表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/100

幕間7.この関係が終わるまで

※テオドール視点

「テオドール!!」


「テオ様ぁー!!」


 もう聞き慣れてしまった声にうんざりして頭を抱えたくなった。一年の時はゲイルが、そして二年の技術大会後にもう一人、なんか知らないけど追っかけができた。しかも、女生徒で。


「……モテモテだな」


「う、嬉しくねぇー! ゲイルはまだしも、何なんだよあの女は!」


 一つ下の学年、つまり一年生にいる伯爵令嬢。それがオレを追いかけてくる女生徒だ。眩い金髪を揺らしながら、淑女淑女言う割に軽快な足取りで駆け寄ってくるお貴族様。

 注目される覚悟はしてたけど、まさかこういうことでされるなんて思ってなかった。


「……確か、レント伯爵のところのミシェーラ嬢だな」


「なあ、お貴族様だよな? なーんでそんなお嬢様が口説いてくんだよ! 休み時間ごとだぞ!」


 突然挨拶してきて、突然貴族の暮らしについて憧れはないかと問われ、そして突然口説かれ始めて、その勢いに大分引いてんだけど。

 平民のオレに何を期待してるのか知らないけど、貴族の、しかも伯爵家の婿入りなんかしねーよ! 全く興味ねぇ!


「あそこは代々騎士の家系だな。それこそゲイルと同じで騎士団長の娘だ」


「うげ、オレを好むのはそういうのばっかか? 厄介なヤツばかりだ」


 深く溜め息を吐きながら淹れてもらった紅茶を口にする。銘柄とかそういうの知らないけど、ここの紅茶はすんげー飲みやすい。

 オレ達が避難しているのは武術大会優勝者の特典の専用サロンだ。ここならオレとロイド以外は入れないから安心なんだけど、ただのサロンだから特訓とかはできない。ロイドは気にしてないからいいけど、オレが体動かせなくてストレス溜まる。


 ゲイルはまだいいとして、あのお嬢様はどう対応していいのかわからない。無駄に勢いだけよくて、オレの話を一切聞かない。

 貴族に興味はないって言っても自分は可愛いだろうと言ってきて。

 オレの好みじゃないと断っても大切なのは中身だと言ってきて。

 来るなって言っても聞かないし、関わるなって言っても挫けない。きっぱり迷惑だとも言ったのに未だにやって来るからうんざりする。

 むしろどんどん距離が近くなってきて、オレの貞操が危ない気がしてきた。


「……なかなかに自己主張が強いタイプだよな」


「そんな簡単なもんじゃねーよ! 会話通じねーから最近無視してるのに、あの女の中ではオレとの関係が進展してるんだぞ! わたくしたちの仲ですもの、テオ様がお望みでしたら美味しいランチをお持ちいたしますわ。いつがよろしいです? とか、何も望んでもいないのに勝手に昼食の約束を取り付けようとしたり、この前なんて週末に買い物でも一緒にどうだとか聞いてきたんだぜ! こえーよ!」


「…………ふ、テオは、口真似が、下手だな」


「今はそんな話じゃねーって! 本当もう助けてくれよロイド!」


「無理だな」


「即答!! もう少し悩めよ薄情者!」


 大体、許してもねーのにあだ名使ってるのも腹が立つ。ある程度仲のいい間柄なら別に気にしねーけど、なーんであいつが勝手にオレのあだ名を呼んでるんだよ! お貴族様ってそういうことに細かいんじゃねーのかよ!


「……そのうちお前の実家にまで乗り込んできそうだな」


「うわ、やめてくれ。あり得そうで怖い」


「度が過ぎるようなら、担任にでも相談すればいい」


 確かに、ここにいる教師は貴族と平民が入り混じる学校を担うだけあって気さくに相談に乗ってくれる人が多い。だけど、担任含めて教師にも貴族の人が多くて、相談しても平民側の事情や心情を理解してくれるとは限らない。

 オレが微妙な顔してるのに気づいたロイドは、しばらく何か考える素振りを見せてオレに視線を向けてきた。


「……担任に相談しづらいなら歴史学を教えてくれているマークス先生に頼るのがいいと思う」


「マークス先生って、あの、髪がレンガ色の?」


「ああ、あの人は平民出だから、きっとテオも話しやすいと思う」


 マークス先生は比較的に若い先生だ。おそらくは三十路前くらいかな? だからクラス担当はないものの、穏やかな性格で授業も丁寧にしてくれるからすごく助かってる。歴史学以外での接点がないから、相談するとなるとちょっと気が引けるけど、我慢できなくなったらしてみるかな。






