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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。

 またニーニャさんの姿のシリウス神様に先行してもらう


「この先に偵察兵?偵察アーミーが居る、ニーニャが鑑定で常に気を張っていれば気が付くが、これは俺にもわからん」


「いえ、大変参考になりました、ニーニャさんにはダンジョンや戦場では移動中なるべく鑑定をしてもらうようにお願いしましょう」


「そうですね」


「1つ聞きたんですけど、冒険は分かるんですが、戦争も参加したりするんですか?」


「・・・・・・」


 メルティーナ達は俺に様子を伺ってる。


「あー言って無かった、こいつらは神の使いとなっているので、俺の言った事に従順だ、俺が戦争に参加しろと言ったら参加もする、基本拒否権は無い、俺の言葉は神言だからな、こいつらは俺の神言、神託を無視した奴らの姿を見ているからな」


「それは人間の教会の神罰とかエルフの粛清とかですか?」


「そうだ、他にも細かい事はあるが俺の恐ろしさは見ているので逆らう事はないな」


「そうなのですね、エルフの事は聞いてましたが教会はセルリ神様がしたのかと思っていました」


「そういえばセルリ神がこの世界から居なくなった事って1部の者しか知らないんだったな」


「えっ?」


「俺はセルリ神の代わりにこの世界に顕著した神だ」


「えーーー!!」


「そうだな言い忘れてたな」


「ちなみに、戦争が嫌なのでやめますと言ったら神罰になったりします?」


「別にどうする事も無いぞ、記憶を消して元の場所に戻すだけだ」


(私は甘く見てた所がある、10年20年で村から出れると思っていたけど、あの装備で村を出てたら森も出れずに死んでいたはずだ、外での索敵、森を出るのに何日かかるか分からないのに単独行動、夜とかどうするかとか全く考えて無かった、10年とかしてその辺は考えるかもしれないけど、考えつかない可能性の方が高い気がする、記憶を消されて戻されたら死ぬ運命だったのでは?今はハイエルフにしてもらい、大精霊も付けてもらい、神器ももらっている、それに神の使徒、余程の事が無ければ死ぬ事も無ければ苦労することも無い、村に帰るつもりは無いが休みもある、それにあの部屋も良いし、ご飯も美味しい、これは凄く高待遇なのでは無いかしら?断る理由が戦争をしたくない、戦争は村に居たって起こる可能性はある、魔族との戦争はもちろん、魔物の氾濫、うん戦争も今なら負ける訳がない、断る理由はないわね)


