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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。
結局何事も無く終わったので帰る事にするかと、教室を出るとこれはテンプレ展開来たかとがニシナブ子爵令嬢ミルティが待っていた。
「シス様少しよろしいですか?」
「はい、なんでしょうか?」
「申し訳ありません、ここではちょっと談話室まで御足労願えませんか?」
「はい、分かりました」
後を付いていき、談話室まで行くとこれがバーミリアン公爵令嬢アマンダか。
「お初にお目にかかります、私はアマンダと言います、お昼に私のお話が出ていたので、知っていますよね?」
「はい、お顔は初めて拝見しますが、知っていますよ」
「隠しても仕方が無いので単刀直入に聞きますが、あの情報何処から仕入れましたか?」
「何かまずいことでもあるのですか?」
「そうですね、場合によっては公爵家を敵に回す事になります」
テンプレキター
「そうですね、私は全ての属性の魔法が使えると試験の時に話したのはご存知ですか?」
「はい、お父様から話は聞いてます」
「では全ての属性とはどんな魔法か知っていますか?」
「この世界にあるのは光、闇、火、風、土、水と認識していますが」
「公爵家では余り魔法の勉強していらっしゃらないのですかね?」
「何を言っているのですか?不敬になる事もあります、発言には気を付けてくださいね」
「そうですね、それではお聞きしますが、雷魔法とは何属性になりますか?」
「雷魔法は勇者しか・・・もしかして使えるのですか?」
「私は言いましたよ、全て属性の魔法が使えると、それは精霊魔法だろうが、この世界では認識されてないようですが、獣人族は魔法が使えないと思われてますが、獣人族の魔法は身体強化魔法です、悪魔が使う魔法は闇魔法と思われてますが、それも間違いではないですが、獄界魔法です、それこそ神が使う魔法は神界魔法です、さて理解してきましたか?」
「な、何を言っているのですか?」
「面白い物を見せましょう」
時間を止めてのアマンダ髪留めを外し、ミルティの髪に付け時間を動かす、アマンダの髪がするりと落ち、ミルティの髪に髪留めが付いている。
「エッ!・・ヒッ」
「今何をしたか分かりますか?」
「えっ?えっ?えっ?」
「それならもう少し分かりやすく」
ミルティの記憶からアマンダを消す。
「えっ?ここは?シス様何故ここに?あなたは?」
「ミ、ミルティ様何を言っているの?」
「時間を止めたのと、記憶を変えたんですよ、さてここで問題です、あなた方をここで消し去り、周囲どころか家族にも記憶を消す事が可能な魔法があります、さぁこれからどうなるでしょう?」
2人は震えて腰を抜かしている、そして漏らしたか。
「大丈夫です殺しはしませんよ、それでは私が楽しくありませんから、それで相手の記憶をを探るのなて簡単なんですよ、そして殺しはしませんが記憶はいじりますけどね、それも魔法で簡単に出来ます、なんなら魔法で王を変える事も可能ですが公爵家ぐらいなら私の身辺ぐらい探ってませんか?でも身元も何も分からない、そんな感じですかね?」
アマンダはもう言葉も出ない、ミルティはアマンダの記憶を消された為、今何が起こっているのか理解出来ていなが、アマンダの名前は知っている、公爵令嬢だと言うことをそしてとてつもなく悪い事が起きていると理解している。
「では」
記憶をいじり先程までの事を忘れさせる、そして昼の事も覚えているが、俺に注意をすると悪い事が起きると記憶に刻む、今の事を他に誰かに話してないか確認すると、お付の人間には話してないが、父親に話はしている、次は父親が身辺を探ったが何も分からず、父親からは探りを入れるようにと言われては居るが、何も分からないのが有り得ないと気を付けるようにとも言われている、気を付けてこれなら仕方が無いか、今度は父親が出てくるか?と楽しみして濡れた洋服も乾かし汚れも落とす、ここに来た事はクラネル王女とのやり取りを今後どうするか相談しに来ているようにして、この場を後にする、2人は相談しているが、何が腑に落ちない様子で相談している、少し楽しかったなと思いつつ飛空挺に戻る。
次の日はまた普通に授業を受けお昼休みはアマンダの家バーミリアン公爵家を見に行く、色々見てみると特に悪い事はしてないんだよな、第一王妃側だけど特に悪い事をしてのし上がろうとしている訳ではない、第二王妃は元々自分の息子が王になる事は現在確定している、なので何かしている訳では無い、何かもう少しドロドロとした王妃の戦いとかあるのかと思ったがそうでも無い、選ぶ国間違えたか?ラング王国の学園とか行った方がもっと面白い事起こったかもなと思いつつ、いやあいつらにラング王国で無双をしてもらおう、スキルを与えたスラムの子供の力になる、そうすれば人間や獣人が手を組んで腐敗した貴族を蹂躙する、後に物語になりそうだよな、民を助ける魔族と獣人族、うーんやはりエルフも入れたいな、人間以外のパテで人々を救う、英雄になれるだろう、それが広まれば1番良い、この国はしばらく変わりが無いが、このまま通い、何か面白い事が起きたら楽しもう、まずはエルフ探しだ。