 そうこうしているうちに季節は冬に入る。あと少しでティナが帰ってくる。そう思うとここ最近の疲労は嘘のように吹き飛んだ。

 冬はティナが苦手な季節だ。寒さに弱いらしく、朝起きるのも遅くなるってぼやいてたことがある。だから、手紙の頻度も下がったけど、ちゃんと入学前には顔を出す約束もしてるし、心配はしてない。

 とにかく早く来ないかなって、ガキみたいにソワソワしてしまう。いくら何でも入学式直前でようやくなんてことはないだろう。ティナのことだし、一ヶ月くらいは余裕を見て帰ってくる。そう思ってたんだけど。


「帰って、こない」


 ソワソワしていた感情が次第にイライラに変わっていた。もう始春の月だ。来月で新年を迎え、そのまま入学の運びになる。にも関わらず、手紙も来なければティナも来ない。どういうことだよと湧き出る苛立ちを隠すこともできない。

 そんなオレの様子に、母さんは苦笑を浮かべた。ここ最近の口癖になっているから、またかと呆れているのだろう。


「寂しいのはわかるけど、その態度で接客しないでよ」


「わかってるって。忙しくなれば忘れられるし、大丈夫」


「あ、あと、今日も悪いけど配達行ってくれる?」


 客数が増えた関係で今まで定期的に足を運んでくれていた常連さんがなかなか来られない状況になってしまった。それでも母さんの定食は定評があって、食べたいと思ってくれる人は多いらしい。顔も知ってる常連ならばと、半ば無理をして出前をしている。

 平日なら教会のヤツが二人は来てくれるからまだいいけど、休みはオレと母さんだけだ。オレが抜けると一人になるけど大丈夫なのか、と問い掛ければどうにかするわと頼もしい言葉を述べていた。




 それでもなるべく早く帰れるようにと急いで帰ってきたんだけど、こういう日に限って厄介なことに巻き込まれるんだ。


「お待ちしていましたわ!」


 キラキラ眩しいくらいに黄色っぽい金髪を振り回しながらテンション高く声をかけてきたのは、あのお貴族様のお嬢さん。声をかけてきた頃に予感通り、たまに店まで押しかけてくるようになったはた迷惑な人だ。

 付き人を連れては来てるけど、彼らは基本主人に対して何も言わない。まるで人形のように黙って立ってるだけ。マジ使えない。


「またあんたか。ここには来るなって何度も言ってるだろ」


 かなり険しい声が出た気がする。でももう何度もこの無意味なやり取りしてるから声が低くなるのも仕方ない。オレは身内と認めてない相手に優しくするほど性格よくねーし。



「まあ! だって貴方に会うにはここに来るのが一番確実ではありませんか! さあ、そろそろ観念してわたくしとデートしましょう!」


「……営業妨害だ」


「デートしてくれたらここからどきますわよ!」


 いつものことながら自分勝手な言い分に嫌気が差す。無視してしまえればいいのに、邪魔なところにいるから無視するわけにもいかねーし。

 だけど、そろそろ本当に営業妨害として訴えることできるんじゃねーかな。それだけでも先生に相談してみてもいいかもな。


「あんたなあ、いくら何でも横暴過ぎだろ!」


「貴方が悪いんですのよ! このわたくしの誘いを断るから!」


「何でオレがあんたの誘いに乗んなきゃなんねーんだよ! そんな義務ねーんだから当たり前だろ!」


 オレにこんな女に割く時間はねーんだよ。そんなことするくらいなら特訓なり店の手伝いするなりしたほうが有意義な時間を過ごせる。

 大体、たとえお嬢様であろうと、こいつ年下で後輩だろ。何でこんな偉そうに迫ってくんだよ。

 我慢の限界に近づいてきた頃、店のドアが開く。客が帰るのかと思ったけど、同時に聞こえてきた声にぐわっとテンションが上がった。


「テオー!」


「ティナ! お前、帰ってきてたのか!」


「びっくりさせたくて黙って来ちゃった! ただいま!」


 やっと! やっと帰ってきた! 久しぶりに見る顔はすごく元気そうで、安堵する。邪魔なところに立っているお嬢様を綺麗にスルーしてティナはオレに飛びついてきた。いくらテンション上がってるといっても、ティナがこんな行動を取るのは珍しい。それくらいオレとの再会を喜んでくれてるんだと、オレも嬉しくなってつい抱き上げたままグルグル回った。

 あれ? なんか軽くないこいつ。一年前より多少は重くなって帰ってくるって思ったのに、逆に軽くなった気がした。やっぱり旅は大変だったのか? その割には顔色はいいし、疲れは見えないけど。


