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遠い世界の君から  作者: 凍った雫
夢と旅路
56/105

地を踏み鳴らすは夢の跡 その三

「ニア…!」


 オーゼンとウミ、そしてハドルはニアと別れた後、約束の通りにオーグリィン中央地から離れるように森の中を駆けていた。


 だがその時、ニアへと教えた砂の塔辺りからは凄まじい轟音が鳴り響いてき、遠く離れているにも関わらず駆けるその体をわずかに揺らすほどの衝撃に、オーゼンはつい心配の声を漏らしてしまう。


 轟音が響いてきた。それは即ち封印が解かれたのだということの何よりの証明であり、同時にニアが懸念した通り封印が解かれる前に十分な距離を避難できたのはごく一部の者達だけであり、大半の者達がニアが稼いでくれた時間がなければ避難することが間に合わなかった。


 信頼し、約束し、そしてオーゼンはニアの手を手放した。だがそれは封印に至るほどの怪物と戦い、勝てるということとは無関係であり、だからこそオーゼンはどうしようもなく浮かび上がってくる後悔の念を噛み潰すように小さく歯を食いしばり、そして振り返りそうになるその歩みを無理矢理に前進させる。


ーー誰か、誰でもいい…!誰か、ニアに少しでも手を貸せる人は…!!


 焦るオーゼンは戦いに身を投じるニアへ手を貸せる者は居ないのかと、何もできない自身の無力さを嘆くようにそんな言葉を繰り返し脳内で再生させる。


 走るオーゼンの背後にはオーグリィンから逃げてきた者達が駆けており、その数は優に数百人を超えていた。


 連れられた子供達は恐怖のあまりか泣き出すことを我慢できず、だが親の腕の中に抱かれていることが多少の安心感となっているのか、しばらく辺りを包んでいた泣き声は時間と共に緩やかなものとなっていく。


 吹き抜ける風はオーゼン達を道案内するように木々を絶え間なく揺らしていき、そうして遂に木々の隙間から光が漏れ出した時、


「あんたは…」


「どうした、こんなに大人数で。祭典にはまだ日があるはずだが…」


 見えた光の先、森を抜けたその場所には数人の鎧を身につけたもの達が立ち並んでおり、だが突如として姿を現したオーゼン達に驚きを隠せないように、自身の知らない祭典か何かが行われているのかと不思議に思い、首を傾げる。


 だが事態は深刻であり、一から状況を説明する余裕も時間も残されてはいない。


 そうしてこの場所も安全とは言い切れないと、自分たちと同じくここから離れることを提案しようとオーゼンが口を開いた瞬間、1人の女性が鎧を見に纏ったもの達の中からこちらへと歩いてきた。


 赤い髪に赤い目、後方で長く束ねられた髪などのありとあらゆる風貌が一見するだけでただものではないのだとオーゼンへと理解させ、そして、


「大事か?こんなに大勢が駆け出してくるとは、余程の危機的状況…あるいは、それに近しい状況に見えるが」


「あぁえっと…説明が難しいんだが、とにかくやばいやつが目覚めてニアが…俺の友達が今俺たちを避難させるために時間稼ぎをしてくれてるんだ。でも多分その友達1人じゃ勝てなくて…こんなこといきなり頼むのも失礼だってわかってる。けど…!!」


「…待て、今ニアと言ったか?それは黒い髪をした黒い瞳の…腰に刀を携えた少年か?」


 言葉が足らず、だが必死に訴えかけるように現状を伝えるオーゼンだったが、その口から聞こえるはずのない知人の名前が飛び出してきたことにより、赤い髪の女性はオーゼンの言葉を遮るように声を発し、代わりに自身の思い浮かべている人物と同一の者かを確かめるべく問いをかけてみせる。


 そうして続けて伝えられたその容姿はニアと一致しており、黒い髪に黒い目、腰に刀を携えているという他に見ないであろう特徴を見事に言い抜いた事からオーゼンはその赤い髪の女性がニアとの知人であることを理解し、


「あなたは…」


「ふっ…なるほどな。また近いうちに会うことにはなるかと思っていたが、まさかこうも直近とは…」


 その正体を不思議に思ったオーゼンは何者なのかを問いかけるべく口を開くが、それよりも早く赤い髪の女性は何かに気づいたようにそんな独り言を繰り返し、そして不意に小さく笑うと自身の辺りに立ち並ぶ、同じく鎧を身につけた者達へと目を向け、


「総員、私の友人が今、目覚めたという“何か”と対峙しているとのことだ。加勢には私が行く、ここは任せたぞ」


「はっ!!!」


 迅速にそう命令を下した赤い髪の女性はそれ以上の言葉を残すことなくその場を立ち去ろうと、そしてニアの居場所を知っているのか迷うことなく一定の方向を向き、そして今にも森の中へと姿を隠しそうなほどへとその歩みを進ませる。


