頑張るのをやめる①
揺り戻しをやってしまった私。
今の状態は前述の“底期”にあたり、そこからなんとか“回復期”まで戻さなければいけません。
――だけどなぁ……戻すって、一体どうやって?
服薬は続けています。が、それ以外のことをどうやって行ったら回復期に戻るのか、全く見当がつきません。
――いっそ、何もしないって言うのはどうだろうか。
そんな思いが頭を過りました。
私が揺り戻しをしたのは頑張りすぎたから。
その“頑張り”のほとんどが、鬱の診断が下ってから始めたもの。
だったら今までやって来た“頑張り”を一切しなけくなれば、ワンチャン元の状態まで戻るんじゃ?
なーんて単純極まりない思考だったのですが。
これが意外と当たっていたようで。
まずは毎日行っていたヨガを止めてみました。
ただし体操――というか主にストレッチは継続しています。
なぜかというとチャリに乗るにあたり、筋肉をほぐしておくこと、膝や腿をある程度鍛えておくことは必須だと思ったからです。
そこで思いついたのが、NHK Eテレで放映している“テレビ体操”。
ストレッチ要素の強い体操を中心に行われ、最後はラジオ体操で締めます。
起立して行うことは勿論、着席したままでもできる、しかも一回十分のお手軽体操。
これなら大丈夫じゃね? と思ったわけです。
ただこれも、やる気が出たときのみ実践してみました。
ポイントは“やる気が出たときのみ”。
毎日頑張るぞー! ではまた義務化してしまい、一向に良くならない気がして。
だから「今日はちょっとやってみようかな?」と思えたときのみ行う形にしたというわけです。
また毎日乗っていたチャリも、週に何度かに切り替えました。
チャリは好きなので毎日乗ってもいい気持ちなのですが、やり過ぎ厳禁。
それから真夏は気温がある程度低い超早朝か夜でなければ、熱中症のリスクが高まります。
揺り戻し以前に生命の危機に陥ってしまったら、元も子もありませんからね。
だから朝五時時点で予想気温が二十八℃以下のときのみ乗ることにして、早朝ライドを楽しむことにしたのです。
(余談ですが私は目(乱視)の関係で、夜ライドが難しい体質のため、早朝ライドを選択しています。LEDの灯りが三重くらいにぼやけちゃって、距離感が全く掴めないため夜はただ歩くことすらドキドキの連続なので、夜は走れないのですよ……)
気温を二十八℃に決めたのは、前年に気温二十八℃のなかをライドして、熱中症をやりそうになったから。
なので自分のボーダーラインを二十八℃に設定し、それ以上は絶対乗らないと決めたのですが、朝から二十九℃とか三十℃とか高温の日は案外多く……。
そのため乗れない日が多く続いたのですが、その分乗れた日はとても楽しく、いい気分転換になりました。
距離も十キロ以上と決めず、気の向くままに行きたいところをプラーッと走る。
そんな走り方を続けるようにしました。
そして体操やチャリ以外にも“頑張らないこと”は続きます。




