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　今度は国々を見て回ると、貴族至上主義の国か、スラムは皇国にもあったが、皇国のスラムは聖女のとか司教達も全て悪人では無い、炊き出しとか行ってそこまで酷く無かったが、この国、ラング王国は皇国より離れていて、教会の威光もほぼ無い、今回の神託も教会の権力も無かった為、何処吹く風かと気にも止めてなかったようだ、そして王族と貴族による既得権益で平民は奴隷と変わらない考えをもっいて、エルフや獣人どころか人間ですら貴族でなければ、奴隷と思っている、ただ俺の考えではこれは貴族だけが悪いと思わないんだよな、絶対数は平民の方が多いんだから、亡命でもクーデターでも起こせば良いじゃないのと思ってしまう、それを起こさない民衆にも問題がある、痛みが嫌だと逃げに回りいつか誰かが助けてくれると、そんな奴らはそれで問題だ、自分は1番被害を少なく利己的、ならば両方滅びてしまえと思ってしまうんだよな、民衆が居なくなれば貴族だろうが滅びるし、誰かの助けを待ってるだけで誰も助けてくれなければ滅びるし、自業自得と思ってしまう、この国を見ると生産性も無い、農民も税が厳しく作っても作らなくて飢える、ならば作らない方に偏るのも分かる、亡命では無いが、街から離れ山の中でその日暮らす分の狩りをしている人も見られる、生活は決して豊では無いが、街に居るより良い暮らしをしているようだ、さてどうしたもんか？1つ実験をしてみようと思う、ヒトラーのようなカリスマを持った民を作ったらどうなるのか？すぐに死ぬ可能性もあるが、スラムに居る子供にカリスマと英知のスキルを与えてみる、この世界の政治や生産、教育を調べられるスキルだ、どのような活用するか、そしてこの国がどのように変わるか見てみよう、この国に鳥と蜘蛛の分体を作り、あの子供を中心に見てどのように変わるか観察だ、手助けは極力しない、民を先導して王族、貴族を討ち滅ぼし民主主義か彼の独裁主義が出来るか？それも一興、独裁主義でも民が潤えば良し、曲がり間違えて全てが台無しになったら神罰としてこの国は全て無に帰る、俺を楽しませてくれ。

　次に目に付いた国は獣人の国、集落とか里では無い、ちゃんとした国家だ、王は獅子人族、ライオンか宰相が羊蹄族、魔族もいるのか？国の中を見てみると羊蹄族以外の魔族は居ない、羊蹄族を魔族と認識してないのか？まぁその辺は問題ないから良いけど、猫人族や兎人族、鼠人族なんてのも居るんだな、人間は住んで無いが、外交はしてるようで、商人等人間も出入りしている、王城を作ったのはドワーフか、他種族ともやり取りしていて良い国だな、教会もあるがセルリ神を信仰している訳ではなく、ガネーシャ神？象の神様？調べるとセルリ神の眷属神だ、これもセルリ神が地球の知識から名付けた神様か？いや違うなガネーシャ本人？本体だセルリ神が居なくなった時に地球に帰ったようだ、そうするとこの国、信仰対象の神様が居ないのか？神様が居ないと問題あるのか？フィフニールに聞いてみよう。

「フィフニール信仰対象の神が居なくなった国は何か問題あるのか？」

「今すぐに問題はないですが、作物が取れなくなり、すると犯罪に走る者が増えたりしますね、神の恩恵が無くなり、土地が痩せたり、神が見てるから止めようって考えが薄れるのです」

「なるほど、わかった」

　さて信仰対象の神を作るか、まんまガネーシャで良いか？いや神が変わった事は知らせた方が良いか？まず思いつくのは狐かなんとなく威厳が、象、獅子、虎やはり大きいとか強い神様だよな、お稲荷さんと言われてもピンと来ないだろうし、九尾はどちらかと言えば妖怪だしな白虎も獅子と相対する感じだし、朱雀ではないけど、不死鳥フェニックスにするか、フェニックス神なんか語呂が悪い、鳳凰神が良いか、国王と教会の司教、司教は犬人族だ、他の教会も見てみると、犬人族多いな、忠義があるからか？まぁ良いかこの国の教会、司教、司祭、シスターに神託を下す。

