、敵の火力が強すぎて、こちらは防御で手一杯だ。疲労したり、傷ついた部隊は、すぐに予備隊と入れ替えているが、このままこの攻勢が続くと、その内、どこかが崩れかねない。


「攻城兵器が見当たらないと思ったら、魔術で代用か。これなら兵の少なさも納得だな……」


 戦国時代に大砲を持ち込むようなものだ。防ぐ手立てがあったからまだ良いが、こちらの魔術師が少なければ一気に押し流されていたかもしれない。


「複数の魔術師が同じ魔術を行使し、威力を上げる連結魔術ですね。やるには練度の高い魔術師が数人は必要です。向こうには腕の立つ魔術師が大勢居るようですね」

「魔術を攻城戦に使う例は今までにある?」

「アルビオンのような魔術の先進国では何度かあると聞きます。ですが、ヴェリスで用いたことのある軍は黒鳥旗軍だけです。連結魔術が出来なければ、城壁を壊せる威力は出ませんし、何より個人では飛距離が足りません」

「なるほど。こっちに大勢魔術師が居たのは、この連結魔術とやらを防ぐためか」


 城壁の後方。指揮を取る為に設置された、高さのある櫓の上で戦況を見守りつつ、俺はミカーナからこの世界の魔術戦について、聞けるだけ聞いていた。調べれば済むことだが、今は読んでいるより聞いた方が集中力を削がずに済む。目線を外し、こちらの不利を見逃せば、一気に崩される。そんな確信めいた予感が俺にはあった。

 救いなのは魔術は万能ではないと言う事だ。使えば疲れる。集中力も随分と必要らしい。らしいというのは、ミカーナも書物で読んだだけで、実際に使える訳ではないからだ。魔術師には素養が必要で、その素養が無ければ、どれだけ努力しても無駄らしい。


「魔術師が多いのは、ソフィア様のおかげです。ソフィア様が居たおかげで、こちらには沢山の魔術師が加わっています」

「よくわかった。魔術師の奴らが俺を睨みつける理由が」

「それでも協力してくれるのは、あなたがソフィア様を守ったからです。彼らにとって、あなたは命の恩人以上の存在かと」

「止めて欲しいよ。そんな理由で張り切って死なれちゃ目覚めが悪い。後で釘を刺そう」


 言いつつ、俺は攻め寄せる軍勢の奥。動きを見せないカグヤ様が居るであろう後方軍を見る。

 今、城を攻めてきているのは前衛の二千。こちらは攻められている正面の城壁に四千、予備隊に三千、そのほか左右と後ろの城壁に一千ずつの合計三千を配置している。

 他の城壁に一千を配置しているのはカグヤ様の軍の速さが驚異的だからだ。こちらの予想を上回る速さで動く軍に、一々対応していては兵が持たない。初めから備えておかなければいけないのだ。

 単純な速さ。それだけで意表を突き、奇襲をするのがカグヤ様の得意な戦術らしい。今まで正面に居たのに、横から奇襲されたら、それこそ堪ったもんじゃない。神速の用兵と、それに応える精鋭たち。

 厄介なのは未だに姿が見えない四千だ。カノン城に居る可能性が高いが、奇襲の為に隠れている可能性もあり得るし、行軍速度を考えれば、例え城に居ても、いつ合流されるか分からない。

 火力ではなく主に機動により遂行される戦闘の形態を機動戦という。まぁ字の通り、機動戦は移動能力の発揮を主眼においた戦闘だ。その機動戦に、機動の速度のみならず、意思決定の速度を付け加え、敵に不利な態勢を強要して主導性を獲得するという戦闘形態を機略戦と言う。カグヤ様の軍はこの機略戦に優れていると言えるだろう。不安定な国境の戦闘に対処する為に磨かれたのかもしれない。

 機略戦は、機動戦に心理的側面を加味し、機動の速度と意思決定の速度の優越によって敵の先手を打ち、不利な態勢を強要して、戦闘を続行する意思を喪失させることに重点を置いている。

 通常、軍隊組織においては、上級司令部に意思決定を委託していて、意思決定までに時間が掛かる。これに対し、機略戦を用いる場合は、速度面の優越を確保するため、部隊単位での意思決定が奨励される。すなわち、下級指揮官が自主的に意思決定を行なうことにより、上級司令部の指示を仰ぐ時間を省いて、情勢変化に対して迅速に対処できるようにするのである。

