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ありがたい事にアクセス数少しづつ増えているのですが、評価や星はあまりついてないようで、モチベーションがなかなか上がりません、なので100話ぐらいを目処に完結を考えてます
城門に着くと衛兵が来て、魔族の入領は難しいと言われたが、Sランクのギルドカードを見せるとしぶしぶだが入領を許された。
「まぁわかっていた事ですがやはり魔族への対応は冷たいですね」
「仕方がない事だ、今回の件は魔族側に非があるからな、お前らがそれを変えていくしかないだろう」
「はい、わかりました」
そのままギルドに入ると、目がこちらに向き、やはり悪感情が多く見られる、気にせず受付に進む。
「皇都からの依頼で来たSランク冒険者だ」
「は、はい伺っております」
受付嬢はびくつきながら対応する、皇都から俺らの事を聞いているのだろう。
「なんでここに魔族がいるんだ」
遠くからヤジが聞こえる。
「やめろ!」
ギルドの中に居る職員が冒険者を一括する。
「なんだギルドは魔族を擁護するのか?」
小声で話す声が聞こえる、それらを気にせず受付嬢から情報を聞き出す。
「南門から出て隣の領都ミゼルに向かう街道を進むとヘルハウンドの目撃情報が得られています、商人等にも被害が出ているのですが、私達の領都では領軍でも撃退が精一杯で討伐まで至ってまん、領軍にも被害が出ており、次に出撃するにも時間を要す為に、他国にも依頼を発注する形になりました」
「ここの冒険者で依頼を受けた者はいないのか」
「冒険者の情報は秘匿義務があるんですが、今回はBランクパーティが何組か受けたのですが、受けた者は帰ってきておりません」
「この領都にはSランクまたはAランク冒険者はいないのか?」
「この国でSランクは王都にいるだけです、Aランクはいるのですが、別の依頼・・・山岳にも危険度の高い魔物が出現しそちらに出向いています」
「そうか、わかった」
ギガントサイクロプスとバジリスクAランクなら倒せるのか?まぁ向かっているなら仕方がないあちらの方が数は少ないからな何とか倒せるのだろう、冒険者ギルドを後にして街道に向かう事にしようと外に向かうと。
「魔族がなんでこんなところに来ているだよ、お前はエルフと獣人族、魔族なんて屑な奴らと組んでるのか?俺の仲間になって魔族なんかと手を切れよ、見た目も悪くないしな」
俺に背中を向け、メルティーナ達に絡む冒険者が見れる、俺はそいつの背中を蹴り壁に叩きつける。
「邪魔だ退け」
それだけであたりは静まり返った、そして受付から職員が出てきて土下座をしている、絡んだ冒険者は職員に奥に連れていかれる。
「申し訳ありません、何卒お許しください」
「構わんが絡まれるのは好きじゃない、次はないと奴らに言っておけ」
「はい!」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。
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