「我はシリウス神、汝らの信仰対象、ガネーシャ神は、セルリ神と共にこの世界から居なくなった、信仰対象が居なくなると国は痩せていく、実感しているか？」

　王や司教達はキョロキョロ辺り見回している、すると国王が

「最近収穫が減ってきていると報告は受けています」

「なので新たな神を遣わす、その神を信仰せよ」

　王邸と各教会に鳳凰を下ろす。

「我は鳳凰、今後この国の神となる豊穣や健康を望むなら信仰せよ」

「「「はい、わかりました」」」

「この国の神は鳳凰神となった布告せよ、今見た姿を絵に写し像を立てるのだ、像が出来次第祭りを開催する、祭りの名は鳳凰祭だ」

　王が鳳凰祭を開催中する事を宰相に話、教会と共同で開催するため話を進めて行く事を固めている、良いね祭り、どんな祭りか開催時は見に来るか、この国はどの種族も受け入れてるし、問題なく開催できるだろう、早速ドワーフに像の建造を頼むように手配している、せっかくだから本人の前に現れて完全な像を作ってもらおう、街中にドワーフが居るが見てみると、武器屋、防具屋にドワーフが居るな。

「すまんが、ここは王城の出入りとかしているか？」

「なんでぇお前さん？」

「今、王や教会に神託が下りた、ドワーフに像を作ってもらう話しが出るはずだ、ここでそれを頼まれるか聞いている」

「うーんあまり王城の事をペラペラ喋るのはどうかと思うが、像をを作るぐらいの事は構わないか？多分俺が作る事になると思う」

　それではとここに鳳凰を顕著させる。

「ならこの鳳凰を完全に再現してもらいたい、王城から絵が送られてくると思うが完全再現は出来ないだろう」

「な、な、何もんだい？お前さんは」

「神の使徒とでも思ってくれれば良い」

「使徒様？」

「まぁその辺はどうでも良い、出来るか？出来ないか？」

「やります、やらせてください、神像を作ったとなれば後の世にも語り継がれる、完全再現してみせます」

「お代」

「お金など良いです、これは私が命をかけてやります、それに王からも金はもらえると思いますし、その代わり1つだけ仕掛けを施しても良いですか？」

「どんな仕掛けだ？」

「像を作るに辺り、数百年後必ず劣化はする、その時像をばらし構造解析とかして新しい像を作るはずだ、その像の中に俺の名前や今有った事等を隠し入れて置きたいんです」

　ギミックか、面白そうだな、それなら

「わかった、それならそこにこれを入れてくれ」

「これはなんです？」

「この像を解析するのは良いが必ず再建の為とは限らないだろう？なので、よからぬ者がこの像を壊した時神罰が下るようにする」

「へ、へい、ちなみにどのような？」

「国単位なら国ごと滅ぶ、盗賊とかならその盗賊団を抹消する物だ」

「わ、わかりました」

「ではよろしく頼む、作る時分からない事とかあれば教会に祈りに行け、また顕著させる」

「わかりました、よろしくお願い致します」

　獣人族の国はこれで大丈夫だろう、祭りの時遊びに来るかと後にし、また見て回る、するとまた王国制の国を見つけ少し見てみると、ラング王国とは違い王族も国民に慕われてる、貴族も悪い貴族も居れば、領地を発展させ民から慕われてる貴族も居る、ラング王国より発展している為、国も倍以上広い兵の練度も高い、学校や魔法学院もある、教育もそこそこ出来てるな、魔法学院はスキルがもらえなくなり、今後どうするのか見てみると、小学生ぐらいの生徒も居るな、スキルをもらう前なのに魔法学院に居る、人間はスキルはもらえなくなったが、魔力はある程度持っている、そして見てみると魔法陣を使った魔法か、杖や紙に魔法陣や魔石を使い魔法を行使している、呪文もあるのか、そんな方法でも魔法は使えるんだなと見てみると、まぁ多少なりとも貴族至上主義みたいなのはあるか、平民を蔑んでいる奴ら、それを止める奴ら、なかなかテンプレな展開をしている、なかなか面白そうだな、分体を作り学校に通わせてみるか？そして無双展開を楽しむ、ありだな田舎町から出てきた女にするか？男にするか？女で無双バタバタ倒すのは楽しそうだな、女にしよう、出身は少し金持ちの商家ぐらいの出で良いか、人間で魔力無限、全魔法、物理無効、魔法無効、精神耐性、鑑定、剣神、拳神、チートメガ盛りで作る、実際はお金や装備は次元収納にいくらでも入ってる、まず杖、偽装を施した龍の魔石をオリハルコンで型どった杖、剣も偽装を施したオリハルコンの剣スキルを入れてないから、神剣にはなってない、とんでも無く硬く切れ味の良い剣だ、それと折れない木刀も入れておこう、鎧1式オリハルコン製、オリハルコンの手甲、脛当て、胸当て、全て偽装を施しておく、さて入学の条件とか調べて入れてみるか。