 だが、電子機器が発達した現代ならいざ知らず、古代においては、意思決定の速度の多くが、現場指揮官の自主性と大胆さに依存しており、しかも現場指揮官が常に正しい意思決定を行なえる保証はなく、作戦の円滑な遂行は、高度の訓練と多分の運にかかっていた。

 判断を誤った部隊は敵にとってはカモであり、その部隊のせいで生じた隙を取り繕うのに相手は力を割かれる。だから機略戦は諸刃の剣と言える要素を持っているのだが、カグヤ様の軍に隙らしい隙は見当たらない。こちらが数を増やし、隙を無理矢理作ろうとしても、それぞれの部隊が的確に判断、行動し、隙を作らないのだ。

 現場指揮官の質。これは数で負けている場合ほど重要になってくる。この現場の指揮官たちが優秀であれば、多少の数の差など、すぐに埋められてしまう。

 量と質。今、その戦いがここでは行われている。勿論、俺たちが量で、カグヤ様が質だ。兵数にして四千の開きがあり、現在は二千対四千プラス予備隊の戦いが繰り広げられている。数の差で押しているのに崩れない。逆にこちらが崩されそうになっている。

 戦争は数だと思っていたが、人がするものである以上、やはり個人の能力は大切になってくるか。

 

「移動してきてすぐの戦闘なのに、元気なものだよな」

「慣れているのでしょう。そう言う無茶とも言える用兵に」

「厄介だな」

「相手はヴェリス最強の将軍と最強の軍です。厄介と思えるだけでも賞賛に値しますよ」

「俺が求めてるのは賞賛じゃなくて勝算だよ。今日は向こうも本気じゃないだろうし、大丈夫だろうけど、明日っていうか、あの後方軍が参戦し始めたら、俺たちも前にでなくちゃいけないだろうね」


 そう言いつつ、俺は押されつつある場所に増援を送るように指示した。




■■■




 開戦から三日が経った。

 カグヤ様の軍は前衛と中衛が攻撃を仕掛け、後衛は魔術による攻撃のみと言う形で攻めてきており、それに対して、俺は四千の城壁守備兵と三千の予備隊を随時編成し直しながら、防御していた。

 カグヤ様は兵の犠牲を嫌ってか、全力では攻めて来ない。だからといって楽だと言う事ではない。むしろ辛い。後方の本隊とカグヤ様本人が動かない為、俺は他の城壁も警戒を怠れない上に予備隊も全力で投入する事が出来ないでいる。二千の軍が動かないだけで三千が動けず、予備隊も動きを制限される。

 完全に主導権を握られている。初日で上げた兵の士気もそろそろ限界が来ている。

 兵だけではない。ステータスを見て、将軍や部隊長は適材適所で配置している。だが、人には相性がある。合わない部下、同僚が居たり、好みの問題もある。能力的にベストな配置が本人的にベストとは限らない。だから、不満も出ている。おかげで俺の疲労もうなぎ登りだ。


「ミカーナ。後方に動きは……?」

「昨日と変わりはありません。今日も全力で攻めては来ないんでしょうか?」

「ほっとけば自滅するって分かってるだろうからね……。俺でも同じ事をするよ……」


 寝不足と疲れで怠いため、椅子に体を預けている俺を見て、ミカーナが心配そうな表情を見せる。だが、何も言ってはこない。俺の代わりはいない。それは副官のような立ち位置にいるミカーナが一番分かっているだろう。

 数の優位は既に無いに等しい。予備隊と言っても負傷兵が半数を占める。最も練度の高いアルス隊長の傭兵隊を予備隊に回し、ピンポイントで投入し、ギリギリ突破されないようにする。それが今、取れる唯一の手段であり、最後の手段だ。

 これでも防げないなら、相手の侵入を許し、被害は爆発的に増える。城壁の激戦区には武勇に優れたパウレス将軍を配置しているから、そう簡単には突破されないだろうが、向こうにはパウレス将軍を退けられる将が二人もいる。両方、もしくはどちらかでも出てきたら止められない。

 そう思った俺は、背もたれに預けていた体を起こし、立ち上がる。短い休憩だったが、十分だ。そうして顔を上げた俺はこちらに向かってくる前衛の軍が昨日より速い事に気づいた。そして士気も高い。

