#64
#64,気疲れ!
「――た、ただいま~!」「ただ今帰還したのであります!」
「――あ! やっと帰ってきた!」
――お姉ちゃんのアパート。
あの後、結局何だかんだとポテンちゃんの質問攻めにあいながらも、それをごまかしにごまかしまくってなんとかそこに帰り着くと……どうしたのだろう? 何やら慌てた様子で、すぐに奥のリビングからアミちゃんが走ってきた。
「隊長! ただ今帰還したのであります! 無事に任務も――」
「それどころじゃないよ! 二人共、すぐにきて! リタお姉ちゃんが……!!」
「え!!?」
お、お姉ちゃんに何かあったの!!? ――慌てた私はすぐに玄関に荷物を置き、「こっち! 早く!」とリビングへ走って行くアミちゃんの後を追った。
――そして……!!
「お姉ちゃん!!!」
がばあっ! ――飛び込むようにその中に入ると、そこには……!!
「――さぁ、説明してもらうのよ~? 〝コレ〟はいったい、どういうことなのよ~?」
「……あの……だから、それは…………その………………」
腕組みをし、仁王立ちになって見下ろすケアちゃんの前に、限りなく小さく丸まって正座をする、お姉ちゃんの姿が…………。
「…………なに……してるの、お姉ちゃん……???」
「あ……ろ、ロタ…………」
実は、ね……? と力なく、お姉ちゃんは静かに説明した。
「お店にくるおじ……お客さんたちからもらったプレゼントを、片付けもしないでそのままにしてたら……ケアちゃんたちに怒られちゃって…………」
「…………」
……何か、損した気分かも…………。
ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




