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第59話魔王軍襲撃


その後の観光は順調だった。

まあ、順調と言っても繁華街で暴れ、止めにきた衛兵を魅了の魔眼と殺気で黙らせたりしたりはあったのだが。


〜〜〜


そんなこんなで観光最終日〜


「あーそろそろ帰るか、カティアお前も来るか?」


「いっいえ私は…」


「まあ、無理にとは言わないが、気が向いたらエルライド王国に来い。歓迎するぞ?」


「はっはあ、」


カティアとそんな事を話していた時だ。


「襲撃だー、魔王軍だー。」


町が急に騒がしくなった。


エリスは言う。


「ラグア様いかがなさいますか?」


「あーここ数日で俺ら印象最悪だからな、ちょっとは働かないとこの国出禁にされかねない。ちょうどいいから潰すか。エリス、ライナー、フィリム命令だ。俺の同盟国に喧嘩売るヤツらを潰してこい。セリーはカティアを守れ。」


「「はっ」」


セリー以外の俺の配下が散る。


「さてカティア、帰るのはもう少しあとだな。セリーを置いていくから適当に使え。俺は頭を潰してくる。」


そう言って俺は土星帝の力で久しぶりに翼を出す。

うん、久しぶりの殺し合い上がるわー


〜〜〜


リース森林国上空〜


「さてさて、俺の同盟国に喧嘩を売るなんてバカはどいつかな?」


敵は相当な大軍だが、三ヶ所から血の噴水が巻き起こっている。エリスとライナーとフィリムだ。

アイツらは任せておいて大丈夫だろう。

魔王以外にアイツらが負けるなどありえない。


おっアイツが頭か。


「こっこんなっ、なんでこんな魔王も勇者もいないはずの弱小国にこんな化け物がっ。っ!?貴様はっ」


あー俺の事気付いたわ。

てか天使だー。

はじめてみたけどホントにいるんだな。

ん?羽が黒いから堕天使かな?

まあ、どっちでもいいや。


「俺は魔王ラグアだ。お前、俺の同盟国に手を出すとかいい度胸だな。正直、ミグとか言うヤツか上位3魔王以外で俺に喧嘩売るヤツなんか皆無だと思ってたわ。まー久しぶりだから楽しませろ。」


俺はそう言って千手観音モードに体を変化させる。


「まっ待てっ、軍はすぐに引く。貴殿と敵対するつもりはない。だから見逃してほしい。」


「いやさ?もう敵対しちゃったわけだしさ?運がなかったと思って諦めようぜ?それに俺は今、同盟国を出禁になるかもしれない瀬戸際なんだよ。主にバカどものせいで。」


決して自分のせいだと言わないのは、常識が根本的に欠落したラグアだからだろう。


「まっ待てっ、いや待ってください。話し合いましょう。私は13魔王内序列第9位リリス・ヘヴン。貴殿と敵対するつもりは毛頭ない。」


名乗ったリリスヘヴンは真っ青になりながら言う。


まー、平均基礎ステータス120億ってとこか。

王級スキルは3つあるけど帝級スキルはなし。

こんなヤツ俺の敵じゃない。

てか、この後に及んで見逃してほしいとは言っても、無条件降伏しないのは魔王の矜持かな?

まーどーでもいいけど。

コイツは消す。

俺に逆らったらどうなるか、他の13魔王に見せつける為にも。


「話はそれで終わりか?ではこっちからいくぞ?」


リリスの真っ青な顔が絶望に変わった。






これにてほのぼの回は終了です。

慣れないので、お見苦しかったかも知れません。

お付き合いありがとうございました。

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