「エルフは考えが早いな」


「えっ?」


「前にニーニャにも言ったがお前らの心なと普通に聞こえてるぞ、神にお祈りする時いちいち声を出して祈るか?そしたら神には絶対声は届かないな」


「あーそうですね、そんな訳で一緒に行きますのでよろしくお願い致します」


「何があったか想像はつきます、はい、こちらこそよろしくお願いします」


「よろしく頼むわ」


「ではここからどうする?」


「まず、擬態を使ってる物をどうするか?ニーニャさんの鑑定でどうにかなりますか?」


「出来るが、あそこに居ると言って、俺らの移動の音とか聞いて、その物が動いたら右に動きましたと言うのは効率が悪いと思うが?」


「そうですか、なら他に・・・」


「なら私の精霊様に聞いてみましょう、光の大精霊なら良い方法があるかもしれません」


 精霊とやり取りしてものの数秒で


「擬態は目の錯覚らしいです、なので光と闇の加減で見えるように出来るそうです」


「そうなのですね」


 光学迷彩の知識が精霊にはあるのか、まぁ強い光を当てたり、その部分だけ暗くしたりすれば見るのは容易いな、良いぞ、そうやって学び強くなるのは。


「ではお願いしましょう、それでは見えたらさきほど言った通りに戦います」


 レリナーラは大精霊に迷彩を解いてもらうと魔物は体が見えるようになった事に気が付いて無い。


「では、行きます」


メルティーナは弓を連続で射出する、見える範囲のアーミーがどんどん落ちていく、ネイヤは巣の近くのアーミーを焼き払っていく、巣から警戒してどんどん出てくるが、体は見えたままだ、打つ前に巣の中を探ると300匹程いたがもう数十匹程しか居ない、こちらまで来たのは数匹だけだがメルティーナが全て切り落としている、開始1分程で出てきたアーミーは全滅、巣の中には女王と最後数匹のアーミーしか居ない、出てこなくなったので、近付きメルティーナが巣を真っ二つに切ると女王と守っている数匹のアーミーが出てきた、巣を切った拍子に数匹切ったので残りは女王と2匹の護衛もそのまま切り戦闘終了となった。


「以外に早かったですね」


「こんな簡単に倒せる魔物ではないんですけどね」


「それなら今日はこれまでにする、今夜か明日にはニーニャも戻るだろう、戻ったらラング王国に行ってもらう」


「ラング王国聞いた事ありませんね?」


「私はこちらの国は皇国と、オーランド王国の出来事をハイエルフから聞きいて知ったぐらいです」


「皇国からかなり離れた場所にある小国だ貴族至上主義で国は痩せ、国民は飢えていような国だな、俺がスラムにいる子供にカリスマと英知と言うスキルを渡した、このスキルはそうだなぁ勇者のような強さは無いが、人を惹きつける魅力があり、英知はこの世界の情報を知る事が出来る、鑑定とかとは違い、農業の仕方とか周りで何が売れているか、不足しているか、情報とかしれて、何をすれば儲けられるとか、戦いになれば自分は弱いが策を授けられる参謀みたいな事が出来る」


「凄いスキルですね、敵の弱点とかも知れるのですか?」


「鑑定と違い、個人は調べられないが、例えばこの魔物は火に弱いとか知れている事は分かる知識だ」


「なるほどです、そこでなにをするのですか?」


「その子供を助けて、貴族を粛清する仕事だな」


「粛清ですか?」


「俺はお前らが休んでる時、各国を見て回った、貴族至上主義はこの世界にあっても益はないと思った、ランド王国以外の貴族も中には悪い奴らも居たが、自分の為ではなく、自国や自領が良くなるようにって感じだったな、だがランド王国の貴族は自分の為だけの至上主義だ、土地は痩せ、民は飢える、そんな奴ら生きてても意味が無いだろう?」


「はぁ、そんな貴族は確かに居ても仕方が無いですね」


「貴族は民を守る為の者だと私は父上から教わりました、だから税を頂いてる、搾取するだけの者は盗賊と同じだと、私の父上は民を守る為に先陣を切って戦いに向かった、私はそんな父上を誇りに思っています、そんな貴族は許せません」


「お嬢様立派になられましたね」


「メルティーナさんは貴族だったのですね」


「いえ、元貴族です、私は人間に攻められて奴隷となった所を神様から救って頂いたので」


「いえ、お嬢様は今は伯爵様に代わり領地を収めています、立派な貴族ですよ」


「いえいえ、私は領地に常に居られる訳では無いから名代は母上になっています、しかし私は貴族で無くても、これからは神の使徒として父上に誇れるようにするつもりです、ネイヤこれからもよろしくお願いしますね」


「はい、お嬢様」


 ニーニャがどうしてるか見てみると、帰らない者が多くて今後どうするか相談しているところだった、ニーニャは遅くても明日にはここを発つと言っているが、周りはこんな時に何を言っているのか?とニーニャを責めている。


(ニーニャよ話が纏まらないようだがどうすのだ?)


「ニャ?ニャーー!神様」


「大丈夫ですニャ、纏まらなくても明日にはそちらに行きますニャ」


(それなら構わんが良いのか?)


