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兄妹転生 ~チートだからって調子に乗らず、クラスメイトは1人ずつ私刑に処します~  作者: 榛名丼
第五章.スティグマの亡霊編

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登場人物紹介 ~出席番号順~


登場人物紹介(三年二組限定バージョン)です。

4章終了時点までのネタバレを含みますので、ご注意ください。(後でちらほら修正する場合があります)


 


 +++ 木渡中学校 三年二組+++



 ・出席番号1番 赤井夢子(アカイユメコ)


 クラス:戦士(ウォーリア)

 ランク:D

 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"片手剣中級"、"大剣中級"

 リミテッドスキル:"咆哮狂迅(バーサーク)"

 ……属性魔法を肉体に付与することで、一定時間、人間の限界を超えた力を発揮する。

 その代わり意識を失い敵味方の識別を失う暴走状態に陥るため、扱いが難しいスキルでもある。

 習得魔法:《炎属性強化(プラスファイア)》、《風属性強化(プラスウィンド)》、《土属性強化(プラスアース)


 アサクラ・アラタと仲が良い。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

 異世界に来てから以前より勝ち気で、口が悪くなった様子。

 アラタのことが好きで、彼を目の前で喪ってからさらに他人に接する態度が悪化した。

 最期はアサクラとシュウを安全な場所に逃がし、自身は敵を食い止めるため崩れゆくフィアトム城に残った。その後、死亡したと思われる。



 ・出席番号2番 朝倉悠(アサクラユウ)


 クラス:剣士(フェンサー)

 ランク:E

 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"片手剣初級"

 リミテッドスキル:"目覚時計(アラーム)"

 ……《時間針(タイマー)》の効果増強スキル。

 自分の耳にしたことのある声や音楽を録音し、任意の時間に再生する《時間針(タイマー)》という光る針を生み出す。異世界に来てから寝坊の連続で苦労している内に獲得したスキルである。

 習得魔法:《時間針(タイマー)


 カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

 アカイ・アラタと仲が良い。片手剣を持ってはいるが戦いは不得手で、基本的には逃げ回ったり泣き叫んだりしている。

 アカイのことが好きで、彼女と共にフィアトム城に残ろうとしたが、それを許さなかったアカイによってコナツの召喚した扉に突き飛ばされた。



 ・出席番号3番 新幸助(アラタコウスケ)


 全ステータス:不明


 アサクラ・アカイと仲が良い少年。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

 魔物に襲われた際、アサクラとアカイを庇って死亡。



 ・出席番号4番 石島淳彦(イシジマアツヒコ)


 全ステータス:不明


 県会議員の息子で、暴君じみている。シュウを手酷く虐めていた。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

 フィアトム城まで辿り着いたが、ラングリュート王の要請には答えず城を去った。

 強力なリミテッドスキルを持っているらしいが、詳細は不明。



 ・出席番号5番 榎本(エノモト)くるみ


 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 リミテッドスキル:"泥屑人形(クラァド)" ※喪失※

 ……《土人形(ゴーレム)》の効果拡大スキル。

 自分の身体の指定箇所に土の壁をまとわせる鉄壁のスキル。

 自分自身によっても、他者によっても傷つけられなくなる。土で薄く全身を覆うことも可能。

 習得魔法:《土壁(アースウォール)》、《土人形(ゴーレム)


 演劇部の少女。タケシタとは親友の間柄。血蝶病に罹っていた。

 ザウハク洞窟にて近衛騎士団に捕らえられるが、地下牢で自殺しかける。

 自身のリミテッドスキルの影響で眠り続ける土人形と化していたが、シュウにスキルを奪われたことにより止まっていた血が流れ出し死亡する。

 その際、「気をつけて」という言葉と共に彼女がシュウの背後を指差した出来事は、未だシュウにレツとユキノに対する僅かな疑心を持たせる原因となっている。



 ・出席番号6番 大石翼(オオイシツバサ)


 全ステータス:不明


 女子バレー部のキャプテンを務めるボーイッシュな少女。血蝶病に罹っていた。

 ザウハク洞窟にて近衛騎士団に捕らえられるが、地下牢で自殺する。死因は失血死。



 ・出席番号7番 河村隆弘(カワムラタカヒロ)


 リミテッドスキル:"魔物玩具(ペット)" ※喪失※

 ……《魔物捕獲(テイム)》の効果増強スキル。自分よりレベルの高い魔物でも高確率で従わせることができる。

 魔物に刻まれた隷属印が傷つけられたりした場合はその効果を失う。

 習得魔法:《魔物捕獲(テイム)