オーランド王国の森を見に行くとこの広い森に、もう数えるぐらいのエルフしか居ないあそこで生き残ったエルフの数より少ないと思い調べると全てがこの森の出身では無いから自分の森に帰った者もいる、エルフは1集落200人居ないぐらいの集落を作って、この森の色々な所に村のような物を作ってる、これは獣人と余り変わらない、そしてその集落全て居なくなる事は無いが、年老いたエルフと子供とか母親と数人の子供とかそんな集落になっているのが見れる、戦場に出ていたエルフで運良く戻って来たエルフもテンペストで上空に舞い上げられ、地面に叩きつけられ腕を失ってる者や足を失ってる者ばかりで、正常な者はほぼ居ない、そしてもう何日も誰も帰ってこなくて、情報も入ってこない集落もある、ここで探すのは無理か?エルフは魔族の大陸にもいたはずだ?そっちで探すか?とりあえず近隣の森も見て自分らが神の使いとか勘違いしてない奴を探すか、近隣国の別の森の中を探るとエルフや獣人は居るが、オーランド国へ応援に行った者達も居てやはり混乱してるな、魔族の大陸を見てみると、これはこれで問題なんだがやる気が無いと言うかある意味ダンジョンへ向かうでも無いんだよな、これが本来のエルフと言われれば納得するんだが、実際1000年、2000年生きる者はこんな感じなんだろうな、普通に森で100年も生きれば悟る事もあるだろうし、2、300歳で若いとか言われちゃたりするんだろうし、これでダンジョン向かわないから神罰なんてしたらエルフはほぼ神罰対象だし、人間だってダンジョンに潜るとか以前にその日暮らすのも大変な者も居る、これは種族特性みたいな物だから仕方が無いと思うけど、何処かに居ないか?ある程度好奇心があり、馬鹿では困るが、種族の垣根も無いようなエルフは、よし本気で探そう、世界のエルフを全て探る、流石に1人って訳では無く何人か居るな、その中からやはり女性だよな、エルフの男性なんかあの中に入ったらハーレムパテと勘違いされる、歳は43歳エルフではまだまだ若い、集落での生活が飽きたのか?外に出たいが村長の娘なのか、親に反対されてると、少しづつ装備とか自分で揃えて森を出る決意をしている、森を出て色々な所に旅に行きたい、人間だけでは無く、ドワーフとかの村も見てみたいと、後何年かして装備やお金が揃ったら勝手に出ていくようだな、よしこいつにしようと時間を止める。
「レリナーラ」
「・・・はい?」
辺りの物音が突然しなくなってキョロキョロして驚いてる。
「お前は村から出たのか?」
「だ、誰です?」
「神だと言ったら?」
「か、神、神様?」
「それで村を出たいのか?」
「は、はい」
「それならば我の眷属になれば恩恵もあり、色々な所に行けるぞ」
「えっ?け、眷属ですか?」
「そうだ、我のパーティが居る、そいつらと一緒にパーティを組めば色々な所に行けるし、休暇もある、村に帰りたければ帰る事も可能だ」
「村は元々1度出たら早々に帰るつもりは無かったので良いんですが・・・・」
色々利点等考えてるようだな。
「神様なら、人間の居る大陸にも行けるのですか?」
「行けるというか、拠点はあちら側だな、こちらの大陸は余り来ない、向こうの大陸でエルフが大量に粛清に有ったのは知っているか?」
「はい、この村ではありませんが、ハイエルフの族長が風の精霊様から連絡が来て、私達の村にも連絡が来ました」
ハイエルフは精霊と意志の疎通が出来るのか?
「我が全ての種族が手を取り合ってダンジョン攻略をさせようとしている神託は届いている」
「はい」
「奴らは我の神託を無視し人間の国に攻め込もうとした、なので神罰を与えた、我のパーティは魔人族と獣人族と我の分体の人間のパーティだ、後エルフが足りなくてな、ドワーフは武器を作り種族関係無く売ったりしてるので良しとしている、お前にはエルフの代表として色々な場所に行ってもらう感じだな」
「何故?私なのですか?」
「理由は簡単だエルフは勘違いして奴が多くてな、精霊を神の使いとして、他の種族より高位な者だと」
「あーそうですね、わかる気がします」
「なのでお前だ、世界中のエルフを見てお前が条件に合ったからだ」
「分かりました、こんなチャンスありませんから、一緒に行きます」
好奇心旺盛な所が顕著に出てるな。
「よし、村で挨拶をするものは居ないのか?」
「いえ、元々準備が整ったら黙って出ていくつもりだったので、あのぉ揃えた物取りに行っても良いですか?」
「必要ない、あんな装備より遥かに上級な物を渡す」
「そうですか、少しづつ貯めて隠していたんで、少し愛着があったんですけど」
「どうしても必要なら持っていくが、邪魔になるぞ」
「はい、分かりました、大丈夫です」
「ふむ」
その場ですぐに飛空挺に転移させる。
「えっ?」
「ここが本拠地だお前の部屋もある、他の者は今休暇中だ、その間色々準備をさせる、そうだな、やはりこの世界の者たちは風呂の週間が無いのが多いな、まずは風呂に案内する」
風呂に案内し使い方や服を変えるように話し、終わったら俺の部屋に来るように指示をした、最近は風呂にコーヒー牛乳やフルーツ牛乳を置くようにした、やはり風呂にはこれが無いとと思い設置した。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。
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