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気づいたら 鬱 ど真ん中にいました  作者: すずしろ たえ


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運動を頑張ろう!

 睡眠薬が絶望的なまでに合わなかった私。

 そこで睡眠薬の服用を止めることにしました。

 もともと医師とは


「睡眠薬は眠れないときのみ使用してください」


「頓服的な感じってことですか?」


「そうですね」


 という会話を交わしていたため、止めることに不安も抵抗もありませんでした。

 それよりも妙な夢を見て朝からグッタリするほうが嫌だったので、むしろ進んで服用をストップしたほど。


 ただ、そうなると睡眠をどうしたら……という問題が出てきます。

 そこで私が考えたのは、チャリに乗ることでした。

 またチャリか。どんだけ好きなんだよ、と思われるかもしれませんが、チャリを選んだのにはちゃんと理由があるのです。


 どうも鬱改善には有酸素運動とレジスタンストレーニング(負荷をかけて行う運動)が有効だそうで、なかでも特にチャリが効果的であるという論文まで発表されているらしいのです。


 私が推し色のチャリを購入した際、暇さえあればチャリを乗り回していたことは前述のとおりなのですが、あの頃は気力体力共にジワッと上昇、(全盛期並みとは言わないまでも)なんとかかんとかお仕事をこなせるまでになっていました。


 それがチャリを一時封印して仕事に没頭しだした途端に、心身共に大きく崩れてしまい以下略。


 それから随分経って、上記の論文なんかを知って「自分が知らずにやってたことは、実は正しい行動だったのか」と思い至りました。


 これからはできる限り毎日チャリに乗ろう。そうすれば、睡眠薬を服用しなくてもきっと眠れる。


 問題はチャリに乗る時間があるかってことだけれど、幸いなことに鬱を発症していることと寛解するまでは休業するといった旨を各社に伝えてある。

 つまり今は、チャリに乗る時間がたっぷりあるってこと!

 チャリに乗り続けたら以前のように調子よくなって、小説が書けるようになるかもしれない。

 この際、鬱に効果的なことを精力的にやって、一刻も早い寛解を目指すぞ!!


 そう考え、一日最低十キロ走行×平日は毎日という目標を自らに課し、励むことにしたのでした。

 これを言うと結構「十キロも走るの? 大変じゃない!?」という言葉が返ってきたりするのですが、片道五キロ、往復で十キロってチャリだと意外と大丈夫。

 ペダルをのんびり漕いで五キロ地点で小休憩を取り、帰りもまたのんびり走ってくればさほど疲れません。

 あまりのんびりペースだと、レジスタンストレーニングにならないのでは? と思われるかもしれませんが、私は初心者なのでまずは自分が楽なペースで体を慣らし、思う存分楽しんだ後、徐々に負荷をかける方向で行こうと考えたのでした。

 ただ疲れるだけじゃ嫌になる。トレーニングのなかに楽しさを見い出さなきゃ、きっと続かない。

 続かなければ意味がありませんからね。


 とにかく続ける。

 それを第一目標に、一日十キロを走る私がいたのでした。

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