 ハッとして、俺は舌打ちをし、予備隊に伝令を出す。


「予備隊の動ける者は全員城壁に向かわせろ! ミカーナ! 前に出る! 護衛を頼む!」

「前での指揮なら私が!」

「俺が行かなきゃ士気が持たない! カグヤ様が出てきた!!」


 言いつつ、俺は櫓から急いで下りて、全ての城壁に警戒の伝令を走らせる。ここで正面に集中してしまえば、後方の部隊は動き出すだろう。それだけは避けなきゃいけない。


「前に出るぞ!」


 ユーレン伯爵の城から俺に従ってきた百人の騎士とミカーナを引き連れ、俺は城壁に走って向かうが、いきなり城壁で煌めいた光に一瞬、目をやられ、足を止めてしまう。


「突破されたぞ!」

「増援をくれ! 早く!! はや、く……」


 遠めから聞こえた声だけで何が起きたかわかる。城壁に登られたのだ。これで防御だけでなく、押し返す必要が出てきた。


「カグヤ様は雷の魔術を扱うと聞きます! お下がりください! あそこには!」

「カグヤ様がいるんだろう? だったら尚更、俺が姿を見せなきゃだ。恐らく俺を見つければ、俺を狙うだろう。その隙を、絶対に見逃すなよ?」

「クレイ殿!?」


 そう言って、俺はミカーナの制止を聞かずに城壁の階段を駆け上がる。

 俺の姿を見て、何人かの兵が目を見開く。少なくとも、今の俺はこの城の総大将だ。こんな所に居たら驚くだろう。意外だからこそ、効果がある。


「皆、意思を強く持て! 死力を尽くす戦友たちがここには多くいる! だから諦めるな! 諦めは友を見捨てる事と同じだ! 隣の友を信じて戦え!!」


 カグヤ様が乗り込んだと思われる場所まで走りながら、俺は必死に敵を城壁に登らせないと頑張る兵たちに、尚、戦う事を要求した。

 血の匂い、そして死臭が濃くなり、俺の鼻を刺激するが、耐えるしかない。ここは戦場で、この惨状を招いたのは俺だ。

 葛藤はある。すぐそばで人が死んでいるのだ。味方も敵も。全く持って冗談じゃないが、それ以上のモノが今の俺にはある。

 現代日本の価値観も、死や人殺しへの抵抗も、俺の約束には及ばない。

 必ず約束は守ると心に誓ったのだ。


「道を阻む者は切り捨てる。道を開けるのだ」


 よく通る声だ。戦場の怒号の中でもよく聞こえる。

 兵たちがじりじりと下がっているのがわかる。当たり前だ。武に精通していない俺でもわかる。圧倒的な戦意。それが下がる兵の向こうから感じられる。


「その道は俺への道ですか?」


 懐にはソフィアから受け取った扇が、腰にはディオ様から渡された短剣がある。その二つを両手で触りながら、俺は内心の恐怖を紛らわす。

 兵が道を微かに開け、カグヤ様の周りが見える。死体だ。十はあるだろうか。血だまりが出来ているが、カグヤ様には返り血一つついてはいない。

 右手に持つのは刀だろうか。反り身の刀身は鈍く光り、微かに血で濡れている。


「軍師殿!? ぐ、軍師殿をお守りしろ!!」

「必要ない。犠牲が増えるだけだ」

「では降伏するか?」


 いつの間にかカグヤ様は俺の近くまで歩み寄っていた。全く気付かなかった。既に俺は一太刀で斬り捨てられる距離にいるのだろう。


「ご冗談を。ここで降伏すれば、今まで死んだ者に意味を持たせる事ができなくなります」

「平和への礎だ。それに、これから先の犠牲を食い止められる。私も弟の友を斬らずに済む」

「平和の礎とは……心に無い事は言わない方が良いかと。瞳が揺れていますよ」


 俺は左腰にある短剣を、左手で鞘から引き抜き、逆手に構える。ミカーナに教えられた構えだ。


「敵うとは思っていないのだろう? 先が見えた戦いをする意味はないぞ?」

「意味は作るものです。それに、俺の命は安くはありません。分の悪い賭けには使いませんよ!」


 俺は左手を横になぎ払う。それ単体では非力な俺の意味のない行動だが。

 僅かにカグヤ様は反応した。それは必殺の狙撃手にとっては十分な隙だろう。

 カグヤ様の死角から一本に矢が飛んでくる。右斜め後ろ。ミカーナが放ったものだ。これは避ける事も弾く事も出来ない筈だ。

 そう思った。


「な!?」


 カグヤ様は右手に持った刀で矢を見ずに打ち払い、いつの間に抜いた鞘で俺の短剣を受け止めていた。

 綺麗過ぎる容姿が視界に入る。白い肌も艶やかな唇も、褒める言葉が浮かんでこない。感じたのは純粋な恐怖。綺麗な人形も夜に見ると不気味なように、カグヤ様も綺麗さ故の不気味さを持っていた。