 イシジマと共にシュウを虐めている。美しいものを自分一人が支配したいという願望を持っており、ユキノに並々ならぬ執着を抱いている。

 隷属印の消失したハルトラにより、まるごと食い殺される。



 ・出席番号8番 甘露寺(カンロジ)ゆゆ


 リミテッドスキル:"人外鏡像(マスカレード)"

 ……《顔変化(メタモル)》の効果増強&拡大スキル。顔・身体・声・服装等を全て他人のものに変化させる能力。

 習得魔法:《顔変化(メタモル)》 (その他は不明)


 実家が茶道の家元で、いつも着物を身に纏っている。色素の薄い長髪に蜂蜜色の瞳をした、上品でお淑やかな美少女。

 血蝶病の生徒たちから逃げるために残ったクラスメイトを団結させ脱走に導いた実績から、多くの人間から信頼や尊敬を獲得している。

 しかし密かにヤガサキに変身し、血蝶病者をフィアトム城に手引きした挙げ句、シュウたちを相手取って窮地に追いやった張本人でもある。

 その後シュウに「わたくしは誰でしょう」と謎めいたクイズを残して、ハラと共に城を去った。

 ホレイ・ハラとは協力関係にあるようだが、その目的は依然として不明。



 ・出席番号9番 児玉徹平(コダマテッペイ)


 全ステータス:不明


 クラスで一番身長が高い男子。血蝶病に罹っていた。

 ザウハク洞窟にて近衛騎士団に捕らえられるが、地下牢で自殺する。死因は爆死。



 ・出席番号10番 佐野次郎(サノジロウ)


 全ステータス:不明


 ムードメーカー兼トラブルメーカー。テジマとは悪友の間柄。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

「幼い声の主」の報告によると、既に死亡している。



 ・出席番号11番 高山瑶太(タカヤマヨウタ)


 全ステータス:不明  ※リミテッドスキル喪失※


 マエノのグループのサブリーダー的な存在。血蝶病に罹っていた。右足首に痣がある。

 ツチヤ・ネノヒと共に客船に乗るシュウを襲撃したが、返り討ちにされ死亡。その際にシュウのことを「全ての元凶」と口にしている。

 リミテッドスキルをシュウに奪われたが、現時点ではどんなスキルかは不明。



 ・出席番号12番 竹下瑠架(タケシタルカ)


 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"弓初級"

 リミテッドスキル:"合成毒塊(メランコリー)"

 ……習得魔法の全てを変質させ、毒効果を付与するスキル。

 習得魔法:《毒手(ポイズンアタック)》、《毒息(ポイズンブレス)》、《毒雨(ポイズンレイン)


 三つ編みにぽっちゃり体型の少女。血蝶病に罹っていた。

 心の中に他者への劣等感や嫉妬を抱えており、友人のエノモトのことも本心では馬鹿にしていた。

 血蝶病の症状が進行し、全身から長い触手が生えたイソギンチャクのような魔物と成り果てた。

 父を喰われたエリーチェによって復讐を果たされ、魔法で切り刻まれて死亡する。

「あの人」なる人物の指示で凶行に及んだようだが詳細は不明。



 ・出席番号13番 土屋佳南(ツチヤカナン)


 全ステータス:不明


 ホガミの友人で、中学生とは思えないほどの色気がある。血蝶病に罹っていた。胸元に痣がある。

 タカヤマと肉体関係にある。シュウの襲撃に同行するが、返り討ちにされ死亡。リミテッドスキルは所持していなかった。



 ・出席番号14番 手島道之(テジマミチユキ)


 全ステータス:不明


 お調子者。サノとは悪友の間柄。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

「幼い声の主」の報告によると、既に死亡している。



 ・出席番号15番 戸坂直(トザカナオ)


 リミテッドスキル"矮小賢者(アナリスト)" ※喪失※

 ……《分析眼(アナリシス)》の効果増強&拡大スキル。

 習得魔法:《分析眼(アナリシス)》、《小回復(エイド)》、《異常回復(リカバリー)


 クラスで1番身長が低い、ショートボブに丸眼鏡の大人しい女の子。血蝶病に罹っていた。

 敵対する立場にありながら、ザウハク洞窟で罠に嵌められたシュウたちを救った。

「殺人をしたくない」という理由からシュウによって殺害される道を自ら選んだ。その際にシュウに自身のリブカードを託している。

 シュウのこれから進むべき道を指し示した人物でもある。



 ・出席番号16番 鳴海周(ナルミシュウ)


 クラス:剣士(フェンサー)暗殺者(アサシン)

 ランク:D→F

 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"片手剣中級"、"小剣上級"、"大剣初級"、"槍初級"、"弓中級"、"斧初級"

 リミテッドスキル:"略奪虚王(リゲイン)"、"魔物玩具(ペット)"、"矮小賢者(アナリスト)"、"泥屑人形(クラァド)"、"開放解錠(アンロック)"、"段階通訳(スピークス)"、"???"

