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異世界金融【改】 〜元教師は転生したら働かなくてもいいように無双する〜  作者: 暮伊豆
第一章

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ノリノリの四年生

もうすぐ春が来て、私達も四年生になる。

ウリエン兄上は領都から王都の近衛学院に無事進学したそうだ。

姉上は魔法学校の四年生、卒業して見事王都に行くことはできるのだろうか。


放課後の算数教室は三日に一回ぐらい行っている。アレックスちゃんも覚えが早い方だったが、サンドラちゃんの理解が早すぎる。

もう連立方程式まで解けるようになってしまった。このペースで進んで行くと、一年もしないうちに教えることがなくなってしまう。

困った……数IIBの赤チャートがあれば……


さてクラスのメンバーだが、珍しく変化なし。三年時と全く同じだ。


そして授業はどんどん難しくなっていく。


一時間目、国語。

四字熟語、慣用句について。


二時間目、算数。

割り算。


三時間目、魔法。

魔力計測、四百まで。


四時間目、社会。

天測について。


五時間目、体育。

槍術。


槍は今日が初体験だ。

これは難しい。私やスティード君は力任せに何とかできるが、みんなバランスを取るのに苦労していた。

私の場合、剣も槍も金操(きんくり)で操ると早いのだが、そればかりやってしまうと貧弱な坊やになってしまう。きちんと身体も鍛えないとね。

剣ではスティード君に勝てないから槍では勝てるよう頑張りたくもあるし。

槍の達人と言えば、七本槍とか趙雲とか宝蔵院とか? あまりピンとこないな。

むしろ漫画を参考にして技を磨いた方が面白いかも知れない。


まあ今は授業通りに槍を振るおう。

打ち下ろし、薙ぎ払い、かち上げ、そして突き。デル先生がするように私達もする。

ちなみに私もスティード君もみんなと同じ槍を使っている。と言うよりみんな同じ学校の備品を使っている。誰も槍を持っていないのだ。


こうした型稽古で本日は終了。


放課後はスティード君と槍で少し打ち合ってみた。多分互角と見た。

ふぅ、今日もいい汗をかいたぜ。

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