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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。
魔族側の大陸にある国、魔王の国ではない、その国は国名がある訳ではない、しかし規模が大きく、集落を形成している、この国は魔王から離反した者が集まって出来た国だ、その数は2千人程いる、魔人族、鬼人族、ヴァンパイアと色々な種族がいる、そして魔王の国をいつか落とすと研鑽している、それくらいなら特に問題無い、俺の神の理として、戦争とかを止めるつもりはない、ただそれにより人を殺して実験する等は見ていて気持ちの良いものではない、この国は魔法の研究の為に、なかなか人道的?人と言うのか?魔人道的と言うのか?分からいが、反した事をしている、魔王の国から人を攫い、連れて帰り魔法が枯渇した状態で火炙りにし何処まで耐えられるか、舌を切り詠唱させ魔法が発動するかなどなかなか酷い実験をしているものだ、そんな実験も止めれば魔法の発展を遅くする可能性はあるのか?ここはよく考えよう、俺が手を出して良い案件か、そこで1つの回答に至った、あいつらやらせれば良くないか?あいつらの名声も上がる、いくら強くても流石にあの数、多少は手こずるだろう、なので今回は俺は全く手を貸さない、そんな状態であいつらが何処まで出来るか見てみよう。
数日後全員を集める、説明していく
「・・・・メルティーナそんな集落があるのは知っていたか?」
「はい、噂程度ですが聞いてました」
「それでお前ならどうする?」
「そうですね、以前の私ならお父様にお話をして、場所が分かれば魔王様にお話をし、国軍と近隣の領軍と合わせて殲滅に向かうと思います、魔族は一騎当千の者も多いです、鬼人族の力は侮れませんし、ヴァンパイアは不死とは言いませんが、それに近い物があります、そんな中で魔人族は魔力も力の持っている、なので領主とかに付いている物が多いのです、魔王様も魔人族ですしね、そんな魔人族が居たら軍でも被害を被るでしょう、しかし、だからと言ってそんな事を許す訳には行きません、討伐しなくてはなりません」
「そうか、俺はなこいつらの事をそんなに悪くは思ってない」
「「えっ?(にゃ)」」
「こいつらがただの殺戮者なら許せんがな、魔法の研鑽に限らず、犠牲はいつの世も付き物だ、医療にしたって多くを助ける為に1人の人間を生きたまま解剖することだってある、人間は何日寝ないと死ぬか?試さないで分かるものはいるのか?何かしらの犠牲があったら回答を導き出せる、今回こいつらの事を見たところ、ヴァンパイアは不死の研究をしていた、鬼人族は肉体の耐久性を研究していた、私に言わせればそれで未来、先があるなら構わないと思ってる」
「・・・・・」
「なので今回は俺は手を貸さん、お前らだけでどうするか決めろ、お前らだけとは魔王や軍の力も借りずお前ら4人でどうするか決めろと言う事だ、皆殺しでも良いし、聞いてないと関わらなくて一向に構わん、お前らで決めろ」
それから4人でメルティーナの部屋で話し合いをする事になった。
「どうするニャ?」
「負ける気はしないけど、今回はもしかしたら犠牲が出る可能性があります、それくらい魔族とは強い者なのですよ」
「神様は助けてくれないニャ」
「ニーニャさん今回は仕方がないと思いますよ、私も神様の言ってる事は少なからず分かりますから」
「「えっ?(ニャ?)」」
「私はここに合流する前、神様にこんな事を言われました、エルフとは保守的で世界の発展に協力してないと、必要ないから消すか?と、あの時私はそれが出来る神様を恐ろしく感じました、しかし神様はこの世界を発展させたい、なら確かにエルフなど必要ないのですよ、例えば戦争で領地を奪う、お店から強盗で物を奪う、違いはありますか?大義名分があるから戦争は許される?神様から見たらどっち一緒なのですよ、先程話してた魔法が発展するなら神様は良しとさえ思ってます、神様が発展を邪魔するのが私達と考えたら?殺されるのは私達側です、神様にとって今回の出来の事は特に問題ないと判断したのですが、メルティーナさんに与したんだと思いますよ、だって教える必要も無いじゃないですか?それでも教えてどうするかメルティーナさんに委ねたのです、それは慈悲だと思いますよ」
「そうなのかな?」
「お嬢様神様はいつもこの世界の発展を望んでる事に手を出してました、エルフと獣人族の粛清だってエルフが発展の邪魔と捉えてました、ラング王国だって貴族至上主義で閉鎖的だったので粛清されたのですよ、あの国はこれから変わって良い動きをするはずです、魔王様との戦いだって魔法の研鑽です、神様は詠唱する必要がないのにあえて詠唱魔法を学びたかった、何らかの意図があり行動してるのですよ、しかし今回は手を貸さないと仰ってます、私はどちらかと言うと反対です、神様は見過ごしても良いと話してました、だけどやるからには全力を尽くします」
「私が領主の首を取ってくるば治まるのではないかニャ」
「いえ、そしたら魔族は新たな頭を作ります、強さも色々あるのですが、1番厄介なのは現在の頭が腕力でのし上がった頭なら良いのですが、次は頭脳派の頭になる可能性がある事です、そしたら行動は一遍します、攫い方も狡猾になったり、実験ももっと酷い事をするかもしれません、魔族は後継性ではありませんからね、私も力を得たので領主の様になりましたが、本来なら別の者が領主になっていたと思います」
「質問ニャ」
「なんでしょう?」
「メルティーナさんは貴族ではなくなったら、平民となって家とかも追い出されるのニャ?」
「それは違いますよ、家もお父様が建てた物、新たな領主は自分で家とか作らないとならないのです、お金も貯めておけば子供に譲れます、領主は新たに税金とか決めて自分で稼ぐのですよ、そのため絶対的な強さを求められるます、ただし、誰もが領主を目指して挑んでくる訳ではありません、そんな事をしたら毎日戦いの日々になってしまいますから、その領土で変わるのですが、何年かに1度武道大会の様な物を開きます、それに勝ち、また魔王様に認められた者が領主と戦えるのですよ、なので認められない者もいます、今回の集落はもしかしたら、その認められなかった者達の集まりかもしれません、それならば強者共が集まってる可能性もあります」
「へー面白いですね、エルフは最年長が族長になる、人間は後継性が多いですし、世の中は種族によっても色々変わるのですね」
「獣人族は部落によって変わりますニャ、後継性もあれば強さもあるニャ」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。
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