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気づいたら 鬱 ど真ん中にいました  作者: すずしろ たえ


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23/42

揺り戻し、やっちゃいました

 次の受診時。

 私はやる気がなくなって、前の状態に戻ったかのような日常を過ごしていることを医師に伝えました。

 ついでに新しい薬になってから、ふとした瞬間いきなり泣きたい気持ちが高まって、どうしようもなくなることも。

 泣き出したりする前に治まるんですけどね。ほんの一瞬で終了。

 だけど新しい症状には違いないので、念のためご報告。


 この症状が現れた原因をいろいろ考察してみたのですが(私は大の考察好き)、今まで押し殺していた感情が、新しい薬を飲み始めたことで、小さな爆発となって表面に出てきてるのかなーとか思ってみたり。いや知らんけど。

 ただ……。

 私の相棒作家に「たえさんは我慢しすぎなんだよ」と言われたこともあり、当たらずとも遠からずかなと思っている部分もあって。


 睡眠障害を患ったのは、仕事をするにあたって我慢をしすぎてストレスがMAXになって、それが鬱に発展したから。

 さらに悪化させたのは、何度もプロットを相手都合で再提出させられまくり、それでもなんとか頑張ったけれど「コミックシー○アみたいな作品」を出せないことで一方的に切られて終了したせいだし。

 うーん……たしかに我慢しすぎていたきらいはある。

 ポンコツな私はよくも悪くも自分のことには鈍感で、我慢は結構得意なタイプだと思っていたのだけれど、実は違ったのかなぁ。

 この年齢になってもまだまだわからないことがいっぱいだ。


 閑話休題。


 とにかく現在こういう状況なんですと説明したところ


「揺り戻しですね」


 と言われました。

 鬱の場合、回復までのプロセスが


1.落ち込み期……疲労が極限に達する

2.底期……疲労しきった状態。活動不能、酷い場合は寝たきり状態

3.回復期……徐々にエネルギーが回復、少しずつ動けるようになる

4.リハビリ期……ある程度回復したものの、揺り戻しが来る場合がある


 の四段階あるらしく、今の私の状態は「4.リハビリ期」にあるのだろうということ。

 ここで気をつけたいのは揺り戻し。

 揺り戻しとは簡単に言うとリバウンドのことで、状態がよくなったと思っても、一気にまた悪い状態に引き戻されてしまうことなのだとか。


「揺り戻しは頑張りすぎると出やすくなったりするんですよ。頑張っちゃいました?」


 と問われ、心当たりが全くない私。

 あ。でも冷静になって考えてみたら、チャリで平日毎日十キロ走行とか、そのほかにもヨガとか体操とか、食生活の改善とか、一気にやり過ぎた感は否めない。

 よくよく考えてみたら、よかれと続けていた行動はいつしか義務みたいになっていたところはある。

 まさかそれが揺り戻しに繋がった!?


 どうすれば……と尋ねると「頑張りすぎないこと」と言われました。身も蓋もありませんな。


 そしてこの症状をなんとかするために、新しい薬が一種類追加されました。

 こちらは気持ちの高ぶりを抑え、不安や緊張を和らげたり、気分を落ち着かせる向精神薬です。今飲んでいる薬にプラスして、これを飲むよう言われました。

 おぉう、薬が増えちゃったよ。

 強い薬をWで使用とか、大丈夫かなぁと……さすがに不安になりましたが、これは併用使用と言って鬱の場合はまぁまぁあることらしいです。

(実際、鬱を患っている友人も二種類の薬を併用しようしているのだとか)


 しっかし、そうかぁ……頑張り過ぎちゃったのかぁ……。

 自分のポンコツ具合と、脳筋気質がまさか裏目に出ようとは。

 よかれと思ったことが全部裏目に出ていたことに、ショックが隠せない私でした。

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