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文明の濫觴  作者: 烏木
第11章 来訪者
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第18話 製材

「今回は、柱を造る。柱を造る木はどれだ?」

「~~~~~~~~~~~」

「スギ、ヒノキ……~~~~」

「そう、その通りだ」


鶴郎くんを主講師、義秀を通訳 兼 助講師にした体制で避難民に製材を教えている。


丸太を切って角材や板材などに加工するのが製材だが、決まった寸法に切るだけという単純な物ではない。

一つとして同じ物がない天然物の丸太を決まった寸法に切る事自体が結構な難度を誇るが、それ以外にも、乾燥工程での変形を見越さないといけないし、どのような寸法に切るのかや、その寸法の材木が切り出せる丸太の選定や、歩留まりの勘案も必要になる。


基礎知識として、先ずは樹種の判別と樹種別の用途(向き不向き)を知る必要がある。

古くは日本書紀で素戔嗚尊(スサノオノミコト)が自分の体毛から様々な樹種をつくり、杉と(クスノキ)で舟を、檜で宮を、(マキ)で棺を造るようにと述べたという記載がある。


この用途だが、物凄く大雑把に言えば、針葉樹と広葉樹に分ける事ができる。

大凡の傾向でだが、針葉樹は真っ直ぐ上に伸びやすいので長尺の木材を得やすく、生長が速いので柔らかく加工もしやすいため柱や梁などの構造材に使われやすい。

一方で、広葉樹は横に枝葉を広げることが多いので木材として得られる長さが短くなりやすいのと、生長が遅いため硬くまた重い傾向があるため、家具や床材などに使われやすい。

もちろん、これは大雑把な傾向で、樹種によって耐水性、耐久性、腐朽性、圧縮強度、引張強度、曲げ強度、温度変化による変形性、乾湿変化による変形性などはかなり異なる。


木造建築物の柱や梁は杉や檜、土台や床材は栗や(カバ)、家具は桐や(ナラ)(オーク)、木造船は杉や樟、槍の柄や棒は(かし)や栗や胡桃や山毛欅・椈(ぶな)、弓は(あずさ)一位(いちい)や真竹などが代表的な用途と樹種になる。


つまり、用途によって使用する樹種や製材の方向が変わってくるので、それに合わせて製材しないといけない。

これについてはどの木を伐るのかにも関わってくる話だし頑張って覚えてもらうしかない。



型金(かたがね)を当てて、鉛筆で目印を書く。やってみて」

「~~~~~~~~~~~」


今、教えている内容は、玉切りした丸太の断面に俺らや山雲組が『型金(金型(かながた)ではない!)』と呼んでいる目印を付けるための道具――規格品の大きさの鉄板に取っ手を付けた物や、切る厚みの幅に切り込みが入っていて印をつけられる物で、縫製などで使う型紙の建築バージョンを鉄で作った物もの――を当てて切るところに印を付ける工程。


本職なら目分量でもキッチリ仕上げられるが、素人だと目印を付けていてもその通りにカットできる事の方が稀なレベルなので目印を付けないという選択肢はない。


しかし、こういった型を当てて寸法を測る方法は真っ平な物でなければ誤差が出てくるから製材には向かない計測方法だし、本来はこんな測定方法は採らないが、やむを得ない事情があるので使っている。


俺らや山雲組では目印を付けるとしてもL字型の定規である曲尺(かねじゃく)差金(さしがね)ともいう)で測って目印を付ける。

その方が使う道具も少ないし自由な寸法に(こしら)える事ができるからだ。


では、どうしてそうしないかというと、避難民は数字が分からず曲尺の目盛りが読めないから。

実際、山雲組でも数字が怪しかった初期の頃にはこの型金を使っていた。


山雲組も数字をしっかり覚えた後は曲尺で寸法を測る方法にシフトさせたし、ホムハル集落群は読み書き算盤の基本部分は仕込んできたので、山雲組で仕込む素人も数字は読めるので最初から曲尺で寸法を測る方法を教えている。

だからこの型金群は倉庫の片隅で埃を被っていたいたのだが、今回はこの骨董品を引っ張り出してきた。


曲尺は物凄く考えられた定規で、普通に長さを測るだけではなく、丸太から取れる角材の大きさや円に巻き付けるのに必要な長さや特定の角度(九〇度と四五度)が出せる。

これができるのは、曲尺には通常の寸法の目盛り以外に角目(かくめ)といって通常の寸法を二の平方根(ルート2)で割った値(例えば約一四.一四二センチメートルの所に一〇とでている)や、丸目(まるめ)といって通常の寸法に円周率を掛けた値(一〇センチメートル ÷  円周率 ≒ 三.一八三一センチメートルの所に一〇とでている)が目盛られているから。


