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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。

 早速オーランド王国に意識を向けてみると、国内がめちゃくちゃ混乱している、内戦より立て直す方に傾いてるな、それは良い事だ、それならばとエルフと獣人の方を見るとやはり密約を交わしてるな、オーランド王国に攻め込むつもりか、王族と教会が丸ごと無くなったからな、今後の旗頭も居ない、内政にいっぱいいっぱいか、これは戦争になりそうだな、エルフ達は一刻も早くと思っているだろう、混乱してる今なら、早ければ早い程勝率が上がる、奴らの出番は早そうだな


 数日後、連携の練習等していた3人に伝える


「たぶん戦争になります、エルフと獣人は一刻も早くと思い準備をしています、まずは情報収集して、今後如何に動くか決めてください」


「何か女性で丁寧に話されるとむず痒いですね」


「お嬢様、女神様なのですから気にしない事ですよ」


「話し方も変わるんだニャ」


「男神だと尊大に、女神だとおおらかにはセルリ神の神託とか聞いた人だと分かるんだろうけど、私は神託はこの前のが初めてだからね」


「私だって初めてです」


「私もニャ」


「とりあえず王都に行きましょか?」


「そうですね・・・森に近い街か村に行って情報を集めるのも手です、ニーニャさんには森に入ってもらって獣人族達の情報を得てもらって、私達は街で情報を得る動きとか分かった方が良い様な気がします」


「私も同族がどんな気持ちか知りたいニャ、それによっては覚悟を決めないといけないニャ」


「そうですか、分かりました、それなら森付近に行きましょう」


「それで宜しいでしょうか?」


「貴方達の動きは任せます、私はあくまでも補助的な役割、私が方向を決めたなら、それは神の意志と変わらないですから、間違えた選択をした時、迷うような選択、そんな時に助言するだけです」


 まぁこいつらには悪いが英傑になってもらうつもりだからな、なるべく俺の意思は無いようにする、失敗した時は記憶も消して元に戻す、そうなっても知る由もないし、エルフは元々精霊を使役したりして人間を見下してるからな、自分らが神に近いと思ってるから、獣人の事も見下してる、人間が神に愛されてたと思ってたのが違うとなり、戦争を初める、中には共存を望んでる者も居るだろうが、それはどの種族でも同じだ、魔族は強さが1番と考えてる、ある意味脳筋だ、それこそメルティーナが魔王となれば、共存も出来るだろう、やはりネックはエルフだな、この戦争が失敗に終われば神の意志が働いたと思うだろうし、上手く回れば良いが、失敗したらこいつは記憶を消して元に戻し、エルフに天罰だな、それもこいつらにかかってる。


 早速森の近くの都市に移動する。


「それにしても、Sランクとは凄いですね」


「そうニャ、門兵に入れてもらえなそうだったのニャ、カード見せたらめちゃくちゃ謝って入れてくれたニャ」


「Sランクカードは今は亡き教皇や国王が認め無いとなれないランクですからね」


「それでは早速ニーニャさんには街の偉い人達から情報収集をお願いしますね、私達はギルドに行って情報を集めてくるわ」


「了解したニャ」


 ニーニャは隠密を使いその場を去る、ニーニャの隠密は教会でもらえるスキルと違い、完全に気配を消し、姿を見せなくする、何かに当たって音を出してりしない限り気付かれる事がない、門が開いてれば兵が居ても目の前を通っても気付かれない、猫人族の特性も活かせば塀を超えることも容易い、情報収集にはうってつけの能力だ。


「さてと私達はギルドに向かいましょう」


「お嬢様、まずはギルド長から情報を仕入れるのが良いかと、周りの冒険者への牽制にもなりますし、変に絡まれる恐れも少なくなると思います」


「そうね、女神様もそれでって人がいる所でも女神様で宜しいのでしょうか?」


「冒険者としてはミコとなってる、ミコで構わないです、敬語もしなくて良いですよ、敬語で話されると、私がリーダーと思われる可能性があります、リーダーはメルティーナさんですから」


