表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/100

幕間3.家族とティナとそれ以外

※テオドール視点

 カサリと教科書を取り出すと同時に手紙が鞄から落ちて、オレはしまった、と思った。夏季休暇にティナと会った際、あいつからまさかの貴重な魔道具を渡された。それが手紙や小物なら対になる魔道具の元に送れる通信用転送アイテムだ。移動系の魔道具はとてつもなく高価な物で、アイテム自体小さくてもそれがどれほど貴重な物か、オレにだってわかる。そんなものもらえるはずがないと断ったけど、オレと手紙のやりとりをいつだってできるように手に入れたんだと言われれば受け取らないわけにはいかなかった。

 小さな箱型の魔道具は寮の机の上に置かれている。何か届いていれば付属の石が光って教えてくれるようで、今朝起きた際に手紙が届いていることに気付いて何も考えずに鞄に突っ込んできてしまった。

 だけど、普通に考えて学校で読むなんてできるはずがない。恥ずかし過ぎる。

 飛び出た手紙をすぐさま拾い上げようとしたその瞬間、横から手が伸びてきて先に拾われた。


「なんだー? 平民が一丁前に女から手紙もらってんのか? へぇー、ティーナねえ。可愛い字じゃねーか」


 あの嫌味野郎が高い位置で手紙をかざして封筒に書かれているティナの文字を読む。ニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべる男に、今までにない怒りを感じて一歩、前に踏み出した。その瞬間に手紙を奪い取る。


「……あ?」


「触んな」


 多分、こいつはオレの動きが見えなかったんだろう。目を丸くしてオレの手を凝視して、それから自分の手を見て手紙が無いことに気付いたようだ。遅い。

 ここは魔法を使った戦闘を学ぶのがメインだ。とはいえ、それだけじゃない。希望者には魔法以外にも剣や槍、弓等の武具を使った戦闘も教えてくれるし、同時に魔法をかけ合わせていくのが普通だ。誰かと戦うことを想定しているんだから、相手の動きにも敏感にならないといけない。魔法だけ使えればいいというわけじゃない。

 いくら魔力量が多くても、これじゃあこいつは戦場には一生出られないだろうな。


「お、おま、俺に向かって何て口を!」


「同じ学年の同じクラスに敬語なんて使う必要はないし、勝手に人のモン取るヤツを敬うほどオレの育ちはよくないもんでね」


「~~っ、ハン、お前なんかに手紙送るヤツなんて、どうせその辺で泥だらけになって働いている底辺の存在だろ。お似合いじゃないか」


 あ、コイツ無理だ。絶対痛い目食らわす。沸々と腹の底から湧き出る怒りに無言で睨みつければ、小心者のソイツはまだ何か嫌味なことを口にしながら席に戻っていった。周囲はそんなオレ達に冷ややかな視線を向けていたけどどうでもいい。

 何も知らないヤツにティナを貶されることだけは我慢できなかった。






「それじゃあ丁度いいのがもうすぐあるじゃん。武術大会が」


「武術大会? ああ、そういえば一年に一回あるって言うバディ別トーナメントで闘うあれですか?」


 その日、丁度技術の授業があって、その時にディーノ先輩につい今朝のことを愚痴っていた。その時、オレの幼馴染が女であることに一番驚いていた先輩だけど、オレにあいつをぶちのめす機会はすぐにあると教えてくれた。


「そうそう。もう一か月ないな」


「え! 大会って言うくらいだからもっと事前に何か準備とかさせられるのかと思ってたんですけど、そう言うの無いんですね。実感わかねー」


「あはは! わかるわかる。まあ、日々の鍛錬を大会で披露するって言うだけだから。上位になれば平民であっても国からも貴族からも注目されて、実際将来貴族入り間違いないっていう扱いをされるらしいぜ。だから気合いは入れるべきだけど、学校側としてはただの生徒の成長披露会だから特に目立った何かをさせるつもりはないんだろうな。まあ、だからそこでアイツよりも上の順位になるか、直接対決できるなら思い切りヤればいいじゃん」


 そいつのバディって誰だっけ? ああ、あいつか。あいつならオレも嫌いだから一緒にぶちのめせるな。なんて、ディーノ先輩は軽い口調で同意してくれた上にやる気を見せてくれる。オレの気持ちに応えてくれるその姿勢に嬉しくなって、よろしくお願いしますと頭を下げた。


