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　さてまずは城壁だな湖から100m程離れたところに城壁を作り堀を作る、堀の水は山脈から地下水脈引き流す、堀の幅は30m深さは10m湖を前方に大きな城門を作る堀に開閉式の橋を作る、橋の幅は30m城壁はミスリル製いや全てミスリルだと反射とかしそうだな、骨組みだけミスリルにして、高さ20m地下には倍程埋め込み石壁で覆う方が良いか、ここで天照大神からもらった本を参照して石壁を形成していく、今の地球ではモルタルとかあるから簡単に出来るんだな、大きい石を積み上げ、その間に小石を流し込み、やはりコンクリは必要だけど代替えがある、貝の殻とかね、でもそこは普通にコンクリ使う、こちらの世界の物でなんとかしようなんて思わない、使える物は地球の物でも平気で使う、円形にし1周10kmぐらいで良いか？現状は湖側にしか出入口は無いが、もし人等住むことになったら四方に城門を作ろう、真ん中に城を作る、どんな形にするか？芸術的にするか？それとも城塞にするか？また別の形にするか？悩む？近代化にするか真ん中を開け四角形のビル、全面ガラス張り5階建て真ん中はサッカー場程の空間にし内側もガラス張り、建物の中は内側に通路を作り外側は部屋にする、とんでもない数の部屋数だな5階は4部屋にし1箇所は俺の自室内部は何LDKになるんだシアタールームとか作るからそこまでではないか？もう1つは浴室、ありとあらゆる浴槽、温泉を作ろう、もう1つは講堂風にする、最後の1つは宴会場だ、部屋の内部はまた今度作るとし、4階部分は要人等の部屋にし部屋の中に執事やメイドも泊まれる部屋にする、部屋の中にも浴室を2箇所作り、要人とお付の者と別々の浴室を作る、超高級スイート？コテージ？共同浴場も作る、3階は一般人の部屋を作る、それでもそこそこのスイートルームぐらいの部屋を作る、2階は共用スペース、食堂、娯楽施設、シアタールーム、プール、ジム等作り、１階は商用施設、１階から5階までの移動は階段とエレベーター、なんか海外の高級ホテルとかそんな作りになってしまった、内部の空間には日本庭園、西洋庭園、間に滝も作り双方の池に流す、そして地下にガレージを作り外に出れるようにする、このガレージは街中や城壁の外とか色々なところに出口をつくるか、ガレージには車を置こうと思ったが、まだ道がないんだよな、道が無くても進めるように戦車やバギーを作る水陸両用車も必要だと作る、まぁさらに地下にはヘリやらと作れるが厨二病全開だと止める事にする、外の整備にかかる、商業区、住居区と分けて作り、公園や娯楽施設も作る、サッカー場、野球場、それと車も走れるように道路も整備し、街灯も設置する、そしてここから人モドキ、掃除アンドロイド？ホムンクルス？を作る、人型、箱型、浮遊型、これらを街中に放し掃除をさせる、そして城壁の上部には機銃と機関砲を交互に置き、対角に6箇所ロケット砲も設置する、城壁の途中高さ3mぐらいのところには火炎放射器を設置する、ここに人が来るのは何百年後になる分からんが要塞の完成だ、攻撃物の扱いは専門のアンドロイドに使わせる、それと城門の地下にミスリル製兵士を100体作り格納しておく、ふと思うが地球のムーとかアトランティスってこうやってできたじゃないの？神の悪戯的にそれも今度天照大神に聞いてみよう、まぁ作ったは良いが現状使う事はないんだよな、分体を一体作り管理を任せる、ここで取れた魔物の素材とかは異空間に入れてくれれば共有出来るので任せる、友好的魔物とか居れば共存しても良いようにする、少し車で街中走ってみるか、いやバイクだな、ノーヘルでも問題ない、ハーレーを作り走ってみる、ゴミ1つ無い道を走るが余り楽しく無いな、何も無いのも問題だ人や看板等自分の知らない場所を走るなら楽しいんだろうけど、全て自分で作った物だがらな、うーんなら水陸両用バイクは無理だな、バギーにして外に出てみよう。

　城門から出て湖の中にバギー事入る、バギーは船モードになるとタイヤが横になり格納されタイヤの回転数も変わり、後方から水を掻き出し進むようになる、魔法かスキルか分からんが無理な構造も簡単に作れるのが良いな、いやこれが神意か？魔法とかスキル思ってたけど、神の望むままに作れる

、まぁ作れるのだから考えても仕方ない、湖も先が霞む程広い湖だ水中にも魔物も居る、龍も居るな？水龍か既に眷属神の眷属になってるいるので気にする必要はない、そして俺の為か？水上に魔物が出てこないように魔物を牽制して、時には倒している、まぁ少し戦ってみたかったらそこまで気にする必要もないんだが、護衛してくれるなら任せる事にした、湖を抜け山の麓に来ると色々な魔物が居るな、フェンリルも居る、ちょっと見に行って見るか

