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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。

 それからニーニャは街中を鑑定して回る、レリナーラは鑑定で問題無いと判断した住人を説得して回る。


「・・・・・そんな訳で今後この街は天罰が下ります」


「天罰ですか?」


「ええ、先程話した通り私は神の使徒です、この街は盗賊に牛耳られてます、なので逃げる準備をしておいてください、この街自体無くなる可能性もあります」


「わかりました、両親と夫は領主に殺されました、息子と娘も一緒で大丈夫なのでしょうか?」


「もちろんです、領主、いえ盗賊に加担してなければ救いはあります」


「もちろんです、わかりました準備をして待ってます」


「それからこの事は他言無用です、もし漏れれば誰も救えなくなりますので」


「はい、わかりました」




「次はあの家ニャ、ただ問題があって息子は盗賊に加担してるニャ」


「そうですか・・・・わかりました」


「すいません・・・・」


 先程と同じく説明していく。


「それでですね、貴方の息子さんは盗賊に加担しています、それは知っていましたか?」


「えっ?カルが盗賊に加担?どういう事ですか?」


「言った通りです、息子さんは盗賊に加担しています、なので一緒に連れて行く事は出来ないのですよ」


「そ、そんな」


「なので救いを求めるなら息子さんには話さず、置いて行く事になります」


「そんな事出来る訳がない!カルには言って聞かせる、一緒に連れて行く」


「そうですか、残念です、これは神様が決め天罰です」


「えっ?」


 レリナーラはその場で家族を殺す。


「れ、レリナーラさん、な、何をしてるニャ!?」


「ニーニャさん貴方の優しさは美徳だと思いますが、未だに理解してないんですか?これによりシリウス神様のお手を煩わせる事になれば、この家族どころか街諸共、場合によっては私達も一緒に消される可能性があるんですよ、理解してますか?」


「ニャ?な、なんでニャ?」


「いいですか?この人が息子に話します、それが仮に領主いや盗賊に伝わり、盗賊は自分を守るためどんな手段を取るか分かりますか?」


「分からないニャ?」


「逃げるならばまだ良いです、しかしその過程で住人から強奪、幼い子供とかは奴隷にして売る、人質にする、色々考えられるのですよ、それをシリウス神様に貴方は話しますか?はっきり言います、シリウス神様はこの家族も関係無しに粛清すると思います、今までの行動からそれは分かりますよね」


「確かにニャ」


「ニーニャさんもう少し考えて行動しないと命がいくつあって足りませんよ」


「わかったニャ」


 レリナーラはやはり賢いな、ニーニャが馬鹿なのは今に始まった事では無いがあの2人を組ませるのは良いかもしれん、そうなんだよ、別に誰にも話さずこの街丸ごと粛清したって別に一向に構わん、今回はあいつらの休みもだいぶ経ったからたまたま使っただけで、関係なしに綺麗さっぱり無くしても良いと思っていた、あんな領主だ謀反を起こして殺したって良い、だかなすがまま過ごしてる奴ら別に救う事などしなくても良いとすら思っている、本当にこの世界他人任せの奴らが多い、いつか救いが有る、神の救いなど気まぐれだと思ってくれないと、世の中全て救いなどないのだ、信仰すればある程度の恩恵はあるかもしれんが、信仰心すらないのだ、救われる訳が無い。


「そしてあそこの家は全員盗賊ニャ」


「どうしましょう、粛清しても良いのですが、シリウス神様の楽しみを奪う恐れもありますね」


「さっきのように殺しちゃ駄目ニャ?」


「全員盗賊となるとシリウス神様自ら粛清したいと思っているかもしれません、先程は話が漏れる可能性があったので殺しましたが、話さなければそのままほっとくのもありかもしれません」


「それなら聞いてみるニャ、聞くのは大丈夫ニャ」


「そうですね」


(シリウス神様全員盗賊の家があるニャそこはどうしましょうニャ?)


(そこはほっといて良い、こちらで対処する)


(わかったニャ)


「そんな訳でほっとくニャ」


「はい、それでは次に行きましょうと思いましたが、このままだと時間がかかりますね、ニーニャさん1度冒険者ギルドに行きましょう、ギルドの職員、ギルド長が盗賊の可能性は極めて低いので念の為調べます、そしてギルドで把握してる者が居るならそこからも探って行きましょう」


「ギルド長は盗賊の可能性はないのニャ?」


「ええ、ギルド長はギルド本部が決めるのですよ、そもそもこの国の人間ですらない可能性があります、なのでその可能性は極めて低いのですよ、本当にもしかしたら盗賊と手を組んでる可能性がありますので念の為調べます」


「わかったニャ」




 ギルドに入ると冒険者は盗賊も居る、そして受付のギルド員は盗賊では無い事がわかった、そしてギルドカードを提出し、ギルド長との面会を求める、ギルド長も盗賊ではなかった、Sランクの冒険者は皇都のギルドマスターから神の使徒と発表があったので、ギルド長はすぐに対応してくれた。


「・・・・・そんな訳で、神罰が下ります、ギルドの職員も逃げる準備をしておいてください、それとギルドで把握している盗賊の一味はいますか?」


「はい、こちらで把握しているのはこの紙に書いてあります、書き写しますので少しお待ちください」


「ありがとうございます」


「いえ、私らも不甲斐ないので申し訳ありません」


 やはり神の使徒と知っているので対応は丁寧だ、そして紙をもらいギルドを後にする。


「ではニーニャさんここは抜かして調べましょう」


「家族の1人だけ盗賊の家は良いのがニャ?」


「ええ、先程のようになるのが目に見えます、ここは残念ですが、放置して行きます」


「わかったニャ」


「それにしてもニャ、レリナーラさんは神様の事よくわかってるニャ、そしてなんと言ったらいいニャ?冷たい?ニャ?」


「違いますよ、私はこんな見た目だけどニーニャさん達の倍以上生きているのてんすよ、それなりに察してるだけですよ、それに神様は今回魔法の実験をすると話していました、それは話した内容からたぶん殲滅魔法を使います、実際私達はここに来る必要はなかったはずなんです、なんでしたかしら、スタンピードで滅んだ国、あの時は誰も呼ばれませんでした、それなのに今回は呼ばれました、たぶん私達を試す為に連れてこられたんですよ、それに私もそんな魔法見てみたいですしね」


「そうなのニャ?」


「憶測ですけどね」


 そんな感じで調べてもらい、準備を整えていった、まぁこいつらを呼んだのは休みもだいぶやったし、気まぐれなんだが、そもそもこいつらの本来の使い方はダンジョンを踏破させる為だ、まだダンジョン運営がちゃんと出来てないからな、ミーテル連合国はギルドの管理下に置かれる事になった、数多の人が亡くなったが、運営していくのはそれが1番良い、誰にでも門戸を開く、そうでないとな、それから次々に調べて準備を整えていく。



なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。

少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります、よろしくお願い致します

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