表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/97

#66


 #66,誤魔化し続けるとこうなる!




 ――先ほどよりもさらに小さくなってしまったお姉ちゃん。

 ――腕組みをし、ジト目全開でお姉ちゃんを見下ろすケアちゃん。

 ――そして……問題の、テーブルに並べられた〝三つの同じネックレス〟。

 ……〝場所〟、〝役者〟、〝証拠品〟……全ては〝揃った〟。

 ここから導き出される計算は、ものすごく簡単である。

 ――そう、即ち、これから行われるのは、お姉ちゃんに対しての、


 〝取り調べ〟……というやつだ。


 ――バンッ! ケアちゃんが証拠品の並べられたテーブルを強く叩いた。瞬間、ビクン! とお姉ちゃんの身体が跳ね上がったけれど……ケアちゃんはもちろん、そんなお姉ちゃんのことを労わったりはしない。そのまま、続けた。

「……さて~? 正直に話してもらうのよ~? ――〝これ〟はいったい、どういうことかしら~? なぜ、同じ物が〝三つ〟もあるのよ~?」

「……えと……その…………」

 ……ごくり。お姉ちゃんは、思わずつばを飲み込んでから、恐る恐る、答えた。

 でも、その〝答え〟というのが――

「た……〝たまたま〟…………?」

 ――だった。当然、それでは済むはずがない。

「ちゃんと正直に言いなさーいっっ!!」

 ピッカー!! 「うわっ!? まぶしっっ!!?」

 アミちゃんの懐中電灯攻撃……。まさに、〝取り調べ〟って感じだ。

 瞬間……私は、なるほど、と思った。

 お姉ちゃんみたいにごまかし続けると、いつか必ず悪い形となって〝自分に返ってくる〟のだ。――私も、今度はちゃんと、ごまかさずに。ポテンちゃんに話さないと……ね?




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