「くっ!」


 俺はすぐに離れようとするが、短剣を弾いた鞘で左胸、心臓の部分を強く突かれる。

 一瞬、何が起きたか分からず、次の瞬間には情けなく膝をつく。


「クレイ殿!!」


 ミカーナの声が聞こえるが、体が動かない。扇のおかげで傷はないが、ダメージはあった。

 何かを弾く音が聞こえる。ミカーナの第二射だろう。不意打ちすら止めたカグヤ様だ。普通に射っても聞かないだろう。


「……言い残す事はあるか?」

「……油断は……最も恐れるべきものですよ……」


 言った瞬間、カグヤ様が俺から離れた。一瞬遅れて、カグヤ様が居た場所に刃が通る。


「時間稼ぎご苦労だったな。軍師」

「いえ……良い様に使ってすみません……」


 両手に通常の剣よりやや短めの剣を構えたアルス隊長が現れた事と言う事は、手遅れになる前に予備隊が間に合ったと言う事だろう。


「中央でパウレスの野郎が奮戦してる。このお姫様をどうにかしさえすれば……凌げるぞ!」

「ではどうにかしましょう」


 こちらに走ってきたミカーナが弓をカグヤ様に向ける。ミカーナとアルス隊長。自由に動かせる戦力じゃ最強の組み合わせだ。二人でも追い返すことが出来ないなら、打つ手はない。

 ミカーナと言葉を交わす事なく、アルス隊長はカグヤ様に突っ込んでいった。両の手の剣を高速で振り、手数でカグヤ様を押す。いや、押しているように見えるだけか。カグヤ様は高速の連撃を全て一本の刀で防いでいる。

 息が切れ、アルス隊長が距離を置いた瞬間、今度はミカーナが弓矢で高速の連射を見せる。だが、至近距離とも言える距離で、カグヤ様は全てを避けてみせた。


「やべぇな! 噂通りか!」

「噂の方がまだマシです!!」


 アルス隊長もミカーナも僅かな隙を逃さず攻めているが、カグヤ様には一切の攻撃が入らない。

 決め手に欠けているのだ。せめて後一人、動きを止められる人が居れば。

 そう思い、俺は左胸にある扇を思い出す。正確にはソフィアの言葉と手紙の内容を。

 これがユキトの命を守ってくれます。

 ソフィアはそう言った。そして、手紙にはこう書かれていた。

 最初のひと振りにはお気を付けを。私の魔力を込めているので、とんでもない風が起こります。

 今日まで機会がなかった為、俺は一度も扇を強く振っていない。もっぱら指揮杖代わりに使っていたが、これは。


「神扇だっけか……」


 そう言って俺は笑みを浮かべる。

 守る守ると言いながら、俺は守られている。ソフィアは疾風の魔術名を持つ最高クラスの魔術師なのだ。力で言えば俺は足元にも及ばない。

 けど、そんなものか。友人なんて頼って頼られての繰り返しだ。一方が頼りっぱなしの関係なんて友人なんて言わない。


「アルス隊長! 下がって!!」

「なにぃ!?」


 俺は懐から扇を取り出し、広げる。そこに描かれているのは風と戯れる竜。

 雅な扇だ。そんな事を思いつつ、俺は右手で思いっきりカグヤ様に向かって扇を振った。

 突風。

 そう形容するのが最も正しいだろうか。風は一瞬だった。だが、威力が尋常ではない。城壁の一部を削り取り、後方で待機しているカグヤ様の軍まで影響は及び、大きく陣形を崩している。

 それをカグヤ様は耐え切っていた。なにか特殊な防御をしたのだろう。体に傷はない。だが体力は消耗したようだ。肩膝をついて息を荒げている。


「カグヤ様! 撤退を!」


 城壁に登っていたカグヤ様の兵がカグヤ様の前に立ちふさがり、俺たちの追撃を阻む。

 結局、この兵たちの乱入と決死の奮戦でカグヤ様には退かれてしまった。

 カグヤ様を阻んだのは良いが、こちらの被害は甚大で、もう一度の攻勢には耐えられそうにはなかった。だから俺は将軍たちを集め、今後の方針を伝えた。


「おいおい、本気か? 軍師」

「本気です」


 アルス隊長が俺の顔を見て、やれやれとばかりに肩を竦める。

 俺はその場にいる将軍たちにもう一度伝える。


「この城を放棄します」

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