 正体すらわからない者への戦闘へと身を投じるために森の中へと歩みを進ませていく赤い髪の女性。だが命を受け即座に行動に移る者達の中に、1人として女性の安否を心配するものはおらず、だが次の瞬間にオーゼンはそれが信頼から成り立つものなのだと理解する。


 あの人なら大丈夫だと。そう思わせるために幾度となく心配を乗り越えて、自身を取り巻く全ての人に自身の力を知らしめ、その上に今の信頼があるのだと。


 だがその時、ある1人の女性が鎧を身につけた者達の中から姿を現し、そして去り行く赤い髪の女性へと言葉を投げかける。


「アンセルさん。どうかご無事で」


 短く、桃色の特徴的な色の髪をしたその少女は、天に祈るようどこか不安気にそう呟き、だがその言葉を聞いたアンセルは唯一聞こえて来た自身を心配する声だからか、小さく浮かんできた笑みを隠すことなく表情へと出し、そして桃色の髪の少女の元へと数歩その歩みを引き下げると、


「ははっ、心配するな。それより、この方達は任せた。私が戻るまで頼んだ」


 安心させるように、或いは心配してくれたその気持ちをきちんと受け取ったのだと伝えるためにアンセルは桃色の髪の少女の頭の上へと手を置くと、そんな言葉を伝えてみせる。


 そうしてアンセルは続けて何かを思い出したような表情を浮かべ、同じく何かを気づいたような表情を浮かべたオーゼンのいる方へとその目を向けると、


「アンセル…?やっぱりあなたは…」


「我ら王番守人、要請に応じ参上した。あとは私に任せておけ」


 肩につけた紋章を風に揺られながら名乗ったその名をオーゼンは知っており、同時に紋章と共に風に吹かれ宙へと靡いていく髪や立ち振る舞い、その全てはつい見惚れてしまうほどに美しく、そしていつのまにかオーゼンは言葉にはできない安心感に包まれていた。


 それはアンセルの堂々とした態度が理由が、あるいはアンセルを信じる全ての王番守人の者達の意思がオーゼンに伝わって来たからか。


 どちらにせよ、自身を見守る全ての者への目配せをしたアンセルは再び小さく笑い、そして次の瞬間にはニアの居場所がわかっているのか、迷うことなく森の中へとその姿を溶け込ませる。


「…ニア」


「心配なのはわかります。でも、きっと大丈夫ですよ」


 無意識のうちにこぼれ落ちたその言葉に返事を返したのは先ほどアンセルの安否を祈っていた桃色の髪の少女であり、少女は僅かな心配の声を漏らしたオーゼンの隣へ立つと、その心を元気付けるようにそんな言葉をかけて見せる。


 それは他の王番守人の者達と同じくアンセルの実力を知っているからか、桃色の髪の少女はオーゼンへと笑顔を向けると、他の人たちと同じく安全な場所へと案内をしていく。


 そうして連れられるようにして歩き出す足取りはアンセルのおかげが先ほどよりも僅かに軽く感じ、だからこそオーゼンは先ほどの桃色の髪の少女と同じく、いまだ戦いの中にいるであろうニアへと僅かな祈りを捧げるのだった。


ーー信じてるからな、ニア


 そうしてオーゼンは気付かない。


 この場所まで共に避難して来たはずの、ある1人の少女がその姿をくらませているということに。














 突如として軽快に現れた王番守人、アンセル。


 いるはずのないその人物にどうしてここにいるのかと、思考することすらもを拒んでいた脳は急激に加速を始め、だが以前オーゼンが口にしていた言葉を思い出したことによりその疑問は納得へと変わる。


「…そうか、オーゼンが要請を出したのはアンセルだったか…」


「わかっているなら話が早い。アレだな?彼が助けを求めた要因は」


「…あぁ、『守宮』のカラク…聞いた話だと、夢の世界の産物だとか」


「カラク…厄災の産物か。なるほど、ならこの事態にも納得だな」


 ニアの言葉に短く返事を返したアンセルの見つめる先には、ニアが吹き飛ばされて来た衝撃のためか酷い土埃に覆い隠されており、だがアンセルはその先にいる者が見えているかのように言葉を問いかけ、そしてニアの言葉を持って納得をして見せる。


 厄災の産物。通常であれば理解することですら数秒を要するその言葉を僅かな驚愕を持って納得するアンセルだったが、次の瞬間には支えているニアの体を自らの方へと抱き寄せると、そのまま軽く体を捻って見せる。