「分かり、分かったわ、ネイヤ貴方もお嬢様は冒険者の時はまずい、メルティーナで構わない」


「分かりました、それならば冒険者の時はメルティーナさんと話します」


「では、ギルドに向かいます」


「すいませんがギルド長に会いたい」


 そう言ってカードを出す。


「Sランク!!かしこまりました、少々お持ちください」


 受付嬢は足早にギルド長の部屋に移動する、周りから。


「Sランク?初めて見た」


「人間と魔族のパーティで全員Sランクか?」


「・・・・」


「魔族なんて力でなったんだろう?」


「力だけでなれる訳が無い、何処の所属か知らないけど、国王や教皇の承認が無ければなれないんだぞ」


「おまたせしました、ギルド長がお会いになります、こちらです、付いてきてください」


「Sランク冒険者、メルティーナ穣、私に話があるとの事だか、何かね?」


「この街で何かいつもと変わった事はありませんか?」


「どういう事だね?」


「例えば近隣の村で盗賊が多く出てるとか、冒険者が依頼から帰って来ない、失敗が多いとか、そんな事です」


「うーむ近隣の街や村で盗賊が出た話は聞かないが、商人の行き交いが多少滞ってるとは聞くな、依頼の失敗も前に比べて少し増えた様な感じはするが気にする程では無いな」


「商人の行き交いが滞ってる理由は聞いても宜しいですか?」


「うむ、気にする程では無いが、神罰があった後から、エルフや獣人が街に出てきたりしてな、多少トラブルになったりしてるんだよ、大きな揉め事では無いが、獣人が買い物するようになり、商品が買い占められ、村だと足りなくなったりしていざこざが起きたり、獣人が喧嘩すると商人や村の人間だと叶わないからな、そして商人が再度仕入れようとこの街に戻って来ようすると、何故か馬車が壊れたりして仕入れが滞ったりして時間がかかるとかだな」


「そうですか、分かりました、しばらくこちらで活動するのでよろしくお願い致します」


「Sランクだから文句を言う奴は少ないかもしれないが、魔族や獣人、エルフが幅を効かせるのは面白くないと思う奴もこの国は多い、ギルドはギルドマスターから神託があったと言われ、公正に務めるよう言われてるが、私もこの国で暮らしていた身だ、申し訳無いが、どうしても人間に肩入れしてしまう事もある、気を悪くしないで欲しい、Sランク冒険者が街に居るだけで活気づいたり、依頼が捗ったりするから」


「そうですの?」


「メルティーナさん」


 メイヤが話さないようにと目配せをしてくる


「そりゃそうだろう、教皇は神罰を落とされたと言っても神に使えてたんだ、国王だってそうだ、悪人をSランクにはしない、余程の偉業を成さなければSランクにはなれん、強いだけの奴は世の中居る、それでもAランクだ、Sランクは今この世に勇者と唯一生き残った聖騎士長しか居ない、いや居たな?元、魔法都市国家サイデリウスの魔法師団長、姿を消したから分からないけど、生きてればSランクだな、そんでそんなSランクには言わずもが偉業を達成しないとなれない、勇者しかり、聖騎士長のラウンズはまぁ神罰にあっちゃったが、元々ダンジョンの制覇とか、ダンジョンが氾濫した時治めたとか、セルリ神皇国に攻める国なんて無かったが稀にあった時、前線で剣を振るって敵を薙ぎ払ったとか、そんな偉業を達成しないとなれない、君達もそうだろう」


 ここは俺が言うべきだなと。


「そうですね、彼女は単独で龍の首を落としました、その時は彼女1人でやりましたが、魔法なら彼女も1人で倒せるでしょう、私は龍のブレスだろうと防げます」


「ヒュ〜本当ならば凄い事だ、未だ龍の討伐記録は無い、ギルドに上がってもおかしく無いが記録は無い」


「そうですね、提出してませんから」


 そこで龍の角と目と鱗を目の前に置く、角は2m程あり、目は30cm程ある


「ゴフッ!!本物か?」


「当たり前じゃないですか、何を疑っていますか?あー何ならここで何か切り捨てれば分かりますかね?信用ならん様な人を」


「すっすまん、いや申し訳無い、魔族の偉業がどの程度なのか?やはり少しそんな目で見てしまった、申し訳無い」


 机に頭をつけて謝ってきた


「まぁ良いですよ、以後気を付けて頂ければ」


 聞きたい情報も聞けたのでギルドを後にする。


「買い占めてどうするんでしょうか?」


「戦争の時の食料調達?」


 聞かれて無いが彼女達では答えが出ないようなのでここは答えよう。


「買い占めは食料調達もありますが、1番は相手の食料を無くすこと、また鉄等を買っていれば武器とかの供給を無くす事ですね、飼葉を買っていれば馬、牛などの飼育にも影響があります、戦争は1日で終わる物では無いですからね、色々な搦手(からめて)を使ってするものです、王都から騎士団が来ても食料を何日分も持ってこれる訳がありません、前線の街や村で仕入れるんですよ、そこで物が無ければどうなりますか?」


「なるほどです」


「そうなんですね、私達は戦争の時あっという間に攻められてしまいましたし、人間が街の中に入れば分かりますからね、そんな手があるなんて知りませんでした」


「エルフは長寿の生き物、戦争も見てきただろうし、知恵がある者居るようですね」


「私達も長寿な方ですがメルティーナさんが18、私もまだ35ですからね、そう言えばニーニャさんは御幾つなのしら?」


「ニーニャは16歳ですね」


 夜になりニーニャと合流し飛空挺に戻る事にした

なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。

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