「なるようになるさ。ただ、オレもお前も連携を取れるほど器用な性格じゃねーから個人戦を同時にやるみたいな戦闘方式になりそうだけど」


「別に大丈夫です。あいつをヤれるなら」


「うぉお、マジでキレてんだな。テオって結構穏やかなタイプだと思ったけど、そういう一面もあるんだな。そんなにその幼馴染って大切なのか?」


 穏やかだと思われていたことには驚きだが、確かにあまり人に対して怒ったり、喧嘩を売るなんてことはあまりしない。ティナと会う前まではそれなりにケンカもしたし、ちょっと強いことに威張っていた記憶はある。あまり思い出したくねーけど。恥ずかしいから。

 でも、今はもうそういうの面倒だし。勇者を目指しているわけだけど、正義のヒーローになるほどの熱血は子供のうちにどこかに捨て去ったと思う。その一番の影響がティナだけど。

 あいつが慈愛に満ちた聖女になれないのなら、オレも正義を語るヒーローになるつもりはなかった。オレが目指すのは、聖女のための勇者だから。そう思ってティナのためだけに生きていたらいつの間にかこうなってた。


「まあ、そうですね。将来……オレの女にする予定なんで」


「うお、何かすげーかっこいいセリフ聞いたわ」


「惚れた女のこと馬鹿にされたら黙ってらんないです。オレが底辺にいたらあいつのことも馬鹿にされるって言うなら、来年は一クラス上を目指します」


「うおおお、マジかっけーじゃん! オレが惚れそう」


 妙に感動している先輩は無視して、とりあえずトーナメントであの嫌味野郎とぶち当たることを祈ろう。順位で力の差を見せつけてもいいけど、実際当たった方が確実なのは確かだ。でも、こればかりは運だからなと息をつく。もし当たんなくてもオレに下手なことを言えないように、圧倒的な強さを見せつけようと、魔法の練習に力を入れた。






 そして、武術大会当日。何と、オレの希望はあっさり通った。一回戦目であの嫌味野郎と見事当たったのだ。俺と先輩は一年と二年のバディ。相手は一年と三年のバディ。だから遠慮なんていらない。本気で打ち合える。


「お前を公式に倒せるなんてこれほどいい機会はな―――ぶへはっ!!!」


「それは、こっちのセリフだ」


 まず、踏み込みが甘いし、振りが遅い。オレの攻撃をまったく読んでないし、いざという時に魔力を練ってもいない。話にならない。こんなヤツに少しでも馬鹿にされていたなんて思うと、今更ながらに自分が情けなくて仕方なくなる。


(やっぱり、来年は一つ上を目指そう)


 たとえ、勉強が苦手でも、こいつに負けている部分を作ってはいけない。そう思った。そのせいで自分が護りたい存在も貶されるのなら尚の事。だから、これは最初の一歩だ。


「勝者、ディーノ&テオドール!」


 開始一分もしない内に勝利の旗を掲げられる。その成果に満足して、オレは先輩とハイタッチを交わした。


 あまりにもトントン拍子に勝ち進んでしまったと思う。一勝から始まり、気付けば二勝、三勝して、次が準決勝だ。と思ったら、いきなりあっさりと負けてしまった。勝つのも負けるのも思った以上に短時間で、実感はいつまで経っても湧かないものだなと僅かな疲労感を覚えて息をつく。


「お疲れーっす。まあ、何だ、ここまで来たらせめて二位とかになりたかったな」


「それもう決勝じゃないっすか。流石に厳しいですよ」


「いやー、トーナメント戦って運でもあるしさ。あ、でもまだオレ達戦うぜ? 三位までは表彰されるから、三位決定戦があるんだ」


「え」


「しかも決勝前にはっきりさせたいからわりとすぐ」


「げっ!」


 あっさり勝負が決まっていくとはいえ、それでも四戦目を終えたばかりだ。そこそこ体力に自信のあるオレも、まだ戦わないといけないとなるとうんざりした気分になる。だけど、こればかりは仕方ない。腹を括って次に備えた。

 三位になるには二回戦って勝たないといけない。まずは同じブロックで闘っていたバディとの対決だ。二年生同士のバディで、オレ達とは違い一人が接近、一人が遠距離のバランスの合った二人組だった。けれども、接近型二人と接近一人では食い止めるのは難しかったようで、結構あっけなく勝利を掴む。

 そして、次はもう一つのブロック同士の闘いを見学して、ようやく三位決定戦に入る。


「向こうはオレ達と同じで一年二年コンビだな」


「そうっすね。一年はオレより一つ上のクラスにいた人ですね。二年の方わかりますか?」


「ああ。幸か不幸か、学年だけじゃなく闘い方もオレ達と同じタイプだな。気を付けろよテオ。相手はどっちも父親が騎士団所属の生粋騎士系コンビだ」


 うわ、そりゃあ厄介だな。ということは、今回も考えるまでもなく学年同士での対決かな。というか、既に相手の一年生、オレしか見てねーし。騎士って戦闘になると真っ先に矢面に立たされる割に、直情型が多いのは何でだろうな。王族とか貴族に仕える分、礼儀正しさ含めて忠誠心が必要なのはわかるけど、融通が利かなくなるのは不利に働かねーのかな?