 刹那、ニアがその動作を不思議に思うと同時にその視界には不意に一つの影が映り込み、小さかったその影は時間と共に巨大なものとなっていき、


「っ…!」


 瞬間、凄まじい衝撃が訪れた。巨大な影は一本の大木として、そして確実にニアを狙い撃つかのように先ほどまでニアが倒れ込んでいた箇所へと直撃しており、だが目標を失った大木はその勢いを和らげる物体が消滅したためか、背後に聳える木々を薙ぎ倒しながらようやくのこと静止する。


 そうして2人の周囲を覆うように再び土埃が巻き上がり、ニアが自分が狙われたのだと理解した次の瞬間、


「なるほど、はやいな」


 土埃の中から突如として現れた腕はニアを撃ち抜くべくその頭部目掛けて振り抜かれており、だがニアが迫り来る腕を視界に入れた次の瞬間、その視界に映る景色は僅かに変わり、刹那、ニアの右頬の辺りを凄まじい衝撃が横切った。


 そうして同時に聞こえて来たその声はアンセルのものであり、予想以上のその速さに感嘆の声を漏らしながらも振り抜かれた拳がニアを目掛けてのものだと知っていたのか、再び腰を捻り、自らの掴んでいるニアの位置を僅かに左側へとずらしたことで振り抜かれたその拳はニアへと直撃することはなかった。


 標的を失った事で再び宙へと舞い上がったその拳は辺りの空気を巻き込みながら上昇していき、そして遅れて訪れた辺りの土埃の一才を巻き込むほどのその衝撃にアンセルは再び僅かな驚愕の表情を浮かべる。


 土埃が去ったことにより露わになった姿。先ほどと同様の異形と形容することでしか表すことのできないその姿にアンセルは納得の眼差しを向け、だが当のカラクは完全な奇襲だったにも関わらずなぜ避けられたのか、と不思議に思っているのか首を左右へと折り曲げ、カラカラという乾いた音を響かせる。


 だが刹那、ニアの視界からはカラクのその姿は消え失せ、そして同時に視界の寸前に迫り来る拳が映り込んだ瞬間、


「動線注意だ。そこにはもう『君』がいる」


 瞬間、迫り来ていたはずのカラクの姿はニアの視界から消え失せ、代わりにその体は不可視の何かに吹き飛ばされるかのように薙ぎ倒された木々の間を遡っていく。


 一見すればアストーの力によって再び吹き飛ばされたのかと思ってしまうその現象だが、その威力はアストーの天啓よりも数段強く、まるでカラクの攻撃そのものがカラク本体へと跳ね返っているかのようだった。


「なにが起きて…」


「私の天啓、その内容は『過去の再起』だ。そしてそれは読んで文字の通り、過去にあった出来事を私の目で観測し、そして再起させる。まぁ、言ってもわからないだろうから、少し見ててくれ」


 目の前で起きた事象を理解することができず頭の中に「?」を渦巻かせ、そんな言葉を漏らしたニアへアンセルは簡潔に自身の天啓の説明を終え、だがアンセル自身も自身の力の説明が容易ではないと理解しているのか、言葉よりも見た方が早いと吹き飛んでいったカラクの方へとゆっくりと歩みを進ませていく。


ーーどうなってる…過去の再起…?一体何が何だか…


 血に塗れるほどの衝撃を受けた頭のせいか、或いは単純に状況が飲み込めていないのか、説明を終えてもなお頭の中に消えない「?」を渦巻かせるニアの意識はいつの間にか思考ができるほどまでに回復しており、ただ全身が悲鳴を上げる程度のものに留まっていた。


 そして歩き出したアンセルが数歩の後に再び地面を踏み締めようとその足を踏み出した瞬間、タイミングを測ったかのように舞っていた土埃の中から現れた一つの影がアンセル目掛けて駆け抜け、そしてその側へと瞬く間に接近する。


 わずか2秒後、視界の先に居たはずのカラクはアンセルの喉元へとその鋭利な腕を突き刺すべく半歩手前ほどまで接近しており、だがそんな奇襲すらもアンセルはわかっていたかのように横へと飛び下がることにより容易に回避し、だが先ほどの経験から回避されることを想定していたのか、アンセルの回避を見たカラクもまた空中にて体を捻り、避けたアンセルを追撃するようにその足を振りかぶる。


 体勢は崩されていないにしろ、音と同速に迫り来るその攻撃を見てから回避することは間に合わない。そのまま振りかぶった蹴りは容赦なくアンセルの横腹を貫き…


「惜しいな」


 当たればもれなく戦闘不能に追い込まれるであろう一撃。だがそれは当たらなければどうということはないということの証明であり、だからこそアンセルは命を脅かす一撃が迫り来ているにも関わらず小さく笑い、そしてそんな言葉を口に出した次の瞬間、カラクの姿はまたしても『過去のカラク』によりその場から消失する。


