幕間 武器紹介
【武具の紹介】上段左から順に紹介
『ハンガー』:軍用にも用いられるが、携行に向いている片手剣で、切っ先三分の一程が両刃となっている。護拳の部分も個人の好みで細工されている場合がある。斬ると突くを兼ね備えた剣。
『バゼラード』:短剣タイプ。鋼鉄製で刺突に適した構造だが、実際は万能ナイフとして生活道具の範囲でもある。オリヴィはこの短剣を槍の刃として改造したものを行商で販売しようと中古の良い物を買い集めている。
『バゼラード』:片手剣タイプ。短剣タイプ同様、行商の種として中古品を買い漁っている。護身用の域を出ない装備であるが、むしろ、行商人や一般人の旅人にとって十分な装備と言える。
『ビル』:鎌から派生した竿状武器であり、ハルバードにつながっていく初期の武器。馬上の騎士を引きずり下ろす事を主な任務としているが、オリヴィの場合、魔物の頭をかち割る、首を引き切るなどの用い方が多い。
『ヴォージェ』:ハルバードの前身、突く・斬る・引っ掛けるを熟すのに適した刃を持つ。ハルバードより操作が力技系なので、オリヴィ好みとなっている。これはヘッドを格安で譲ってもらい、自作の柄を付けている。
『ファイトクラブ』:戦棍棒。木製の棒を金属などで補強し、よりダメージを与えることが出来るように工夫した物。これが進化し、金属製のメイスへと発展する。オークが装備していた物をオリヴィが奪取して装備に加えた。
『魔銀のベーメンソード』
『中古のベーメンソード』
ベーメン地方で製作される簡素な剣。一本の鋼鉄の棒から成形された片端の曲剣であり、サーベルが貴族・騎士の装備であるとするなら、ベーメンソードは粗悪なバゼラードと言ったそんざいである。
オリヴィはその単純な構造に好感を持ち、より良い素材で自分専用の装備を鍛冶師に特注している。第三幕でエッセで依頼しているが、完成は先の事になる。




