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#73


 #73,……が、がんばれシスターズ!




「……ちょっと~? さっきから二人で何を話しているのよ~?」

「「わっ!?」ケアちゃん!!?」

 後方からの突然の声。驚いたあたしたちは慌てて振り向くと、いつの間にか。そこにはまさに、ジト~、っとした目であたしたちのことを見つめる、ケアちゃんの姿があった。

 あはは! ととっさに、あたしは笑ってそれを誤魔化す。

「な、何でもないよ! ちょっとロタにおつかいの内容を確認してただけ! ね、ね! そうだよね、ロタ!!?」

「え!?! あ! うん! そうそう!」

「……作戦完了の報告をしていた、ということかしら~?」

 うん! うん! ――ロタといっしょに、全力で首を縦に振ると……まだ少し疑わしい眼差しを残しつつも、ふ~ん? とケアちゃんは一応納得して話した。

「……まぁ、それならいいのよ~。でも、みんなそれぞれの任務で疲れてお腹がすいてるから、できるだけ早めに報告を終わらせてほしいのよ~」

「あ! そ、そうだったね! ……ごめんね? すぐに用意するから、もうちょっとだけ待っててね? ――ほら、ロタも手伝って! 買ってきた物冷蔵庫に入れて」

「わ、わかった!」

「……頼んだのよ~」

 そう言い置くと、ケアちゃんはリビングへ戻って行った。

 それから数秒……はふぅ~! と、お互い作業をしながら大きなため息をつき、今度はできる限り小さな声で話した。

「危なかったね、お姉ちゃん?」

「そうだね。でも、そっか。〝家族が増える〟って、こういうことなんだね……あたしもがんばらないと……」

「……困った時は何でも言ってね? できる限り協力するから」

「うん。ありがと♪」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




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