頑張るのをやめる②
チャリや体操以外にも、私が“頑張らない”を実践したことがあります。
それは日常生活。
以前も書いたのですが、鬱中の私は
・掃除ができない
・洗濯物を洗っても、干し忘れてしまう
・洗濯物を干して、乾いても畳めない(数日間畳まず放置)
・料理をすることが困難になる
・入浴が億劫になる
・身だしなみがどうでもよくなる
・化粧をしたくない
など、できないことがたくさんありました。
まずはそれまでできないことに対して抱いていた失望や罪悪感を、一切考えないことから始めました。
料理ができない? って言っても必ず一品は作れてんじゃん。文句は言わせねぇ。
※実際誰も文句は言ってなかったからOK
洗濯物が畳めない? ハンガーにでもかけとけば無問題。
化粧をしたくない? スッピンでいいじゃん。気にしない。
ガハハハハ!
などと、笑って全肯定することにしたのです。
発想の転換ってやつですね。←?
そしてここからがポイント。
全体的に、手抜きをしてもOK決めました。
例えば掃除。
毎日掃除機をかけるのは、鬱中の身には大変な作業。
だからもういっそ、掃除機は気分が乗ったときのみかける。気分が乗らなかったら見て見ぬ振りをする。あまりやらない日が続くと、夫が帰宅後に掃除機をかけてくれたりするし、息子もお風呂掃除をしてくれるので、家の中はそこまで汚れません。
(やってくれる家族がいてよかった)
例えばお風呂。
暑い日はやっぱり入らないと体がベタベタして気持ち悪い。けれど入れない……そんなときのために、ボディシートとドライシャンプーシートを用意しました。
ササッと拭くだけで全身サッパリ、嫌な臭いも防げる優れものです。
例えば洗髪。
基本はシャンプー&コンディショナーを使用しているのですが、面倒になった日はコンディショナーINシャンプーを使用。かける手間が一度だけなので、洗髪に対するハードルがグンと下がりました。
例えばスキンケア。
これまでは、拭き取り用化粧水→洗顔→化粧水→美容液→乳液→収れん化粧水の順番でお肌をケアしていましたが、行程が多すぎて正直面倒くさい!
そこで、オールインワンのシートパックを購入し、使用することに。
しかも使用時間は一分でOKのものです。
パッとできて、チャッと潤って、楽ぅー!
そんなふうに、いかに手数を少なく、やりたくないことをやるかに全力を尽くしたのです。
今の世の中ってとても便利な商品がたくさん出ていますからね。使わない手はないのですよ。
そして最大のポイントは「やりたくないときは、やらなくてもいい」。
それを合い言葉に、全力で手抜きをし、自分を甘やかしました。
楽ーに楽ーに毎日を過ごしていくうちに、なんとなく気力が上向きになってきた私。
この調子で全てが……と言いたいところですが、残念なことに肝心のお仕事に対する気持ちだけは上向きになってくれません。
いや、お仕事がしたい!ってのは、ずっと思っているんですよ。
だけどPCに向かうと一向に筆が進まず、いいアイディアが浮かんでも、瞬く間にサラサラと頭の中から消え失せてしまう。
書きたいのに書けない。
小説を書くことが大好きな私には、このことが苦痛以外の何ものでもありません。
――なかなか上手くいかないなぁ……。
なんてことを考えては、ちょっと落ち込んでみたり。
そんなある日。
またもやおかしな症状が出始めて、混乱の渦にたたき込まれた私なのでした。




