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#81


 #81,ちょっと待ってってば!




「――って!!? のん気なこと言ってる場合じゃないじゃない!!!」

 大変! そう思ったあたしは、ゴハンも途中に慌ててスマホを手に取った。――そう。二創さんに連絡を取るためである。

 しかし……!!

『おかけになった電話は、現在電波の届かない所に――』

「う、うそ! こんな大変な時に! どーしよーっっ!!?」

 こうなったらいっそ、警察に……!! そう思った、その時だった。

「よし! こうなったらアミたちでパイロのことを救出に向かおう!」

 突然の提案……いや、もはや〝宣言〟だった。

 アミちゃんたちは残りのゴハンを一気に口にかき込んだかと思うと、すぐに整列した。

「それじゃあ、サーチは北へ! ポテンは東! ケアは――」

「ちょちょちょ!!? ちょっと待って!!?」

 勝手に進む話に、あたしは慌ててストップをかけた。そのまま話す。

「みんなそれぞれ別の場所に捜しに行ったら、みんな迷子になって余計に大変なことになっちゃうかもしれないでしょ!!? ここは警察に頼んだ方が……!!」

 確かに……!

 動きかけたアミちゃんたちは、あたしの言葉でその動きを止めた。しかし、その僅か数秒後、

「よし! じゃあこうしよう!」

「……え?」

 隊長らしく、アミちゃんが改善案を述べた。

「まず班を四つに分け、第一、第二班はここで待機! そして第三、第四班はそれぞれ指定されたマップ内を捜索後、ここに戻ってきて第一班に報告! 報告後、それぞれの役割を入れ替え、パイロが見つかるまでこれを続ける! ……これでどう!?」

「「「「異議なし!」」」であります!」

「ちょっとーーーっっっ!!?」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




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