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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。
そこからネメは色々考えているようだ、公爵領の騎士も団長が殺され、その団長の言葉で吹き返した者が皆殺しにされた事で心が折れたところに隷属の魔法をかけた、ネメにもこれぐらいしないと駄目だと教える為に、王は対等では無い、頭を下げる事はあってはならない、頭を下げるのは対等である者、それは他国の王以外居ない、王座が何故高段にあるのか?見下す為だ、既に頭が下がっている、それ以上に下げる頭を持っていないからだ、まだネメには王になる意思が無い、だがここまでしたら王にならざる得ない、ならば王になる心得を覚えてもらわないといけない、カリスマのスキルがあるので付いてくる者はいるだろうが、スキルに頼らなくていい様になって欲しい、この騎士たちを見て思った、戦闘系のスキルを持っているだけでここまでになるのか、皇国や他の国では冒険者とかも戦闘系スキルを持っていたが、こんなふうにはなっていなかった、この国だけ特殊なのかと不思議に思う、まぁ最初の王が馬鹿ならそうなるか、武による統治だったのだろう、その後国を興しても武官ばかりで文官も入れない、何かあれば武で決める宰相と文官を見たが疲弊してたからな、だがあの文官達は殺すのは勿体ないな、こんな国でギリギリで動かしていた、才覚は取り入れられれば、国の発展に役立つかもしれん、武人でも無さそうだし、いやだが何処かの貴族かもしれんからな、まぁ後で確認し、ネメに決めさせるか、今度は間違えた行動は取らないだろう、英智とカリスマを使えばこの世で一国の王になる事が容易いと、今回は王都の集団戦がメインだからな、メルティーナが神の使徒であると分からせ、この先で同じ様な国があったら、メルティーナ達が味方をした方が正義だと分からせるようにしたいな、それから公爵の兵を王都に向かわせる、騎士とネメ達は兵が王都に着くまで余裕があるので、今後の事を話し合う。
「メルティーナさんありがとうございます」
「あぁだが簡単に頭を下げるな、お前は自覚してないがこの国の王になる、王は簡単に頭を下げるな」
「えっ?」
「そうだ、お前が王だ」
「そんな僕なんか親も居ないスラムの捨て子ですよ、王になれる訳がないです」
「何を言っている、何処の王も最初はそうだ、初めの王は平民だったりするぞ、それに王族と言えど最初から王など居ない、嫡男や兄弟だって政争等でなるんだぞ」
「いやそれはそうですが、それでもスラムの子供ですよ」
「スラムの子供だろうが関係ないだろう、皆お前に付いてきてるんだぞ」
「・・・・・」
「まぁまだ時間はあるゆっくり考えろ、次の戦いは王都だ、私が出れば1日で方が着く、だが、今回は私は初撃だけだ、お前の戦いを見せてもらう、お前のそばに居るのでお前が死ぬ事は無いが、沢山の死者が出るだろう、慣れろとは言わないが、以下に被害を抑え倒すか学べ」
ネメはそこから王都まで3日間戦力を色々考えている、実はスラムで大量の投石器と今度は時間があった為、辛玉だけではなく、火薬を使った玉も作っていた、だが近衛兵にも騎士団にも魔法士は居る、火薬は少なからず戦力になるが、魔法に比べれば脆弱なんだよな、それに黒色火薬だろうし、発火にも苦労するだろうし、扱いも難しい少し雨が降れば使い物にならない、それは水魔法でも撃たれたら使い物にならないと言うことだ、ニトロとかあればもう少し進化した爆弾でも作れたろうけど、まだそこまでの科学力は無い、英知には入っているんだが、物資も無い、どうするのか、まぁ無いよりマシぐらいの感覚なんだろうなぁ。
王都の近郊に開けた平原があるそこに騎士や兵が集まっている、食べ物は畑からいくらでも供給出来るので、余剰もある、王都に集まってるの見つからないのかと思ったが、やはり魔法で隠蔽してるようだ、それに王都の人達は見つけたとしても言わない、はっきり言って王族や貴族にはうんざりしている、もし内乱でも起ころうものなら起こした方に加担するのは見なくても分かる、ネメは秘密裏に王城にある公爵の屋敷を襲撃するよう手筈を整えている、王都には四大公爵がおり、その1つがキリマール公爵だ、他にランドリア公爵、エネメカ公爵、サンマール公爵だ、キリマールとサンマールは先々代の王の兄弟で現当主は従兄弟になる、まぁそれがなんだと言う話なんだが、キリマールの屋敷は連れてきた騎士も居たため、簡単に入る事ができ、公爵も取り押さえられた、サンマール公爵は化けたニーニャの姿で忍び込んで、取り押さえる事にした、エネメカ公爵はレリナーラの姿で弓で射る事にし、ランドリア公爵はネイヤの姿で魔法で屋敷をアースウォールで囲い炎で焼き尽くした、これには訳があり、ランドリア公爵は現王の兄である、王族は皆殺しである、それと王兄なのに王になれなかった理由もある、王族は継承権を得ると1つの領地を任せられる、3年間の任期で発展させるか、潰すか、その時ランドリアは、とにかく圧政が酷く1つの街を滅ぼした、さすがに前王も任せられる訳が無いと弟を王太子に任命した、ランドリアには公爵となり1つの都市を渡したが、側近のおかけで今度は潰さずにやりくりしてるようだか、基本統治能力は皆無である、そんな訳でいても仕方がないので殺す事にした、公爵は全員王家の血は継いでいるのだが、継承権は全員持っている訳では無い無い、王の兄弟は一応持っている、王と王の息子が全員死んだ場合等の1番遠い継承権だが持っている、王が息子に継承した時点で継承権は消え、同じように息子が第1位になる
、現王の息子は妻もおり、息子もいる為、王位が譲られた時、息子が継承権1位となる事だ、まぁ継承権など調べた所で無くなる国だもうどうでも良い、今は使えるか使えないかだけだからな、キリマール公爵とサンマール公爵の騎士達は使えそうなので取り入れる方向で進めている、もう同じ過ちを犯さないように、公爵を奴隷化して解除したければ、こちらに付けと、まぁ悪くは無いが、その後どうするのか?助けたら反旗を掲げそだけどな、俺なら無慈悲に王族討ったら一緒に処刑だけど、そしたら騎士も一緒に処刑せざる得ないか、俺ならそれでやるけどそうも行かないか、まぁ分からなくは無いんだがな、騎士を全て殺したら国防も出来ないだろうし、国を起こした所ですぐに他国に奪われるだろうしな、国を守る武器でも渡すか?いやそれはさすがにやりすぎか、カリスマと英智があるんだ何とかするだろ、さて最後の仕上げだ。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。
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