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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

遠い世界の君から

作者:凍った雫
ニアは生きてしまった。
育った国、よくしてくれた人たち、そして人生を共にすると誓った最愛の人の犠牲の上に。

その命に生きる理由はなく、悲しみに暮れたニアは自分でその命を終わらせようと手をかける。
だがその時、その脳裏にある言葉がよぎった。

『いつか必ず、私を助けにきて——』

それは最愛の人がニアへ残した最後の言葉。
きっと今、ニアがこうなることをも見透かして残したのであろう、ニアにとって唯一の生きる理由となる遺言。

だからこそニアは立ち上がり、傷だらけのその手のひらを握りしめる。
——きっと、彼女ならやりかねないのだとニアはわかっていたから。
そうして静かに、自分へと誓うようにニアは重い口を開き、その言葉を声にする。

「…例え何を犠牲にしても、何を代償にしたとしても、必ず君を救ってみせる」

これは全てを失った男が、たった一つの願いのために再び歩き、そして大切なものを取り戻す。

ただそれだけの物語。
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エピソード 101 ~ 105 を表示中
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