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#86


 #86,素朴な疑問!




「操縦士~! どこでありますか~! 操縦士~!」

 ――商店街方面。

 だいぶ暗くなり、すでに人通りが少なくなりつつあったそこを、声を上げて進むポテンちゃん。私はその後について歩き、キョロキョロ、とひっきりなしに首を動かし、パイロくんの姿を捜した。

 ……。

 ……ん? あれ? ちょっと待って?

「あ……ね、ねぇ? ポテンちゃん?」

「そうじゅ……ん? 何でありますか、総督代理?」

 ピタリ。立ち止って振り返ったポテンちゃんに、私は……なんだかかなり申しわけなく思いつつも、それが〝とても重要なこと〟だったために、思いきってその素朴な疑問について聞いてみた。

「あの……今さらで悪いんだけど、パイロくんって……ど、どんな子……なの?」

「……え?」

 ……。

「ああっ!!? そういえば言ってなかったであります!」

「だよね!? 言ってないよね!?」

 まさに根本的な部分での見落とし……言わなかった自分が悪いと思ったのだろう。ポテンちゃんは慌てて謝ってきた。

「ごめんなさいであります! ポテンたちが分かっているのは当然でも、会ったこともない総督代理たちが分かるわけがなかったのであります!」

「う、ううん! いいの! だって最初に聞かなかった私たちが悪かったんだし……そ、それよりどんな子なの? 特徴とか教えてくれる?」

「は! はいであります! えーと、髪の毛は、ツンツン、尖ってて、色は赤で、目は団長みたいな感じで、それから操縦服を着てて……」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




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