「シリウス神様、いかが致しました？」

「あーそんなかしこまらなくて良い、少し見て回ってるだけだ」

「はい、しかし我らは眷属神様の眷属、神獣と言っても貴方様に比べれば下等な生物、かしこまらない訳には行きません」

「そうか、まぁそんなに気にされても肩が凝るだけだがな」

「ハッ！それは失礼致しました、直ちにここを離れます」

「いやいや、良いよ、そんな為に来たんじゃないから、人が居ない場所がどんな物か見てみたかっただけだから、なんなら知性の無い魔物と戦ったり、少し冒険者ぽい事をしたかっただけだから」

「そうなんですね、分かりました、どちらにしても私等が居ますと魔物が寄って来ませんので、向こうの山へ行って参ります」

「そうなのか？」

「はい、私等はシリウス神様のように力を下げたり、神威を押さえたりは出来ません、魔物も人間達も私が近くに居れば恐れおののきます、これは龍もそうですね、それでも向かってくるのは、人間のように数でなんとかなるとか、恐怖に鈍感な者だけです、逆に強者ならば敵わないと分かるはずですから」

「そういえばメルティーナ達も敵わないと言っていたな」

「メルティーナとはエルフか魔人族ですか？」

「魔人族だ」

「エルフや魔人族なら感じ取れるはずですからね、人間ぐらいです、数で何とかなると思っているのは」

「そうか、まぁ人間は自己利益を優先する生き物だから仕方がないか」

「はい、それと寿命が短いから語り継がれないのも大きいですね、エルフや魔人族は数千年生きますので、私等と戦った事を子供や孫に教え長く語り継ぎますので」

「そうだな今回の神託も、もしかしたら数百年もすればあれっきりだろうと思う輩が居てもおかしくないだろうな」

「はい、人間は愚かですから、セルリ神様はそんな人間が好きだったようですが」

「まぁ俺も嫌いではないぞ、人間が居ないと発展もしないしな、魔人族やエルフ、長命種は保守的だからな、人間は寿命は短いが好奇心旺盛で新たな物への順応も速い、だから文明が進んで行くんだがな」

「そうですね、それは否定出来ません」

「まぁそれは長い目で見ないと分からないから今は良いさ、それと動く必要もない、俺はまたこれから色々見て回るから気にするな」

「はい、ありがとうございます」

　また山をバギーで駆け回る、ゴブリンやホーンラビットとか弱い魔物は居ない、なんだあのデカい猿、ハヌマーン？鑑定すると朱厭(しゅえん)と出ている、中国の猿の神、神のとなっているが、神獣では無い、何これ？セルリ神が付けたんだよな？神眼で見るとセルリ神が地球の中国の神と親交があって、その時教えてもらった名前と、神獣では無いが強さ的にはフェンリル達より少し弱いぐらい、面白い戦って見るか、今のメルティーナに普通の武器で戦ってみるか、武器は鉄だと流石に刃が通らない、鋼の刀だな西洋風の剣だと厚みで刃が通らなそうだ、突く、薙ぐが良さそうだ、それに、脛当て、手甲、胸当てもミスリル、これで準備よし。

　目の前に転移。

「ギィィィィィィ」

　凄い鳴き声だな、早いがメルティーナの目で追える、左に飛んでそこから一直線に向かって飛んでくる、躱さないと無理か？と躱し刀で薙ぐ、深くは切れないが刃は通る、すぐさま魔法を発動、ファイヤーボールを連続で速射、体表が少し焦げるだけか、刀を相手に向け持ち5連で突く、刃は入るが内蔵までは届かない、筋肉で守ってるようだ、ただし出血はして少し動きが鈍る、すると魔法を使ってきた、風の円月輪のような物を投げてくる、速さもあり避けれないので手甲で受けると吹き飛んだ、10m程吹き飛ばされた、手甲は無キズだが、体にも多少傷が入った、なかなか強力な魔法だな、すると2匹、3匹と増えて来た、群れで暮らしてたのか？流石に3匹は勝てない、まだ神剣飾ってなかったので、2匹を神剣でたたっ斬る、メルティーナの体なので大地を割るほどでなかったが一瞬で片付けられた、また1体1になったので神剣をしまい続きを始める、相手も仲間と神剣を見て逃げようとしたが、回り込み刀で足を切り付ける、逃げれないと悟った朱厭は魔法を連打してくるが、今度は見えたので除け懐に入り連続で突く、心臓に届いたようでその場で倒れる、なかなか良い戦いだった、死んだ3匹を生き返らせ記憶を消す、何事もなかったように去っていく朱厭達。

　良い戦いだった、メルティーナの今の装備ならば倒せそうだな、それにネイヤの補助もあれば余裕で倒せそうだ、メルティーナの体はやはり強い、これで魔人族最強ではないんだからな、いやスキルを渡したから今はもしかして最強の部類になるのか？魔王がどんな物か今度確認してみないとな。