#53
#53,どうしましょう!?!
「――だ! だいじょうぶ!? ポテンちゃん!?」
いたた! ポテンがお尻をさすっていると、いつの間にか離れていた手……総督代理が慌ててポテンの正面に駆け寄り、しゃがんだであります。
「ご、ごめんね? ポテンちゃん……私が急に呼び止めちゃったから……」
「い……いや! ポテンが考えごとをしていたから悪いだけ……いたた、であります……」
「え? ……〝考えごと〟???」
――はっっ!!? しまったであります! また思わず言ってしまったであります!
ああぁ~っっ!! とポテンは、頭を抱えたであります! どうしてこう、ポテンはこんなにも簡単に秘密を……!!
――その時でありました。当然、というべきか、ポテンのその言葉を聞いた総督代理は、首を傾げながら聞いてきたであります。
「考えごとって……いったいどうしたの、ポテンちゃん? 何か困りごと???」
「い、いや、べつに困っているわけではないのでありますが、その……ごにょごにょ」
「???」
……ど、どうしよう!? であります! もうここまできたら、言ってしまった方が……ああいや! でもそれでは威厳が保てなくなるし……!!!
「えーと! えーと! あの! でありますね!? だからその! えーと!!」
「?????」
ううぅ~!! ど~しよ~!! であります!!!
「……無理して言わなくてもいいだよ?」
「……えっ?」
瞬間、でありました。総督代理は優しく微笑んで話したであります。
「誰にだって、話したくないことはあるもんね? だから、無理して話さなくてもいいんだよ? ――でも、もし私に何か手伝えることがあったら、何でも言ってね! 協力するよ!」
「そ……総督代理…………」
ロリ☆ ショタ☆ みにミニあーみ~♪




