思わぬ誤算
チャリで走るようになった私は、同時にヨガや簡単な体操、そして食生活の見直しも図りました。
食生活の……とは言っても、劇的に何かを変えたわけではありません。
普段の食事にプラスして、セロトニンを増やすと言われている食べ物を、積極的に取り入れることにしたのです。
たとえばバナナとかチーズとか、納豆とかナッツ類とか。
どれも私の好きな物ばかりなので、食べるのに苦はありません。
もちろん服薬も欠かしませんよ。
ただ、服薬だけに頼るのではなく、できることをできる限り頑張りたい。そして早く治したい、お仕事をしたいという気持ちが強かったのです。
ちなみにその頃にXに書いたポストがこちら
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焦ってんのかな、私
焦ってんだろうなぁ、やっぱ
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自分でも薄々気づいていたようですが、相当焦っていますね、私。
けどまぁ、仕方のないことです。
仕事を休まなきゃ行けない状況になってしまい、ご迷惑をお掛けした企業さんは複数社。どこも全部「お待ちしてますので、ゆっくり治してください」とおっしゃっていただけましたが、それにあぐらを掻いているばかりでは申し訳ありません。
だからなるべく、できることは全部やり尽くしたい。
そう考えていたのです。
そんなこんなで自助努力を続けていた結果。
なぜかやる気と意欲が低下しました。
理由は全くわかりません。
が、とにかくやる気が出ないのです。
日課にしていたチャリも、何かと理由を付けて乗らなくなってしまう始末。
これね、ちょっと面白いんですけれど、出かけられないことを肯定するために、何かしら理由を探しまくるんですよ。
たとえば
「今日は風速四メートルの予報だから、チャリはちょっと疲れそうだな。あまりに疲れたら続かない。続かなければ意味がない。だから今日くらいは少し休もう」
みたいな感じで。
んで「今日くらいは」が毎日続いてしまい、結果その後も暫く乗らなくなってしまったのです。
これはまだ鬱だとわかる前、一歩も外出せずにひたすらPCに張りついて仕事していた頃と、全く同じ状態なんですよ。
あのときも「外出している暇があったら一文字でも多く書きたい」「所により一時雨の予想だしな」「食材はこないだまとめ買いしてきたし、スーパー行く必要もない」なんてことを毎日考えては、家から出ずにいたのでした。
その頃と全く同じ状態。
けれどこのときの私はそのことに、全く気づいておらず。
やる気出ないなぁ、どうしたのかなぁなんてことを考えながら、無駄に時間を溶かすだけの日が続いていくのでした。