 そんなどうでもいいことを考えている間に試合開始の合図の旗が振られる。同時に、四人一斉に動き始めた。

 カァン、と模造剣がぶつかる音が響き渡る。オレが相手をしている男は同学年の一クラス上にいた、確か名前はゲイル・ロータス。貴族のことはあんまり知らないけど、同じクラスの貴族が話題にしていたことがあったから覚えている。確か第二騎士団長の次男だ。伯爵家でもあるから、きっとそれなりに魔力も高いとは思う。けど、この試合でそれらしい魔法を見た覚えはない。毎回正直に剣を振るって力ずくで勝利をもぎ取っていた。

 となれば、オレもそれに倣うべきだろう。

 力比べをしたらオレが負ける。体格差もあるが、流石に騎士団長を親に持つだけある。きっと朝から晩まで剣の特訓に勤しんでいたに違いない。お遊びみたいな剣の振り方とは全く違う。ここにきて、初めて剣の打ち合いに心臓が跳ねるのを感じた。

 打ち込まれた剣を自分の剣で受け止めつつそのまま横に流す。向かってくる力を真正面から受け止めずに、外に逃がして相手の体制を崩す。これはばあちゃんから受けた指導の元会得したオレの技だ。


(脇、肩、足、肘……一瞬は隙ができるけど打ち込みに入る前に隙が消えるな。流石に一筋縄じゃいかないか)


 ただひたすらに力を逃がす動作を繰り返しながら相手の動きを観察する。右、左、下、左。相手の剣を受け止める度、鋼が削られていくようだった。それでも焦らない。力では勝てなくてもスピードはオレの方が上だ。逃げることも、考えることもできる。後は勝手に相手が苛立ってくれれば儲けもんだ。


「クソッ! 何故当たらない!」


「まだまだぁ!」


 打ち合うこと数分。未だに一撃もオレに当たらないことにゲイルは焦ったようだ。深い緑の短髪を振り乱しながら剣を大振りしていく。獰猛な肉食獣のようにオレンジがかった茶色の瞳をまっすぐにオレに向ける。そうしてできた隙を、オレは見逃さなかった。身を低く屈めて一気に懐に入り込む。この至近距離で模造剣を振り抜くのは難しい。だから、振るのではなく柄を押し付けるようにして打ち込んだ。


「ぐぅっ!」


 命中。一瞬息ができない激痛を与えたようで、ゲイルの視線からオレが逸れる。相手に余裕を与えない。それほど弱い相手でもないから、容赦はいらない。一歩だけ後ろに下がる。同時に剣を後ろに振って、その勢いのまま相手に叩きつけた。

 騎士として、魔法を一切使わなかった相手に、同じく騎士としてとどめをさす。審判の戦闘不能の合図を確認した後、オレはすぐさま先輩の方へと向かった。向こうも向こうで実力が拮抗しているようだった。けれど、オレ達と違ったのは剣だけの対決ではなく、ディーノ先輩に勝る魔法を利用して優位に立とうとしたようで、相手は容赦なく植物を使って距離を作っていた。


「くそっ!」


「先輩、オレが行きます!」


 〝木〟の魔法なら、オレの魔法は優位だ。喜々として植物の盾に炎をぶつけた。おー、よく燃える燃える。威力を上げて中央に穴をあけてやれば、何も言わなくても先輩が突っ込んだ。こういう思い切りの良さは流石だよな。信頼されてて何よりだ。


「な、反則じゃねーか!」


「いやいや、正当なやり方だろ。魔法と魔法だし、二対二なんだから」


 オレがそう言っている間に、先輩の剣が相手の隙を突いて見事に決まった。植物が全て燃え尽きたその瞬間、勝利の旗が掲げられた。




「いやー、マジで三位になれるとはな。いい思い出ができたわ。お前を相棒に選んで本当によかった!」


「先輩の実力ならオレじゃなくてもいけたと思いますけどね。オレもあいつを直接負かせたから満足しました」


 ただ嫌味野郎を負かせることしか考えてなかったから、三位以内に入ると賞品をもらえるとは思ってもみなかった。順位に見合った賞金と記念の楯だ。思わぬ臨時収入についつい頬が緩む。一位になると学校の特別サロンを好きな時に自由に使っていい権利ももらえるらしい。これ、すごいのはそこにいる使用人やお茶、菓子等も利用権利に含まれるらしく、使用料金などかからないらしい。他は誰も利用できない完全なるプライベート空間となる。学年が変わるとバディが変わる可能性もあるが、その場合でも当事者の連れは一名のみ利用許可がもらえるのでかなりの好待遇だ。