「おかえり! 何だ、思ったよりも変わってないな!」


「たった一年だよ? もうそんなに身長は伸びないし、変わんないよ。そういうテオこそ、ほとんど変わってないからね!」


「おいおい、オレはそれでも身長かなり伸びたぞ!」


「そりゃあ、男の子の成長期は少し遅れてくるからねー!」


 確かに、ティナの背が伸びてた時期は二年ほど前だ。それ以降ほとんど身長は変わってなかったように思う。逆にオレはその時期くらいからぐんぐん伸びて、今ではティナの頭一個分くらい差ができてる。抜かされるんじゃないかって一時期不安になってたから、まだ伸びてる自分の身長にほっとしたもんだ。


「な、な、なんですの! いきなり! 貴方は!」


 突然割って入ってきた声に、既に忘れかけていた存在に気づく。キンキンした声が耳に痛い。お嬢様系はみんなこんな風なのかな。ティナは叫んでも引きつった声しないし、こんな風に喚いたりしないからなあ。


「突然現れて、わ、わたくしの、テオ様と!」


「……テオ、様?」


 ティナが何とも言えないという表情を浮かべる。これはテオ呼びに反応してるのか、それとも様付けに反応してるのか、どっちだ?

 てか、オレが呼ばせてるわけじゃねーから、誤解して欲しくねーな。


「おい、あんたに愛称を許可した覚えはない。何度言ったらわかる?」


「なっ!」


「それにティナは――」


 あんたとは違う。オレにとっての唯一無二の女がティナだってことを口にしようとしたら、ティナが手を上げてオレの声を止める。にこやかな笑みを浮かべたティナは、不安なんて微塵も感じてないようだった。オレが何か言わなくてもきっとわかってくれてるんだ。信頼してくれてるのはすげー嬉しいけど、オレの言葉がいらないって言われてるのはなんかちょっともやっとするな。


「お初にお目にかかります。私はティーナと申します。この度、魔法学校へと入学する運びとなりました。以後、お見知りおきを」


 今まで見たこともないくらい完璧な挨拶だと思った。何度かお嬢様方の挨拶してる姿を見たことあるけど、こんなに綺麗なのは見たこともない。

 多分、オレ相手に挨拶する人がほとんど男爵とか子爵とかその辺の人しかいないからだとは思うけど、逆に言えばティナはそのレベルの人達とは比べものにならないくらい、綺麗な所作を身につけてるってことになる。

 たまにばあちゃんが力入れるところよくわかんねーよな。もしかして、貴族の嫁にでもする気だったのか? 人にもらいたきゃもらえと言っといて? そりゃあ、ねーんじゃねーの?

 一人よくわかんないところでモヤモヤしていれば、突然目の前が明るくなる。チリチリと襲ってくる熱気に顔を上げれば、あろうことかお嬢様は人の家の前で火の玉を作り出していた。

 辺りから悲鳴が上がる。そりゃそーだ。ここにいるのはほとんど平民だ。魔法が使えるヤツなんていない。しかも、こんな世間知らずの大きさの火の玉を出すようなヤツなんてもっといない。

 ここにきてようやくあの従者が慌てた様子で声を上げてるけど今更遅い。どうするかと考えてる間に、先にティナが動いた。


「呆れた。人の店の前で迷惑にも程があるわ」


「何をごちゃごちゃと! 食らいなさい!」


「黙って食らうほど馬鹿じゃないから」


 まだ、魔法学校入学前。オレの時も相当驚かれたけど、きっとティナはそれを上回る注目を浴びるんだろうな。

 だって、あの火の玉の大きさは相当だ。魔力量だけを言うならロイドといい勝負かもしれない。それを、たった指先一つの動作で、一瞬で打ち消してしまうほどの水を作り、そして水すらも消す。対象となるものだけを濡らすなんていう、相当な魔力操作がないとできないことをさらりと披露したティナに、オレは久しぶりにじわりと滲み出る焦りを感じた。

 隣に立ちたいと思うヤツが、凄すぎるのも考えものだ。頼もしいとも思うけど、それ以上にオレじゃあ釣り合わない気がしてきて困る。まあ、幸いなことは、他にも釣り合うヤツがいないことだけど。


