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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。
ヨームは早急にダンジョンの管理を進めるように職員に徹底する。
「神が作りしダンジョンの事を各ギルドに伝えろ、これから魔族、獣人族等冒険者として受け入れる、奴隷としてでは無い、人間と同じ様に、そして魔族領、エルフや獣人族にも伝えろ、神からの共存する神託を受けたと、魔族やエルフ、人間を恨んでいる者も居るだろう、だが神託を授かった、共存する道を選ばなければ神罰が下る事を、教会と同じ様にと徹底しろ、奴隷商にも違法な奴隷、エルフや獣人の奴隷は犯罪で捕まって無ければ全て違法だ、これは神言だ、受け入れる事を伝えろ、聖女様にも伝え、治療院作り、助けてもらうようお願いしろ、そしてSS級冒険者が生まれた事、神様だと言っても納得しないだろうし、現状は使徒だと伝えろ、魔族、獣人の従者が居るからわかりやすいだろう、不敬を働かないよう伝えろ、まだこれから色々出るかもしれんが、今はこんな所だ、以上」
「「「はい」」」「「「ハッ」」」「「「分かりました」」」
「俺はこれから商業ギルドや教会とこれからの事を打ち合わせしてくる、何かあれば連絡をよこせ」
飛空挺に戻り、3人に説明する。
「さて、お前らは奴隷では無くなったが、どうする?ニーニャの友達もそのうち解放されるだろう、ネイヤの両親は生きているな、メルティーナの父親は残念ながら死んでいる、母親は生きてるな、戻る事も出来るぞ、そしてメルティーナがもしダンジョンを攻略出来たなら、父親を生き返らせる事も出来る、さてどうする?」
「生き返らせられるならしたいけど、無理でしょ?龍に勝つにはあの剣が無ければ無理だし悪魔に勝つにはエルフの精霊魔法とか無いと無理、本当に知恵を絞り、色々な種族で力を合わせないと攻略出来ない、そしていやらしい事にに、これは攻略したとして願いは色々な種族や協力してくれた者たちの願いもあるから、攻略したとして自分の願いなんて叶えられるはずがない、たぶんそんな願いを求める為に攻略させるんじゃ無いわよね」
「うむ、良くわかってるな、ならその時どんな願いを叶える?」
「多分だけど皆の幸せとかそんな抽象的な願いになると思う」
「ハッハッハ、良く分かってるじゃないか、そうだソロで攻略しないと叶えられない願いだ」
「良いの、私はお母様が生きてただけで十分だから、ネイヤはどうする?両親も生きてたなら帰るのも良くてよ」
「私はお嬢様に付いていきます」
「私は、私は戻りたいニャ、でも戻って良いのかニャ?たまたま拾われたけど・・・少し考える時間が欲しいニャ」
ニーニャは部屋に戻り1人で考える。
(戻ればママにも会えるニャ、友達にだって会えるニャ、考える必要なんてあるかニャ?でも戻ったとしたまたいつもと同じ日常ニャ、もう二度とアプリアも食べれないし、龍の肉だって食べれないニャ、あんな美味しい物、食べた事ないニャ、お風呂もそうニャ、今の尻尾フサフサニャ、こんなにフサフサになった事生まれて1度もないニャ)
「あーーーどうするニャ」
(やはりこの生活は捨てられないニャ、だからお願いしてみようニャ、時々ママに会えるようにニャ、神罰が下されないか心配だけどニャ、お願いなんて神様ならいつも願われてるはずニャ、叶わないからって神罰にならないニャ)
「よしニャ」
「決まったか?」
「ニャーーー」
「びっびっくりするニャ」
「お前らの心の声など聞こえるぞ、教会でお願いする時声に出してお願いしないだろう」
「ニャ?ニャ?お許しくださいニャ」
土下座をして許しをこう
「ママに会いたいと、別に構わんぞ」
「ニャ?」
「俺はお前らを使い潰したりするつもりは無い、休みもやるし、休みに会いに言ったりするのは構わん、但し色々制約はあるがな、俺の事を話さないとかな、まぁ地元に帰った時、間違えて話そうとしても話せないようにするしな」
「ニャ?」
「俺がここに残るか問いたのは、気持ちの問題だ、やる気の無いやつを居させても仕方が無いからな、帰りたいと思うなら全ての記憶を消して奴隷商に戻すだけだ」
「ニャ?そしたらどちらにしてもすぐには帰れないニャ、奴隷商が暴走したら、もしかしたら消される事もあるニャ」
「まぁギルドマスターが神託として布告するから、よっぽどの馬鹿では無いと消されるまでは無いと思うが、その場で放逐は有り得るな、そしたら帰れるのはいつになるかは分からんし、俺はそんな面倒は見ない、だからどうするか問たのだ、今お前の覚悟が決まったからこの様に話してる、もしあの場でママに会いたいから帰して欲しいと言ったのならば、奴隷商に戻してるところだった」
「ヒッ!!ち、ちなみにニャ、なんでママの所に戻してくれないニャ?」
「元に戻すのは元にあった所に戻す方が面倒が無いんだよ、急にママの所に戻すとなると、奴隷商の方、お前の里の方にも記憶を改ざんしたりして色々影響を与えないと行けなくなる、奴隷に戻すだけなら手間がないから」