角目の使い方は、丸太から切り出せる角材の大きさを割り出すというもので、丸太の一番幅が狭いところに曲尺を当てたときに角目が指しているのがその丸太から切り出せる角材の正方形の一辺の長さ。

丸目の使い方は、円に巻き付けるのに必要な長さ(円周)を割り出すもので、円の直径に曲尺を当てたときに丸目が指しているのがその円の円周の長さ。


角度の方だが、これは角目や丸目は関係なく直角(九〇度)は曲尺の角がそうで、四五度は直角二等辺三角形の角度は四五度、四五度、九〇度だから曲尺で同じ長さのところを結べば出せる。

(偶に一対二のところを結べば三〇度や六〇度が出せるという誤りを覚えている人がいるが、一:二:三の平方根(ルート3)の直角三角形は、短辺:()():長辺 が 一:二:三の平方根(ルート3)なので、短辺:長辺 = 一:二 の直角三角形だと 短辺:長辺:斜辺 = 一:二:五の平方根(ルート5)の直角三角形なので、角度は約二六.六度と約六三.四度になってしまう)


どうしてそうやれば測れるのかや、なぜ二の平方根や円周率がでてくるのかを理解しているのは美浦の一部の人間だけだと思うが、分からなくても使い方さえ分かっていれば実用上の問題はない。

それらの理由を理解しようとすると……小学校レベルの算数(図形)や中学校レベルの数学(幾何学)の知識――図形の相似、円周率、三平方の定理(ピタゴラスの定理)――が必要だが、それが分かっていれば説明を受ければ簡単に理解できる。


丸目の方は分かり易いと思う。

円周の長さは直径に円周率を掛けた値だから丸目で直径を測ったらそこに円周率を掛けた値がでている。


角目は少し面倒だが、角材の断面を正方形、丸太の断面を円とすると、角材の断面と丸太の断面の関係は正方形とその外接円の関係と同じで、正方形の外接円の直径は正方形の対角線の長さと等しく、正方形を対角線で区切った三角形は直角二等辺三角形なので、正方形の辺の長さと対角線(=外接円の直径)の関係は 一:二の平方根(ルート2)になる。


挿絵(By みてみん)


だから、円(丸太の断面)の直径が分かれば、それを対角線とする正方形(角材の断面)の辺の長さは直径を二の平方根で割った値なので、それが角目にでている。


ここらの円周率や三平方の定理もそうだが、道路などの勾配を表すのに三角関数のタンジェントを使っているなど、地味に数学って実社会でそれとは知らずに使われている。



「目印を付けたら鋸で挽いていくが、どこから挽いていくかは大事だから」

「~~~~~~~~~~~~~~~~」

「図を描いているから、これも見てどこから挽いていくか見て」

「~~~~~~~~~~~~~~」


樹種の知識の他にも知らないといけない事がある。

それは樹木が生えていたときの状況による性質の違い。


平地に生えていたならそう大きな違いは無いが、傾斜地に生えていた場合――たいていは山なので傾斜地になる――は、斜面の上側(木表(きおもて))と下側(木裏(きうら))で性質が異なる。


ここでいう木表・木裏は匠の祖父の知り合いの製材屋さんの言い方で、木板の木表・木裏とは異なる。


木板の木表は木の中心からみた外側で、木裏は中心に近い側の事を指すが、この木表・木裏が明確に生じるのは板目の木板であって、柾目の木板は表裏は気にしないというか無い。


挿絵(By みてみん)


木材は木目に沿って割れたり剥がれたりし易いので、木目が板に対して直交方向に走っている柾目だと簡単にぱっきり割れてしまうので、空手などでの板割りの演武などで使うのでなければ板として使用するには不向きだが、木目がまっすぐ平行に走っていて美しいので工芸品では重宝される事が多い。

特に分厚い柾目を取るには樹齢が長くて太い丸太が必要になるので希少性と併せて青天井の値段が付く事もある。


源次郎さんは知り合いの将棋のプロ棋士が将来有望なお弟子さんがプロになった記念に贈る将棋盤の材を探しているという話を聞いて、七寸盤の天地柾(てんちまさ)が取れる日向榧(ひゅうがかや)という碁盤や将棋盤にするには最上級の物凄く希少な材を譲ったお礼にアマチュア段位を贈呈されている。


天地柾というのは表(天)も裏(地)も真っ直ぐな柾目の木目が走っている材なのだが、木目が細かい中心に近いところで厚みの上下で同じ木目になるよう切り出した材なので、木の直径は取り出す材の五倍以上必要になる。


