ホーンテッドマンション
「ホーンテッドマンション、どうだった?」
「 ぼちぼち (墓地墓地) でんなあ 」
失礼いたしました。
テレビで見ました。2回目。
お化け屋敷映画は大好きなんです。
原作はディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」。
ですから「ホラー映画」ではなく、あくまで家族で楽しめる「お化け屋敷映画」です。
お化け屋敷のルール
お化けはお客さんに触ってはいけない。
というわけで、あくまで怖がらせるだけで、お客さんにけがをさせてはいけないのです。「怖くない!」と大人が文句を言っちゃあいけません。
しかしお化け屋敷大好き人間からクレームを付けると、
恐がり役のエディー・マーフィーがうるさい。
恐がり役は若いギャルの方がいいに決まってるだろう!……というのはファミリー映画には当てはまりませんか。おじさん的には奥さん役の女優さんが美人でかわいらしくて美味しいです。
まじめな話、もう少し落ち着いてお化け屋敷の不気味な雰囲気を楽しみたいところですね。お化け屋敷は「出るぞ〜、出るぞ〜」とドキドキさせられるところが一番楽しいですからね。ここでギャーギャー騒がしいのは台無しです。
アトラクションでお馴染みのお化けたちがたくさん登場しますが、大半がただ登場するだけで話にからんでこないのがもったいない。
こういうところを脚本できっちり練り込むと映画作品としても傑作になると思うんですけれどね、残念ながらそのレベルには行ってませんね。
ま、あくまで子どものお客さんが基準の映画でしょうから、大人はおつき合いですね。うるさいことは言わずに童心に帰って楽しみましょう。
仕事人間のパパさんという設定はすっかり食傷気味ですが(2003年の映画です)ファミリー映画としてなかなかよく出来た映画だと思います。
そういえばお化け屋敷映画の「ホーンティング」と「TATARI」をセットで書いた原稿があったんだけど、発表してなかったなあ。誰も興味ないだろうなと。
興味、ないでしょうねえ?