「良くはありませんけどニャ、神様の方が大事ですニャ」


(余り聞き分けが無いようなら粛清する事も可能だ)


「だ、だ、大丈夫ですニャ」


(そうか、それなら構わんが)


「任さてくださいニャ」


 ニーニャは早速皆の所に向かう。


「みんな聞いてくれニャ、移動す者も居ればニャ、反対する物も居るニャ、なら好きな様にするとニャ、行きたい者は行けば良いニャ」


「ニーニャ何を言っているワン?だから話し合っているのだワン」


「よく聞くニャ、神様はダンジョンに挑むように言ったニャ、ここで議論するように言ってないニャ、決まらない事を何時までも言ってても仕方ないニャ、私は明日ここを出発するニャ、それは私の意思ニャ、それを誰も止める権利は無いニャ、わかったニャ、議論なんて必要無いニャ、行きた者は行けばいいニャ、長だろうが止めたら神罰が降りるニャ、理解したかニャ」


「ニーニャ何を言ってるニャ?」


「ママ、私は神罰を見てきたニャ、神様は恐ろしいニャ、そして優しいニャ、今も見てるニャ、今は見てるだけニャ、だけどこれ以上答えの出ない話をしてたら神罰が落ちるニャ」


 長の家に雷を落とす、何事かと皆が見る。


「わかったニャ、これが神罰ニャ、今長は神罰の対象になってるニャ、次は長に直接神罰が落ちるニャ、外に出てダンジョンを目指すもの良いニャ、そしたら神様の恩恵もあるかもしれないニャ、長もママもこの場所に留まると良いニャ、神様はそれを否定はしないニャ、だけど外に出る者の邪魔をするなら神罰の対象ニャ」


 外に出ようとしている者は歓喜して居る、里に留まる事を選んでる者は自分は大丈夫か気にしている。


「ママ、私は行くニャ、もしママが私と来たい言うなら・・・・お願いしてみるニャ」


「・・・・・ニーニャに何があったか分からないニャ、でもお父さんに聞いて見るニャ」


「わかったニャ」


 ニーニャの両親はニーニャを交えず話をして、里に留まる事にしたようだ、ニーニャは里に居ても未来が無いし、戦える者も居ないと思い、出来れば一緒に来て欲しかったが、神様に確認もしていないし、出来ることは次に帰って来た時、無事で居てくれる事を願う事しかなかった。


「ママニャ、ここは未来が無いニャ、私もニャ、次に帰って来れるか分からないニャ、無事で居てニャ」


「・・・・」


「ニーニャワン、どうしても行かないといけないワン」


「パパニャ、私はニャ、もう普通の獣人族じゃ無いニャ、一緒に来てくれなかったからニャ、もしかしたら会えるのは最後になるかもニャ」


「「えっ?ワン(ニャ)」」


「行ってきますニャ」


 飛空挺にニーニャを転移させる。


「良かったのか?もう少し説得しても良かったんだぞ」


「説得は散々したニャ、でもママ達は里に残る選択をしたニャ、ママもパパもあの里の生まれニャ、里にはもう戦える者は居ないニャ、魔物に襲われたらもしかしたら全滅するニャ、それをわかって残ると言ったニャ、私は残る事は出来ないと言ったニャ、それでも聞き入れてもらえなかったニャ、ここで無くても森の外に出て人間の村に行く事も出来たニャ、それを拒んだニャ、もう私にはどうする事も出来なかったニャ、後は生き残ってくれる事を願うニャ」


「そうか、ならば仕方が無いな」


 そうは言ったが、さすがに魔物に襲われて両親が死ぬのはこいつの気分も良くないだろうから、魔物に襲われたら助けられるように、分体を里の近くに配置し、里が滅びたら両親だけ助けるようにしよう、他に残ったものが居なくなれば、さすがに何処かに行かざる得ないからな、ニーニャの友達やらは外に行くことを決心したようだし、今あそこに残っているのは年寄りや生まれも育ちもあそこで暮らし愛着がある者だけだ、変われない者、柔軟性が無い者達、まぁ仕方が無い事だ、それが獣人族なんだろう、人間のように柔軟な考えを持てない、それも1つの種族の考えだ。


なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。

少しでも気になり続きを読みたいと思いましたら星やブックマークしてくれたら活動の励みになります、よろしくお願い致します

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