 そうしてほとんど同時に聞こえて来た何かを薙ぎ倒すような音が鳴り響いたことでその音の元へ目を向けたニアは、そこで初めて命中したはずの一撃は目標へと到達する前に消失したことにより宙を舞い、代わりに吹き飛ばされていくカラクの姿をその視界に捉える。


「これでわかったか?私の天啓がどういうものか」


「いや…すまないが全くわからない」


「そうだな…すまないな、私は説明が下手で、どうにか見て理解してもらうしかなさそうだ」


 華麗に地面へと着地したアンセルは吹き飛ばされくカラクを横目にニアの方へと振り向き、そして今の現象を以って自身の力へと理解が及んだかと問いかける。


 だが無論、わかるはずがない。瞬く間に現れたカラクが次の瞬間には何らかの方法で吹き飛ばされていた。


 ニアが理解できたのはただそれだけの情報であり、だがアンセルのその天啓が理解できずとも、ただ一つニアにも理解できる確固たる事実があった。それは、


「要するに、心強い味方が来てくれたってことだな」


「ふっ…そうだな、あぁ。そう思ってくれて構わない」


 戦いにすらならなかった戦いに勝機が生まれた。その事実を理解したからこそニアは碌に力の入らない足で地面を踏み締め、そして戦線へと復帰するべく傷だらけのその体を奮い立たせる。


 その体には今もなお絶えることのない痛みがまとわりつき、わずかにでも油断をして仕舞えば声が漏れてしまうほどの痛みが襲い来る。だが、


「助けは必要か?」


「いや、問題ない。このくらい、極夜に比べればどうってことない」


 冗談めかしく問いかけるアンセルへいつかの痛みを引き合いに出したニアは小さく息を吐き、そして続けて大きく息を吸い込むことで無理矢理に痛みを抑え込み、そして自身の視界の端で木に伏した体勢から立ち上がろうとしているカラクへと目を向ける。


 勝機が生まれたからと言ってニアの実力は何も変わってはいない。ただ、1%でも勝機があるのなら、たとえそれがどれほどあり得ることのない奇跡と形容する以外にない数字であろうと、ニアが立ち上がる理由には十分だった。


 だからこそ立ち上がったニアを見たアンセルは小さく笑って見せ、そしてニアと同じく、自らの視界の先で立ち上がり、体勢を立て直したカラクへと目を向けると、


「それじゃあ、「守宮」退治と行こうか」


「あぁ」


「余を忘れてもらっては困るな」


 アンセルの言葉に頷くことで返事をし、再び死と隣り合わせの戦いへと身を投じようかというその瞬間、しばらくの間行方をくらませていたその男もまた、2人の元へと到着する。


「アストー…!」


 現れたアストーはニアと同じく木々を吹き飛ばされたためか、その服装にはところどころが赤いシミがついており、同時に脱げたフードの代わりに金色の髪が姿を露わにしていた。だが怪我の具合はニアよりも軽症だったのか、かろうじてその体は自らの意思で動いているようだった。


 だが依然としてその体はボロボロであり、小さな呼吸を繰り返すアストーはその重症具合を悟られないために息を整え、そして自らの目の前に立つニアへとアンセルのことを問い始める。


「その者は仲間か」


「あぁ」


 見ず知らずの者であるアンセルへ多少の警戒を敷いていたアストーだったが、ニアが明確に仲間だと言及したことにより敷いていたその警戒を畳み、そして2人の視線を以ってカラクの居場所を理解したアストーはその視線の先、立ち上がり、こちらへと目をやっているカラクをその視界に捉える。


 その目に映ったカラクは明らかに先ほど以上に強くなっており、だからこそアストーはわずかに眉を顰め、いつ襲い来てもおかしくないその現状に先手を取られないために一歩前へと歩みを進ませると、


「なら良い。いくぞ」


 瞬間、カラクの姿はまたしても元の位置から消失し、だがかかろうじてその動きを視界に捉えることができたニアが迫り来るカラクの元へと刃を振り抜いたことにより小さな火花がその刃の元に生まれ落ちる。


 vs夢の産物。3人は、再びその戦いに身を投じるのだった。

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― 新着の感想 ―
アンセルの登場によって物語に新たな希望と緊張が生まれ、絶望の中にも光が差し込む展開が熱い。ニアたちの信頼と覚悟が胸を打ち、息を呑む戦闘描写とテンポの良い展開に引き込まれました。 評価、ブックマークさ…
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