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初投稿です、色々分からないことだらけですが頑張ります。

 すぐに聖騎士長の場所を確認すると、聖騎士長は司令室の様な所におり、会議をしている、そして確認すると聖女の言葉も聞いており、転移陣の場所も知っていた、転移してきた者を迎え立ち会っている、また時間を止め異空間に隔離する。


「君が聖騎士長か」


「何奴?魔族か?」


 聖騎士長は被せるように話し、剣を抜き。


「我をセルリ神皇国聖騎士、聖騎士長、ラウンズⅢと知っての狼藉か?」


「神を魔族扱いか、実に愚かだ」


「か、神、神様だと言うのか?」


 答える義理もないので。


「君は何故、聖女の言葉、神託を聞き無視をする」


 そう言うとキョロキョロと辺りを見回し警戒を解かない、やはり聖騎士長ともなれば警戒も怠らないか、それとラウンズを確認すると、聖騎士長の中でも特に優れて格の高いのが7人いるのか、Ⅰ、Ⅱ、Ⅵ、Ⅶは皇都に居て教皇の側近や大司教の側近をしてるのか、Ⅳ、Ⅴは他の前線に居るようだ。


「前教皇からも、その前の教皇からも問題無いと言われてきた、実際100年も前から神託は降りていたが、問題なく転移も行えてる、そして転移してきた者は勇者や賢者、他にも錬金術等素晴らしいスキルをもらってる、何処に問題があるのだ」


 あー他世界の神のせいで盛大に勘違いしてるのか、もうほとんどセルリ神のせいじゃないか、ハァとため息が出そうになる。


「セルリ神は慈悲深いからな、人間がここまで勘違いして、増長するのも仕方が無いか」


「お前はセルリ神様ではないのか?魔族の神か?それならば邪神だろう」


 そう言われ流石にイラッときて死なない程度に電撃を数秒くらわせる。


「アバババ、ヤ、ヤ、ヤ、ヤ、ヤメ、ヤメ、ヤ、ヤ、ヤメ、ヤメロォォォォ」


「セルリ神はこの世界を見放した、俺はこの世界の新しい神だ、そして教会、皇国に天罰を与える為にきた」


 息も絶え絶え、数秒時間を置き。


「な、何?わ、我らは人間はセルリ神から愛されスキルをもらってたのではないのか?」


「まぁ愛されいたことは間違いではない、人間は弱いからね、スキルが無ければ、この世界で生きていくのは辛いだろ、だから慈悲としてスキルを与えてた、そして人間とは傲慢で愚かだから神に見放される、聞いてないか?スキルを与えられない人間が出てきた事をセルリ神が見限ったからだ、お前ら教会の人間の愚かさのせいでな」


「き、聞いてはいた、そ、その者が信仰心のせいだと」


「お前ら教会のせいだよ、だから神罰を受ける、そしてお前ら教会の人間のせいで、これから人間はスキルも得られない、狩る者から狩られる者になる」


「そ、そんな馬鹿な」


「では神罰執行で」


 軽い感じで言うと


「お、おゆ」


 最後まで言わせず、元の場所に戻し、精神に畏怖を刻み込む、前の司教と同じように、頭を掻きむしり、体中を痙攣させ小便を漏らしのたうたまわり死ぬ、そして時間を進める、周りに居た者が何が起こったか分からず困惑する、暫くし。


「聖騎士長、聖騎士長」


 叫ぶ者が居る、そこへ扉が開かれ勇者が現れ聖騎士長を見て。


「聖騎士長、禁忌を犯していたのですか?」


 勇者はその場に居た者に事のあらましを説明する。


「なので、これから私達はこの最前線で暫く留まらないといけない」


 勇者は涙ぐみながら話す。


「これ程の仕打ちを受けないとならないのですか?」


 転移陣の事を知らない聖騎士が言うと勇者は。


「教皇や大司教達が間違いをしていたのだ、受け入れるしかない、神様はこの会話も聞いてると思う、僕だって聖騎士長には色々お世話になったし、思う事が無い訳ではない、でも受け入れるしかない、変な考えや、事を起こすなよ、1つ間違えば人間が滅びる可能性だってある、神様に生かされてると思ってくれ」


 そう言ったところで、この場に居る人間の記憶を読む、するとその場に居た司祭が、司教に連絡する様考えてる、なので今度はその場で手や足から水では消えない、白い炎を出し燃やしていく。


「ギャァァァ、お、お、お、お許しををををを」


 勇者の頭の中に


「そやつは何処かの司教に連絡するつもりだったのでな、君が話したように、下手な動きをすればこうなると話しておけ、それとこれは君が居るからだぞ、君は他世界の神からの恩寵もあるから話しているだけで、この場に君が居なければ面倒でこの砦事天罰として消し去っても良かったんだよ、そこにいる者に重々話しておけ」


 すると勇者が


「神様から今話しかけられた、彼は何処かの司教に連絡を取り事の経緯を話すつもりだったようだ、それと神様曰く、僕が居るから個人に天罰を与えてるだけで、もし僕がここに居なければ、砦事消し去るつもりだったらしい、僕は元の世界の神様からの恩恵もあるから生かされてるようで、あんまりこんな事言いたくないんだけど、神様はこの世界の人間を見放した、なので謙虚に生きないと滅びる事になる可能性もある、先程も言ったけど、もう1つも間違えられない」


