表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/97

#65


 #65,それだけじゃなかった!




「ほ……ホントにごめんなさい……今度からはちゃんと片付けます……」

「その約束、本当に守れるのかしら~?」

 こくこくこく!

「……それなら、今回はこのくらいにしておくのよ~」

「あ……ありがとうございます……!」

「…………」

 ――お姉ちゃんが喜ぶだろうと思い、せっかくお店にきたお客さんがプレゼントしてくれた物なのに、それをそのまま置きっぱなしにしていた……。

 そのことを怒られ、小さくなったお姉ちゃんが何度も頭を下げていると……どうやら、ようやく許してもらえたらしい。はふぅー、とケアちゃんは大きなため息をついた。

「やれやれ、なのよ~。権力や名声に心を支配されていない、普通の地球人であるリタお姉ちゃんがこの様子では、地球が荒廃していくのも、何だか分かる気がするのよ~。――ロタはそんなことしてないでしょうね~?」

「え!? わ、私!!?」

 ブンブン! 私は、私に飛び火しようとしたその話題を、慌てて首と手を振って振り払った。

「全く、してないよ!? ――だって、そもそも、プレゼントをもらうこと自体が稀だし……」

「……ふ~ん? なら、いいのよ~」

 とはいえ、困ったわね~? ……と、しかしなぜか、私にそれを確認してからケアちゃんはあごに手を当てて悩み始めた。

「地球人の思想がここまでのものとは……正直、思ってもみなかったのよ~。これでは、ただ〝平和〟の概念を植え付けただけでは、状況は何も――」

「看護長! また何やら出てきたぞ!」

 ――と、その時だった。隣の洋室からサーチくんが慌てた様子で持ってきたのは、〝三つ〟の〝ネックレス〟だった。しかも、全部メーカーの物で、〝色も形も全く同じ〟も…………

 …………え?




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