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第83話第一回エルライド王国会議


なんかずいぶん久しぶりの出番な気がする。

まあ、いいや。

俺はついさっきエルライド王国に戻ってきた。

そしたらなんかよくわからんヤツが1人増えてた。

誰だコイツ?


「はじめまして、ラグアさん私は森神セルナース。カティアさんの担当をやっているわ。」


なるほど。

コイツが創造神の1人か。

敵か?

いや、カティアの担当だからどうなんだろうな。

いいや、聞いてみっか。


「セルナースって言ったか?聞くがお前は俺の敵か?」


そのままである。

最近のラグアはめんどくさいの一言で考える事を放棄している。


「私はカティアさんを転生させたものの使命としてカティアさんを守るのが役目。カティアさんが戦うと言うならあなたの敵になる事も…」


「わっ私はそんなつもりは全くっ、滅相もっ…」


カティアは俺がいない間に何があったが知らないが挙動がおかしいし、完全に憔悴している。

こんな事をするのは1人しかいない気もするが、アイツに何を言っても無駄だから省く。


「呼びました?」


「呼んでねえから黙って失せろ。」


俺はバカを黙らせる。


さて、余興はこのぐらいにして本題に入ろう。

今俺達はエルライド王国の大会議室にいる。

参加者は俺、エリローズ、テオレーム、ノーマン、エリス、セリー、ライナー、フィリア、フィリム、カティア、セルナース、アリエルの12人。

本日の会議の議題はアルムスの征服。

もはや俺達の敵になるようなものはエリローズが言う最高神だけだ。

ならば最高神と戦う前にある程度の準備はしておきたい。

具体的には帝級スキル持ち以上の吸収。

そのためにはしばらくこの国を空けなくてはならない。

その時に備えて不穏分子は今のうちに消しておこうと言う会議である。


「えー、それでは僭越ながら司会進行役を務めさせていただきます、エリローズです。」


「おい?何勝手に話進めてんだ?殺すぞ?」


たが、司会はまあ、一応必要か。

誰にするかな?

1番の常識人はカティアとアリエルだが、今のカティアは司会なんかできる状態じゃない。

アリエルにやらせるか。

まあ、アリエルが例えポンコツだとしても俺の配下やこのバカに任せるよりは遥かにマシだ。

え?俺?できるわけねーだろ。


「それではご指名に預かり、司会進行を務めさせていただきます、アリエル・エルライドです。よろしくお願いします。」


アリエルはそう挨拶した。

本来ならこんな会議抜きで適当に割り振りたかったが、この中には俺の配下じゃない者もけっこうな割合でいる。

特にテオレームなんかは、エリローズの命令は聞いても俺の命令は聞かないので、仕方がない。


こうして会議ははじまるのだった。




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