 死体を片付け、勇者含め、これからどうするか話し合う、俺はここはこれで大丈夫かなと分体を作り砦内に放つ、そしてふと地球でも神は見ているんだぞって言う様な人が居たが、実際見てたのかもなぁ1人、1人を見てる訳ではないが、こんな様な感じで見てたかもしれんなぁと思い。


 別の砦で移動する、その砦には賢者とラウンズⅤ、司教が何名か居る、その中に大司教も居る、どうやら賢者の知識が目当てらしい、そしてこの砦にはエルフの奴隷が多く見られる、まずは賢者の記憶を読む、うーんこれはダメだなぁ、時間を止め賢者を異世界に連れてくる。


「君が賢者だね」


「!!」


 びっくりしてるが勇者と同じように一通り説明する。


「そして君は転移陣の事も解析して、ここに新たな転移陣を作るつもだった、流石賢者頭が良いね」


「ど、どうも」


 賢者はぺこりと頭を下げる。


「でね、君には2つの選択肢がある、1つは賢者のスキルを消し、君の持ってる知識も消す、ここに呼ばれた地球の記憶しか持ってない状態に戻る、スキルは新たにあげても良い、でもこの世界の普通のスキルだ、身体強化や火魔法とか、魔法だと1系統でこの世界の魔法と同じような魔法しか使えない、正にこの世界の普通の人になる感じかな?地球の知識チートはあるから少しは良いかもしれないが、その程度だ、もう1つは地球の輪廻に帰る、元には戻せないから、新たに地球で生まれ変わる、この2つだ」


「地球で元には戻らないのは何故ですか?」


「いや、君は転移されてもう20年たってるんだよ、何処に帰るの?君の両親とか調べてないから分からないけど、死んでるかもしれないし、そもそも君はもう行方不明で死んでる事になってるはずだよ、そして記憶はここに呼ばれる前の記憶しか無い、普通の生活出来る?」


 賢者は暫く考え。


「この世界でスキルをもらってもこの年齢でスキルを1から鍛え直す、選択肢1個しか無いじゃないですか?」


「そうは言っても、まぁ年齢は当時に戻しても良いよ、でも良く考えて、君はこの世界の20年の知識も無くなる、そしてもらえるスキルは普通のスキル、知識チートは20年前の物、勇者や10年前に呼ばれた者の方が新しい知識チートを持ってるし、この世界は変に発展しちゃってるからね、君の地球の知識が役に経つとは思えない、それと地球の輪廻に戻すなら、少しだけど地球の神に掛け合って、裕福な家や美形に生まれ変わるようにお願いしても良いよ」


 賢者は少し考え。


「地球の輪廻に戻してください」


「わかった」


 そう言い魂だけ抜き取る、意識を地球の神に向ける。


「君には苦労をかけるな、我は天照、魂を戻してくれてすまぬな」


 日本の最高神来たと思い、勝手に頭に入ってくる情報を見ると、うーん?天照って別名ラーって出てるぞ?


「地球の神も日本以外だと別の神だったり、同一神だったりするぞ、例えば毘沙門天とシヴァは同一神だし」


 やべぇ地球の神様情報知るとは


「我は地球の創世神だエジプト神話のラー、日本だと太陽神、色々あるぞ、それはともかくすまぬな、我らがスキルを与えた為に、余計な事象を招いてしまって」


「まぁ自分の世界の人間を無理やり転移させられたんですから、仕方がないです、そこは気にしてません」


「そなたにも何が褒美を与えた方が良いか?地球の神1柱送ろうか?君の眷属神になるが、君とは思考も変わるから何かあった時相談とかもできるぞ、大山咋神(おおやまくいのかみ)などお勧めだな、山の神だ、豊穣ももたらすぞ」


「神をこちらに来させる事に問題はないのですか?」


「問題は無い、こちらにも居る、君だってまだ難しが神格が上がれば地球に自分の分体を置くことだって出来る、まぁ出来るようになるのは数千年かかるがな」


 神の時間経過はおかしいと思いつつ。


「よろしくお願いします」


「うむ、こちらでは大山咋神(おおやまくいのかみ)と名乗っているが、別名を与えても良いぞ、君の世界がどんどん発展すれば、他の世界からも神が来るかもしれん、それはセルリ神からも聞いてるな?」


「はい」


「うむ、そしてその神は全て善神とは限らない、心しておけ、君の世界が疎ましく思う神、邪魔をするのが楽しい神等もいる、まだ君の世界はそんなに大きくないので、目を付けられる事も無いが、数億年後、銀河が2つ目を作られる事になったぐらいには他世界の神にも目に止まるようになるだろう」


「分かりました、肝に銘じておきます」


「肝か君はやはり人間の記憶が随分と入っているな肝など無いのにな、まぁ我も君に理解してもらえるようにわかりやすい話しかけてはいるが、君の世界は面白く発展するかもしれんな」


「あっそれとセルリ神は今どーなってるのですか?」


「うむ、他異界で属神となり修行をしておる、数千年程かかるだろう、早々に神罰を下し、こちらに干渉しないようにすれば問題無かったのだが、あやつは優しすぎた、君は人間の感性を持ってるから注意してくれ、神罰しかり神が何かする時は大陸1つ無くすぐらいで構わない、あやつが星を消し新たに作り直せば良かったものを慈しんだ結果だな」


「・・・・そうですか、分かりました」


「うむ、ではまたな」


 意識を元の自分の世界に戻す。


なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます、初投稿なので間違い等あると思いますがよろしくお願い致します。

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