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#62


 #62,〝平和のシンボル〟!




 ――何か! 何かポテンちゃんを納得させられるような、それっぽい理由はないの!!?

 遂には焦り始めてきた私は、慌てて辺りを見回し、理由となるような物を探したけれど……う、うぅ……そんなの、あるわけないよ~!

 そう。だって、忘れてきたのは事実だし、面倒なのも事実。結局こうやってエコバックを持ってきている私だって、おウチではゴミ袋として普通にああいう袋を使ってゴミを捨ててしまっている。……自分も同じようなことをやってしまっているのに、それをごまかせるような理由が私の身の回りになんか、あるはずがないのだ。

「……はぁ」

 仕方がない。そう思った私は、一度大きくため息をついた。

 ……たぶん、ポテンちゃんは怒ってしまうだろうけれど……ここは素直に本当のことを話すしかない。――ポテンちゃんだって、ちゃんと説明すればきっとわかってくれるはず……だよね?

「実はね、ポテンちゃ――」

「――ん? 総督代理? 〝あれ〟は何でありますか?」

「……え?」

 と、その時だった。突然ポテンちゃんが〝お店の入口〟の方を指差したのだ。

 私は慌ててそれを確認してみると、そこには――

「……〝リサイクル品〟回収ボックス?」

 ……。

 ……。

 ……。

 ――これだぁっっ!!!

 思わず叫んでしまいそうになったそれを飲み込み、私はすぐにポテンちゃんに説明した。

「実はね、ポテンちゃん! あれは、地球の人たちが〝平和〟を守るために作った……そう! 〝平和のシンボル〟なんだよ!」




 ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




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