「お嬢様、今日のところは……」


「そ、そうね。それではテオ様、また学校でお会いしましょう?」


 いや、会いに来なくていいし。

 流石に気まずくなったのか、そそくさと帰る二人を見送って、溜め息をつく。これに懲りたらしばらく店に来るのはやめてほしい。


「テオ、恋人はもっと人を選んだ方がいいよ。いくら逆玉の輿だからって」


「ちっげーよ!!!」


 お陰で冗談とはいえティナに言われたくないこと言われてすげー腹立った。






 ティナも来たことだし、今日は少し早めに店を閉めて三人で食卓につく。あちこち街を回ってきたというティナは話が尽きることなく喋り続けていた。生き生きとしたその姿に、旅を許したのは間違いではなかったんだなと安堵する。

 だけど同時に、一人でも生きていけそうな彼女に寂しさすら覚えた。それでも彼女以外の隣で生きるつもりはないし、彼女自身にもオレのことを必要だと言わせるつもりだ。


 話すことはほとんど話して、順番に入浴したりしてまったりとした時間を過ごす。今は母さんが風呂に行ってる。隣の宿には浴室がないから、ティナも入っていくらしい。


「そういえばテオのバディって今女性? 男性?」


「何だよいきなり。男だよ。前に相談しただろ? 魔法が苦手な友達って。同じクラスの伯爵家。ちょっと変わってるけどいいヤツだから、今度紹介するよ」


「ふぅん……今日みたいな人がいるんだから、バディも女性から誘われてそうだなって思ってたんだけど、そうじゃないんだ」


 それはどういう意図で聞かれてるのか。ティナは時々よくわからない。顔を見ても、ワクワクしてもいないし、不安そうでもない。ただ聞いてみたという感じで、複雑だ。


「いや、二年のバディ決めの時、同学年の女生徒に誘われたけど、断ったんだ」


「え、何で?」


「……オレは、ティナ以外の女とバディを組む気はないから」


 はっきりと自分の気持ちを口にしながらも、気恥ずかしさに声が小さくなる。だけど、横にいたティナにはしっかり聞こえていたようで、目を軽く見開いてオレを見つめてきた。


「……そっか、そっかそっか! うん、私も、テオ以外の男の人とバディは組む気はないよ」


「本当かよ……」


「当たり前じゃん! ずっと、ずぅっと前から、私の隣は、テオだけの場所だから」


 嬉しそうに目を細めて笑うティナのその言葉は嘘には思えなかった。

 綺麗になったな。

 変わってない、なんて嘘だ。確かに身長は伸びてないけど、ふっくらと丸かった輪郭は少しだけ引き締まって、大人っぽくなった。

 可愛い印象だったのが、今では綺麗だと口にしてしまうくらいに。


「その言葉、忘れんなよ」


「忘れないよ。だって、ずっと隣にいたいって、私が昔から思ってたことだから。自分の望みを、そう簡単に忘れたりしない。私が、どうしてこんなにいっぱい勉強して、魔法の練習してきたか、テオ知らないでしょ?」


 悪戯する子供みたいにニンマリと笑ったティナは、空のように綺麗な瞳をオレに近づけた。


「テオがどんな道を選んでも、ついて行けるように、ね」


 やっぱり、一年も旅してきたことは、大きかったのかもしれない。綺麗になった。大人っぽくなった。だけど、それ以上にティナは少し、遠くを見るようになった気がする。

 漠然としていた未来を、自分で思い描くものにするために、形を整えてるように思えた。

 そして、そのティナが考えるその未来に、オレがいる事実がすげー嬉しい。じわりと心が熱くなって、抱きしめたい衝動に駆られる。


「そのセリフ、オレが言わなきゃいけない気がする」


「え、そう?」


「そうだよ、今だってお前に勉強教えてもらってるようなもんなのに。ほんと、お前何しに学校行くの?」


「あー! またその話する! 夢壊すようなこと言わないでよ! いいの、テオが作ってくれた道標確認するためにも、学校には行くの!」


 ムキになって叫ぶティナに思わず笑って、その頭を撫でる。まだ、幼なじみのポジションのまま。だけど、少しだけ距離が変わった気がする。

 ティナがどんな道を選んでも、オレもついていく。そう言ったつもりの言葉を、ティナは当然のように受け取ってる。一緒にいることを互いに望んでいる。それが当たり前の関係になってる。そのことが嬉しくて、楽しくて。


 ずっと、ずっと一緒にいたい。


 溢れ出る思いを、敢えて口にはしない。いつか、別の形できちんと言うその日までは、ただ温かいだけのこの関係に満足しておく。




 幼なじみの関係が終わる、その時まで。




 

これで第一部幕間は終了です。長々とありがとうございました!


ようやく第二部の魔法学校編です。学校ものをあまり書いたことないせいで、それっぽくなるか不安ですが、王道展開含めて楽しく書けれるよう頑張ります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