「テオドール!」


 もらった楯を眺めていたら後ろから唐突にでかい声で名前を呼ばれる。聞き覚えのある声に思わず怪訝な顔をして振り返った。

 そこにはさっき負かしたゲイルが仁王立ちでいた。


「お前は、もう将来どこに入るか決めているのか!」


「は? え、何が?」


「騎士団に入るんだろう! どこを希望してるんだ!」


 どうしてそんな話になるのか。学校を卒業した後のことなんてまだ考えていない。勇者になるために剣の特訓を欠かさず行っていたけど、騎士になりたいとは思ったことがない。そりゃあ、確かに父さんの背中を追って騎士団に入るのも考えたことはあるけど、未だに父さんが死んだ日のことが頭をチラついて決心がついていない。

 そもそも、何でそれをコイツに教えなきゃならないのか。ずっと思考停止していても生活ができないし、いつかは騎士団入りのことを真剣に考えないといけないことはわかっている。だけど、それは今じゃない。今、考えるのは面倒臭い。


「別に、まだ考えてない」


「何故! どれほどの剣の腕なら誰もがその道を選んでもおかしくはないだろう!」


「……腕を認められるのは有り難い話だけど、オレの道はオレが思うままに決めること。あんたにそうやって決められる筋合いはねーんじゃねえ?」


 相手が伯爵家の息子だろうが、同学年である以上オレは敬語を使う気はない。特にさっき負かしたばかりの同い年のガキだ。そんな必要はないはず。だから、オレの将来についてもこいつに教える義務はないし、聞かれるような仲でもない。睨みつけるように見返せば、ゲイルは少しだけ身を引いたが、すぐに持ち直す。


「オレは、騎士団長である自分の父を誇りに思っている。故に、将来は王宮騎士になるのが夢だ。だから、絶対にお前よりも上に行く!」


 なるほど。ライバル宣言をしたかったわけだ。

 熱血キャラだな。戦い方もそうだけど、何事にも手を抜けないし、素直にまっすぐ突き進まないと気が済まないタイプ。嫌いではないけど、面倒な性格だ。

 頭を使うのが好きじゃないオレは、実はこういう面倒ごとは嫌いだ。どうすればうまくいくのかとか、どうすれば回避できるのかとか、そういうことを考えたくない。実際、オレが頭を使うことは家族のこととティナのことくらい。だから勉強も好きじゃないんだけど。

 でも、まあ、それくらいは受けて立とう。


「いいぜ。その挑戦受けてやるよ。オレだってオレなりのプライドってもんがある。でも、素直に魔法も使わずに剣だけで闘うなんて、今回だけだ。次はルールに許されるあらゆる方法を用いて、立ち直れないくらい容赦なく叩くからそのつもりでいろ。お前も騎士の端くれだろ。剣だけで、なんて甘ったれた考えはもうやめるんだな。敵はお前に合わせてくれねーぞ」


「ああ、望むところだ!」


 幼い頃から勇者を目指してきたオレは、力の限り夢に注ぎ込んできた。その根本は今でも変わらない。だからこそ、今のオレは、その力を注ぐ方向をほとんどティナに傾けている。

 他のことは〝面倒〟で片づけるばかりで、だからこそこれは気まぐれに近い。

 そんな気まぐれを起こすほどに、このゲイルの飾ることのない感情に心地よさを覚えたのかもしれない。それに……。


『その代わり、私が学校入ったら道しるべになって。今度も、倍以上の早さでテオに追いつくから』


 学校に入る前に言われたティナの言葉を思い出した。勉強は無理だけど、実技に関してなら頑張れる。だってオレ、あいつと一緒にいたせいでここでは規格外らしいし。

 だから、これもあいつが入って来た時の道しるべになるために必要なことなんだろう。すんごい面倒だけど、あいつのためになるのなら、仕方ない。


(こんなにオレが尽くしてるって、知らないんだろうなあ)


 いっそ自分が憐れに思えて仕方ないけど、その道を選んだのはオレだ。どっちにしてもまだあいつに自分の気持ちを明かすわけにはいかないんだし。

 だから耐える。とにかく耐える。面倒なことでも、あいつを思ってやり切るしかない。

 あいつの道しるべになるには、三位なんかで満足してちゃいけねーよな。なら、来年は一位を目指そう。そしたら、ティナが入学した時に向けられる好奇の視線も少しは緩和するだろうし。


 あーあ、どうしてこんなに惚れちまったんだろうなあ。

 好きな気持ちが萎えることはないけど、たまに考える。ま、好きなもんは好きなんだけどな。



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