宮崎県産の本榧(日向榧)から七寸(七 ÷ 三三 ≒ 二一.二センチメートル)もの厚みで天地柾を取るとなると樹齢五〇〇年で足りるかどうかといった感じだし、その上で乾燥によるひび割れや落雷の跡や節などが全く無い美品となると……金を出せば手に入るといった代物ではない。

源次郎さんは相場より安め(それでも結構なお値段)で譲ったそうだが、棋士さんがそれだけでは気が済まないとアマチュア段位を贈呈したのも頷ける。


対して板目は木目が板と平行に走っているので柾目のように割れる事はないので板に向く、というか板に向く木目具合だから板目と呼ぶ。


そして、木目に沿って割れたり剥がれたりし易い性質から中心に近い側の木裏は凹形に剥がれ易いという欠点があるが、外側の木表は木目が潜っていくのでそういう事はない。

木表は損傷しにくい上に木目の模様が美しいので、人の目に触れる表の部分に使われる事が多い。

伊達に『木()』と呼んではいないのだ。


ただ、板材は木目が真っ直ぐになろうとする方向、つまりは木表の両端が持ち上がる形に反っていくので、歌舞伎の檜舞台の床はわざわざ木裏を上にして張っている。

木表を上にしていると反った時に尖った出っ張りができるが、木裏を上にしていると蒲鉾状になるので摺り足が引っかかる事がないからだそうだ。


閑話休題、知り合いの製材屋さんの言う木裏は斜面の下側なので木を支えている主体になり、常に木表側に反る方向に力を掛けていて木が真っ直ぐ上を向くようになっているので、木裏を単独で切り出すと思いっきり木表側に反るし、木裏を取られた原木は木裏側に少し反る。

対して木表は切り取っても双方ともにほとんど反りは生じない。


ただ、これは針葉樹の話(建材の多くは杉や檜などの針葉樹が多い)で、広葉樹は少々事情が異なる。

針葉樹は斜面の下側を強化して樹木全体を山側に押すことで支えるのだが、広葉樹は逆に斜面の上側を強化して樹木全体を引っ張ることで支えているから応力が掛かる部分と方向が逆になる。


この様に樹木が環境に対応して異常発達した部分や異常発達の結果反ってしまっているものを業界用語では『アテ』とか『陽疾(ようしつ)』いうのだが、針葉樹は斜面の下側に「圧縮アテ」が、広葉樹は斜面の上側に「引張アテ」がでている事が多い。


挿絵(By みてみん)


アテの部分は輪切りにした断面を見れば年輪の幅が他と違っていたり色が異なるなどで分かるが、このアテの部分から取ったアテ材は思いっ切り反るので、通常はアテの部分を外して製材して、廃材にしかならないアテの部分は薪などにして売ることもある。

まあ、美浦では薪などの燃料にしたりウッドチップにして紙の原料にしたりキノコの培地にしたりする。


そして、製材時は最初にアテが無い方を上にして鉛直方向に鋸を入れて両端の木横を切り落とし、両端が円弧で上下(もしくは左右)が平行な直線を断面とする形状(業界では『太鼓』とも呼んでいる)にする事が多い。

これはアテがあって応力が掛かっている側を上にして切ると切っている最中に木が反りあがって事故が起きる事があるからだ。

帯鋸などの機械を使う場合でも、最初はアテがない方を上にして木横を挽いてから裏返して反対側の木横挽いて太鼓を作る。


この時に、木横を切り落とす幅は角材を取るのか板材を取るのかで決まり、角材を取る時は比較的分厚く切り落とすし板材なら薄く切り落とす事が多い。

角材を取る時に厚めに切るのは切り落とした部分を板材に加工する事もできるからで、板材を取るときに薄く切るのはその方が取れる板の幅が広くなるから。


その後は太鼓を必要な厚みで切って角材や板材を得るのだが、この時も木表(アテがない側)と木裏(アテがある側)は出てくる。

木の反りがほとんどない(アテが無かったり弱い)ならどちらから切っても大差がないからどちらから切ってもよいが、反りが大きい(アテが強い)場合はアテが強い側から切って原木が反り直すのを確認しながら鋸をいれていく。

こうしないと出来上がった材木が反り返ってしまうからだ。


この材木を取るときは規格より若干大き目に切っておく必要がある。

そうするのは、切られた事によって周りの応力がなくなって変形する事があるのと、材木に加工してからも乾燥させるので乾燥に伴う変形もあるからで、出荷直前に規格に合わせて削ることで規格通りの材木を出せるようになる。