「そうなのニャ、こちらを選んで良かったニャ、神様よろしくお願いしますニャ」
「うむ」
「さてお前らも聞いてたな、そんな訳でこれからお前らは俺と冒険者として色々やってもらう、今言ったように休みもやるから帰りたければ帰るが良い」
「「はい、分かりました(ニャ)」」
「さてお前らには冒険者としてトップを走ってもらう、魔族や獣人にはスキルが無かったんだよな?まずそれを授けよう、そうだなぁ3人共に体力増強、魔力増幅、毒無効、精神耐性、メルティーナには剣聖、ネイヤには全属性魔法、ニーニャには鑑定と隠密と必中、そして全員に遠話スキル、お前らは3人でパテを組み、盗賊を倒したり、困ってる人を助けたり、世直し旅に出てもらう、ここには何時でも帰れるように、俺の分体を付ける」
人間の女性大盾使いを作る。
「これで人間との交渉も出来るし、移動も自由だ」
「な、な、何事?人間が出てきたぁ」
「ヒィィィィ」
「これは俺の分体だ盾士として戦闘には加わらない、守るのみだ、感覚は女性なので普通に女性の行動をする」
するとネイヤが
「あのぉ1つお聞きしても宜しいですか?神様は男でも女でもなれるのですか?」
「お前らには言っておくか、神に性別とか種族とかない、この世界には俺の眷属神も居るが元々別の世界で男神だったが、この世界では龍神だ、俺だってほら」
魔族の魔王の様な風格になる
「この様に何にでもなれる、意識も別々に作れるし、女性の感覚なら女性になれる、お前らが風呂に入っているのも全て見てるぞ、そこに欲情など全く無い、俺に言わせればお前らは蟻の様な存在だ、ただ俺の都合でお前らを選んだだけだ」
「そうなのですね、因みに何故私達で、そのぉ、世直しみたいな事をさせるんですか?」
「今この世は変革をする、変革の時にはそれに準ずる者も居れば、受け入れられない、邪な考えを持つ者が出てくるだろう、その時の盾だ、精神耐性を与えたのは人や同族を殺す時に耐えられるようにだ」
「えっ?」「ニャ?」
「これは俺の予想だか、オーランド王国で戦争もしくは内戦になる」
「えっ?」「ニャ?」
「その時小さな村は襲われるだろう、戦争なら相手はエルフと獣人の連合軍、内戦なら盗賊等出て町や村から奪える物を奪っていく、その時の守り手がお前らだ」
「私に同族を殺せとニャ」
「殺したく無ければ殺さなくても良い、俺はどちらの味方でもないからな、ただ非が獣人にあってもそれを助けるならば面倒だからそこに居るもの全て無に返す」
3人共ガタガタ震える。
「先程言ったように、守り手になるなら、問題ない、だからお前に鑑定を授けた、その鑑定は相手の心理すら読める、隠密も人間が使ってる隠密と違い、気配を完全に消す、それで双方の旗頭の考えや、盗賊達の考えを読めばどちらに非があるか分かるだろう、まぁ盗賊は悪としても、その情景はあるから、子供を食わせる為に仕方なくとか、それこそ裕福な村の村長が自分らの事しか考えないで施さないとかな、善悪をしっかり見て事を起こせば良い、俺に相談しても良いしな、ネイヤの魔法であれば軍すら薙ぎ払える、メルティーナの一振で何百人も切り捨てられる、お前らには神の裁量を与えたんだ、何故お前らを選んだかは、奴隷商の時に鑑定しメルティーナ達は誇り高さ、ニーニャには優しさを見たからだ、エルフの女達も鑑定したが、あいつらは誇りと言うより傲慢さの方が高かったから選ばなかった、自分らは精霊に選ばれた種族と人間等に蔑まれる言われないと、奴らの心の中はそんな感じだったな」
「まぁエルフらしいと言えばエルフらしいですね、多種族に関わらない、そんな種族ですからね」
「お嬢様は伯爵様のように誇り高き御人です、この先も伯爵様の様に気高く生きてください」
「私は同族を殺したくは無いからニャ、何とか戦争を回避出来るか頑張りますニャ」
「そう、戦争が回避できるならそれで良い、俺はそこに拘りはないから、出来ないならばお前らでは無く、元々あの国、森全て更地にするつもりだっただけだからな」
また3人は震え出す。
「お前らの装備は上位互換して全て龍種の皮で作った、武器も神剣とまで行かないが、アダマンタイト製の武器だ」
「伝説の鉱石」
「アダマンタイトニャ?」
「ミスリルを何百年も高圧縮して出来る鉱石、山を掘り進めて何百年に1回、小指程の大きさで発見される事がある、白金貨数百枚になると言われてるわ」
「凄いニャ」
「事が起きるまでは連携を深めたり、鍛錬するように、もしかしたら戦争は起きないかもしれないからな、それまでは各地の都市や街、村など回ってどんな状況か確認し、お前らの名前が大陸中に響き渡るようになるのが目標だ、Sランクなので何処に行くのも不自由しないだろ、俺の分体もSランクとするようにギルドマスターに言っておく」
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。




