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　それからギルドに行き今度は依頼を受けたボアやらウルフの素材を納品する。

「依頼にはなかったんだな、ジャイアンボアとウインドウルフの素材もあるんだが」

「えっ！」

「ジャイアントボアとウインドウルフだ」

「お聞きしたいのですが、ウインドウルフは群れでしたか？ああ、今卸したウルフとまだ出てないウルフが何匹か纏めていたな」

「ウインドウルフは群れならばBランクの依頼です、それをソロで倒したと？」

「いや厳密に言うとソロではないな」

「ホッ！やはり1人では無理ですよね」

「襲われていた冒険者を助けて倒したからな、もしかしたら奴らも何匹かは倒していたかもしれん、ウルフ如き普通に倒せるだろ？」

「いやいやいや、ウルフならそうですが、ウインドウルフと一緒だと統率が取れて途端に倒しづらくなるんですよ、ソロで討伐なんてAランクでも余程の強者でないと無理ですよ」

　当初ゆっくり冒険をするつもりだった、だが人間は弱すぎるんだよな、魔族やらがこちらに来たら確実に置いていかれる、スキルがあっても上手く使えてないとか剣聖や剣王なんて本当の極1部の人間しか待ってない、群れを討伐する魔法も魔力増強や魔を極めし者なんてスキルがないと無理だ賢者なんて転移者しか持ってない、そしてそんなスキルを持っている者は王族や貴族に囲われているのが多い、何かテコ入れしないと無理だなと考えている、武器だと魔族とかにも売らないとならない、やはりスキルを復活させるか、それでも使い方がなってないから無理だと思う、人間だって狼を倒すのに剣で倒してた時代は1人では無理だった、何人もで囲んで倒していた、銃が出来、1人でも倒せるようになったんだ、実際30階層から出るジャイアンバイバーとかは軍が出る事案だしな、どうしたもんか人間にレベルの概念をさずけるか、レベルなら努力しないと上がらない、レベル100を上限にしレベル50ぐらいで普通の魔族と渡り合えるぐらいなら良いだろう、レベルによって魔力や知力も上がる、高火力の魔法も使えるようになるし、筋力も上がる、問題は他の種族から妬まれる、それをどうするか、魔族には魔剣を下賜する、エルフは大精霊を介して恩寵を与える、獣人族はフェンリルの庇護を与える、各々に核兵器を配る様な物だ、ドワーフ戦いには参加しないが庇護はないと奴隷にされたりする可能性はあるな、なら酒の神でも作って酒を各種族に卸ろせるようにするか、ドワーフを無碍にしたら酒が飲めなくなるような、これならばどの種族もドワーフを蔑ろにはしないだろう、よし神託をくだそう。