「それじゃあ、やってみよう。一番最初が大事だからゆっくりでいいから目印通りにきちんと挽いて」

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

「声を掛け合ってやらないと全然進まないぞ」

「~~~~~~~~~~~~~」

「イッチ、ニィ」

「イッチ、ニィ」


■■■


今回は割愛したようだが、丸太を所定の長さに切る『玉切り』も今後はやっていかないといけない。


現代日本では伐倒した直後に山で玉切りしてから搬出する事がある。

しかし、玉切り作業も結構危険が潜んでいるので、美浦やホムハル集落群には山で玉切りするのは熟練者以外には許可していない。

そしてその熟練者も、何らかの理由で一本物のまま搬出するのが難しいからやむを得ず玉切りせざるを得ないとかでも無い限りは好き好んでやりたがらない。


山で玉切りして搬出する方が木を一本丸々運び出すより楽なのは分かっているが、チェーンソーが使えれば比較的短時間で玉切りできるが、現状では足場が悪いところで人力でぶっとい丸太を鋸でギコギコ……正直やりたくないっす。


現代日本でも(ふもと)まで運んでから作業場(これが製材所の事もある)で玉切りする事も多々あるし、製材所で玉切りする事も多い。特に輸入材はほぼ買い取った製材所が玉切りする。

麓の作業場や製材所で玉切りするなら玉切りに特化した道具を使うし固定具もちゃんとしているから問題はないが、ここではそうはいかないから労災を予防しながら品質良く玉切りするには工夫と技量が必要になる。


玉切り作業にどんな危険が潜んでいるかというと……

常に圧縮方向に力が掛かっている側(たいていは木表)に鋸を入れると挽いてできた空間を埋めるように縮まってくるので深く挽きすぎると鋸が挟まって取れなくなってしまう。(これがチェーンソーだとチェーンソーが壊れたりチェーンソーが暴れて非常に危険な状態になったりする)

かといって木裏から切ると切っている最中に木が裂ける可能性が高くなる。

だから、鋸道といって圧縮荷重がかかっている側から幹の四分の一から三分の一ぐらいを切ってから、反対側から切っていくと比較的安全に裂ける可能性を低く抑えて切断できる。


そして、そこまでしても切断した際に丸太が跳ね上がったり逆に落ち込んだりしたり転がったりすることがある。

平地で固定具などで対策できる場所ならともかく、傾斜地でこれをやるなら木のどこにどういう力が掛かっているかを見極めるのは当然として、どこからどのように鋸を入れるかや、切断した際にどう動くかまで計算しないと安全に玉切りするのは難しい。


ちゃんとした建材を得るための製材用の玉切りは、最低でも直径二〇センチメートル、通常は直径三〇センチメートル以上の木を切るし、丸太の長さも一〇尺(約三メートル)が定尺なので、それだけの直径と長さの丸太が暴れて直撃を受けたり、転がってきた丸太の下敷きになったりしたら結構な怪我を負う可能性が高い。

定尺で玉切りした直径三〇センチメートルの杉の丸太の重さは二〇〇キログラムぐらいはあるが、それが圧し掛かってきたら……ね。


日曜大工や薪ストーブ用の薪をとるための細い木の玉切りや、素人相手の丸太切り競技のように切り落とす部分が短いなら気にしなくてもいいが、業として行うには色々な知識やあれやこれやのテクニックを要する。


他にも板材の場合は年輪に対して平行する方向に鋸を入れる『板目』と直交する方向に鋸を入れる『柾目』の特性の違いや用途の違い。


『心材/芯材』といって木の年輪の中心に近い部分(樹種によって異なるが杉などは赤みを帯びているので『赤身』とも呼ばれる)と『辺材』と呼ばれる外縁部(たいていは淡色なので『白身』や『白太(シラタ)』とも呼ばれる)の性質の違いや、それによる用途の違い。

赤身と白身が混じっている板材は(源氏の白旗、平氏の赤旗から)『源平』と呼ばれたり、木表が白身で木裏が赤身の板材を『甲付(こうづき)』と言ったりする。


源平は模様の話だからあれだが、甲付は実用上の理由もある。

節の無い甲付の板目の板材は発酵桶など長期間使用し続ける桶の材料として重宝する。

どういう事かと言うと、硬く締まった芯材(赤身)とその年輪が一番広く取れ、木表が辺材(白身)ということは芯材の年輪が切れていないから水密性や気密性が高いという事。

それもあって美浦では奈緒美の非常に強い要望で、杉は最優先で甲付を取る事になっている。


その他の要素としては角材にしろ板材にしろ節の有無も関わってくる。

節があると強度が落ちることが多いので構造材としての等級は下がるが、強度がいらない部分(天井板など)や飾り(床の間の化粧柱(床柱)など)なら節が良いアクセントになるので有用だったりする。


これらの知識はもちろんの事、一つとして同じ物がない樹木を見極めて適切な加工ができる能力を求められるのが製材という工程になる。


義秀が真似事はできるが教えるのは自信が無いというのも致し方ない。


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