 ……"略奪虚王(リゲイン)"は《略奪(スティール)》の効果増強スキルであり、相手のリミテッドスキルを奪う力を持つ唯一無二の能力である。

 習得魔法:《略奪(スティール)》、《魔物捕獲(テイム)》、《分析眼(アナリシス)》、《土人形(ゴーレム)》、《解放(オープン)》、《言語伝達(スピーク)》、《???》

 パーティ:鳴海 雪姫乃 “ナルミ ユキノ”、コナツ

 テイムモンスター:暴風大猫(バンダースナッチ) “ハルトラ”


 主人公。ユキノのことを大切にしている。家族やイシジマたちによって苛烈な虐めを受けていた。

 血蝶病者は全員殺し、クラスメイトのことも気に留めないというスタイルを取っていたが、フィアトム城で数人のクラスメイトと関わった出来事が、彼の考えに少なからず影響を及ぼしつつある。

 数々のリミテッドスキルを所有しているが、それぞれのスキルにまつわる「願望」や「本質」を理解しきれていない側面があり、それらを完璧には使いこなせていない。

 また、タカヤマから奪ったスキルの詳細は明らかになっていない。



 ・出席番号17番 鳴海雪姫乃(ナルミユキノ) (旧姓:西下(サイカ)


 クラス:女神官(プリーステス)

 ランク:C

 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"魔力探知"、"詠唱短縮"、"魔力自動回復"、"魔力増幅"

 リミテッドスキル:"兄超偏愛(プリズン)"

 ……全回復・支援魔法の効果増強という超強力な効果を持つスキル。

 ただし兄以外の者は、自分自身も含め一切回復することができない。

 習得魔法:《小回復(エイド)》、《中回復(ヒール)》、《大回復(キュア)》、《半蘇生(リヴァイバル)》、《状態異常無効(ディスペル)》、《攻撃特化(パワフル)》、《防御特化(バリアー)》、《速度特化(スピード)》、《自動回復(サルベージ)》、《保護陣(プロテクション)》、《光源玉(ライト)》、《光源流(ライトニング)

 パーティ:鳴海 周 “ナルミ シュウ”


 血の繋がっていない、シュウの双子の妹。家族の範疇を超えるほどの過剰な愛情を彼に対して抱いている。

 シュウ以外の人間には態度や口調が極めて雑になり、周囲の人間が引くほど露骨に冷たい発言をすることもある。

 コナツ・ハルトラを連れて扉を渡った。



 ・出席番号18番 丹生田大志(ニュウダタイシ)


 全ステータス:不明


 眼鏡のクール系男子。血蝶病に罹っていたと思われる。

 フィアトム城襲撃の参加メンバーのひとり?



 ・出席番号19番 子日愛(ネノヒマナ)


 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"魔力増幅"

 リミテッドスキル:"段階通訳(スピークス)" ※喪失※

 ……《言語伝達(スピーク)》を効果拡大した、常時発動型のスキル。

 魔物の言葉を理解し、また自分の言葉を魔物に伝えることができるため、擬似的な会話も可能となる。

 習得魔法:《言語伝達(スピーク)


 甘えたような愛らしい態度で振る舞う少女。それ故に、女子からは悉く嫌われていた。

 血蝶病に罹っており、タカヤマに協力していた。

 最後は彼女に騙されたことに憤怒した魔物たちにより、生きたまま全身を啄まれ死亡する。



 ・出席番号20番 合歓木空(ネムノキソラ)


 リミテッドスキル:"開放解錠(アンロック)" ※喪失※

 ……《解放(オープン)》の効果増強スキル。カギが掛かっているものやドアなら、自由自在に解錠できる。

 習得魔法:《解放(オープン)》、《大回復(キュア)》、《全体回復(リザレクション)》 (その他不明)


 白髪に赤い瞳の、美少女と見紛うほどの整った外見の少年。間延びした話し方をする。

 謎めいた言動が多い。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとりでもある。

 シュウのことを「シュウちゃん」と呼び、固執している。持っていたリミテッドスキルも自らシュウに差し出してしまったほど。

 フィアトム城に来るようシュウを誘った張本人だが、城に行く前にどこかに立ち去った。

 またフィアトム城防衛戦の際は、姿は見せなかったが回復魔法でシュウをこっそりと支援していた様子。



 ・出席番号21番 原健吾(ハラケンゴ)


 リミテッドスキル:"塵芥黒箱(ダストボックス)"

 ……小さな黒い箱に、人も物も何でも仕舞い込むことができるスキル。

 どんな魔法効果を高めているものなのかは、現状では判明していない。


 シュウを虐めていたメンバーのひとり。元々は気が弱く、自分の意見を言えない性格。

 カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。その際にカンロジから自身の能力を認められ、彼女に依存している。

