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#84


 #84,第三班・ポテン&ロタチーム!




 ――商店街方面の道路。

「それじゃあポテンちゃん。私たちはさっきおつかいに行った道を通って、それで交番の裏手側の道を、ぐるっ、と一周してからお姉ちゃんたちの所に戻るからね? 準備はいいかな?」

「もちろんであります!」

 そう元気に答えたポテンちゃんは、ビシッ! と敬礼を決めて、改めて話した。

「総督代理! この度は我が小隊の仲間を救出する作戦にご協力いただき、感謝しますであります! このご恩は一生忘れないであります!」

「そ、そんな! ――ポテンちゃんたちはもう、私たちの〝家族〟の一員なんだよ? だからそんな、恩だなんて……そこまで気にしなくてもいいよ?」

「??? 〝家族〟、でありますか? それって、ええと……〝どんなの〟でありますか?」

 えっ!? ど、〝どんなの〟って…………ああ、そうか。

 何となく察しがついた私は、控えめに微笑みながら話した。

「〝家族〟っていうのはね? いつも一緒にいる人たちのことを言うんだよ? 例えば、アミちゃんたちとか……ポテンちゃんはアミちゃんたちのこと好きでしょ?」

「当然であります! 隊長たちは大切な大切な〝仲間〟であります!」

「ふふ♪」

 ずいぶん宇宙人ごっこにハマってるなぁ。なんてことを思いながら私は続けた。

「そう、〝それ〟。ポテンちゃんが言う特に〝大切な仲間〟のことを、地球では〝家族〟って言うの。――私も、お姉ちゃんも、ポテンちゃんたちのことを〝大切〟に想っているから、私たちは〝家族〟。えと……わかったかな?」

 なるほど……そう、ポテンちゃんは大きく頷いて話した。

「しかし、それならば余計に感謝の気持ちが必要なのであります! 大切な仲間……〝家族〟に敬意を表すのは、当然のことなのであります!」

「そっか。それもそうだね♪ じゃあ、そんなもう一人の大切な〝家族〟捜しにレッツゴー!」

「おー! であります!」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




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