 フィアトム城防衛戦の際、防衛メンバーを裏切りマエノに手を貸したが、それもブラフで実際は第三勢力であるカンロジ側に協力していた。



 ・出席番号22番 深谷凛(フカタニリン)


 全ステータス:不明


 ミズヤウチの友人だが、彼女によって殺害された。血蝶病に罹っていた。



 ・出席番号23番 穂上明日香(ホガミアスカ)


 全ステータス:不明


 派手な外見で、毎日違う色のアイコンタクトを入れている。女王気質で、他者を挑発するような物言いを繰り返す。

 マエノのことを「ハヤト」と甘ったるく呼び、積極的にアピールしている。なぜかシュウのことを敵視している。

 ザウハク洞窟でマエノに味方していたことから長らく血蝶病の一員と思われていたが、マエノに捨てられた際「あたしは血蝶病じゃない」と叫び、コナツが召喚した扉へと姿を消した。



 ・出席番号24番 前野隼人(マエノハヤト)


 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"棍棒上級"

 リミテッドスキル:"限定皇帝(エンペラー)"

 習得魔法:《睡眠霧(スリープ)》、《火炎球(ファイアーボール)》、《火壁(ファイアーウォール)


 サッカー部のエース。美形のためクラスでも人気者。ユキノのことが気になっているらしい。

 血蝶病に罹っており、頬に大きく蝶の痣が浮き出ている。血蝶病者の中のリーダー的存在と思われる。

 三節棍のような武器を使い、シュウを翻弄する。フィアトム城ではカンロジが連れてきた黒髪のバケモノに圧倒されるが、何らかの方法を用いてその場からひとり脱出を果たす。



 ・出席番号25番 松下小吉(マツシタショウキチ)


 全ステータス:不明


 クラス委員長だが、その役割のほとんどはマエノに奪われたような状態で、目立たない存在。

 血蝶病に罹っていると思われる。フィアトム城襲撃の参加メンバーのひとり?



 ・出席番号26番 水谷内流(ミズヤウチナガレ)


 クラス:付与魔術師(エンチャンター)

 ランク:C

 ベーススキル:"言語理解"、"言語抽出"

 アクティブスキル:"鎌最上級"、"槍上級"

 リミテッドスキル:"一等流星(ファースト)"

 ……シュウの推測だが、《速度特化(スピード)》の効果を高めるスキルと思われる。

 習得魔法:《速度特化(スピード)》、《攻撃特化(パワフル)》、《防御特化(バリアー)


 陸上部に所属する無口な少女。髪はウルフカット。

 白いマフラーで首元を覆っており、身長を優に超えるサイズの大鎌を自在に操って戦う。

 いつも睨むような鋭い瞳をしているが、それは彼女が相手の話に集中するときの癖のようなものである。

 フィアトム城防衛戦にて脇腹を負傷し、扉をくぐって避難する。



 ・出席番号27番 米良頂(メライタダキ)


 全ステータス:不明


 どっしりとした体格の、心の広い少年。血蝶病に罹ったものと思われる。

 フィアトム城襲撃メンバーのひとり?



 ・出席番号28番 望月雄大(モチヅキユウダイ)


 全ステータス:不明


 出っ歯の少年。血蝶病に罹っていた。

 ミズヤウチによって既に殺されている。



 ・出席番号29番 矢ヶ崎千紗(ヤガサキチサ)


 全ステータス:不明


 赤みがかった茶髪を頭の後ろで二つに束ねた少女。カンロジと協力しハルバニア城から脱出したメンバーのひとり。

 身長が高く、綺麗な顔立ちの女の子。発言する際は一切の句読点を挟まない、異様に流暢な話し方をする。

 しかしフィアトム城でシュウが出会ったのはヤガサキに成りすましていたカンロジであり、それより前に彼女は死亡していた。



 ・出席番号30番 藁科伊呂波(ワラシナイロハ)


 リミテッドスキル:"天命転回(ホロスコープ)"

 ……《回転運(ルーレット)》の効果拡大スキル。

 本来、《回転運(ルーレット)》は幸運であればその通りの結果になる、というひとつの未来を予知する魔法だが、スキル効果により血蝶病者に関連する事象を予知する魔法に変質している。


 眼鏡を掛けた地味めな少女。映画鑑賞が趣味。

 ヤガサキとは友人同士だが、奇跡の生還を果たしたヤガサキに憧れ、「チサ」と下の名前で熱っぽく呼んでいた。

 黒髪のバケモノによる無差別攻撃の際、カンロジとハラに盾代わりに使われ死亡する。




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